【黒いアゲハチョウ】夕立がやんだ夕方、用を足しに 生ゴミ捨て場に行ったら、黒いアゲハチョウが 盛り土にとまり、「吸水」しているのを見つけた。あいにく ヴェストを着けていない。あわてて仕事場に戻り ヴェストを着用、左ポケットのカメラを取り出しながら 現場に戻った。
そっと近づいて 撮影しようとしたら、すぐに飛び立った。大変 敏感な蝶である。しばらく待っていたら あたりをひらひらしていて、3メートル先の 木の葉に止まった。(写真3)
しかし これでは 前羽根も後羽根も 黒く、わずかに後羽根の内側後端に 赤い斑点があることしか わからない。
「よい生態写真」とは、一枚で 生物の種とその生態がわかるものを いう。(これは2枚なので よくない。)
蝶の分類学者でもあった 分子生物学者の 故柴谷篤弘先生から、「蝶は捕ろうという気持ちを 捨てないと取れない。自分が周囲の一部と化し、取ろうという意識が消滅したとき、欲せずして取れる」という 善の境地みたいな話を 聞いたことがある。
で、しばらくボーッとしゃがんでいたら、いつの間にかま た生ゴミを埋めた土の上に たかっていた。完全に静止するのでなく、何時でも飛び立てるように 羽を小刻みに動かして、土の水分を 吸っているようだ。(写真4)
後羽根の前縁に白帯があること、前後翅とも、外縁に 白く細い縁があることが 確認できた。
昼間の明るいときでも ここは、桃の木の枝が 上を被っていて暗い。まして夕暮れ時で、相手は羽を動かしている。接近しては撮影できない。ISO1600、距離3mでズーム、ストロボ使用、という条件下にやっと撮影できた。
図鑑を調べると「クロアゲハ♂」で、「後翅前縁に 横白条があるのが特徴」とある。食草は かんきつ類に 山椒、イヌザンショウなどとある。オスは花以外に「湿地にも降りる」とあるから、間違いないだろう。裏庭にはユズ、 ホンザンショウ以外に イヌザンショウも生えている。
そっと近づいて 撮影しようとしたら、すぐに飛び立った。大変 敏感な蝶である。しばらく待っていたら あたりをひらひらしていて、3メートル先の 木の葉に止まった。(写真3)

「よい生態写真」とは、一枚で 生物の種とその生態がわかるものを いう。(これは2枚なので よくない。)
蝶の分類学者でもあった 分子生物学者の 故柴谷篤弘先生から、「蝶は捕ろうという気持ちを 捨てないと取れない。自分が周囲の一部と化し、取ろうという意識が消滅したとき、欲せずして取れる」という 善の境地みたいな話を 聞いたことがある。
で、しばらくボーッとしゃがんでいたら、いつの間にかま た生ゴミを埋めた土の上に たかっていた。完全に静止するのでなく、何時でも飛び立てるように 羽を小刻みに動かして、土の水分を 吸っているようだ。(写真4)

後羽根の前縁に白帯があること、前後翅とも、外縁に 白く細い縁があることが 確認できた。
昼間の明るいときでも ここは、桃の木の枝が 上を被っていて暗い。まして夕暮れ時で、相手は羽を動かしている。接近しては撮影できない。ISO1600、距離3mでズーム、ストロボ使用、という条件下にやっと撮影できた。
図鑑を調べると「クロアゲハ♂」で、「後翅前縁に 横白条があるのが特徴」とある。食草は かんきつ類に 山椒、イヌザンショウなどとある。オスは花以外に「湿地にも降りる」とあるから、間違いないだろう。裏庭にはユズ、 ホンザンショウ以外に イヌザンショウも生えている。
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