ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【梅雨明け】難波先生より

2018-07-03 15:30:02 | 難波紘二先生
【梅雨明け】
 これについては7/1(日)に集金に来た、新聞販売店の人が「こんな梅雨は初めてだ。なんか地震の多発といい、天候の異変といい、おかしい」と話していた。

 既に沖縄は梅雨明けしているので、本州も梅雨明けに入ったと思っていた。ところがメディアは「梅雨の中休み」と、ここ何日かの晴天を報じていた。晴天日には蒼空と夏雲が見えるので、梅雨の中休みとは思えない。つまり気象庁の発表を垂れ流しているのだろう。
 どだい、気象庁の現役で、梅雨の中休みにできる雲の立ちのぼり方と、夏雲のできかたの違いを知っている人がいるのであろうか?
 微気象学を知らずして局地的な気象の予報ができるわけがない と私は思う。
 ここにも過度の専門分化の弊害があると思う。

 6/25(月)に、日本気象予報協会の「え! もう梅雨明け?」という報道をネットで知った。
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2018/06/25/1066.html
 古来、梅雨はまず沖縄から明けるのが、マクロ気象学の常識。

 要は気象予報も専門家化・細分化され、計器の測定データを鵜呑みにするため、マクロの動きが読めなくなっているのであろう。私は自分の常識と自己の観察結果を信頼する。
 この晴天続きの空にかかっているのは「うろこ雲」であり、夏雲である。この雲は夜も出ていて、はるかに高い位置で月や火星を時折さえぎっている。
 裏庭にホタルが飛ぶようになったのも、例年のように梅雨明けの夏の風物詩である。
 家内は7/2(月)の夕方、ヒグラシの鳴く声を聞いたそうだ。
 あれは梅雨明けから鳴く、夏のセミである。
 生態学的な証拠は、いづれも夏が来たことを示している。
 日本の夏は熱帯の雨期と異なり、湿度が高くじめじめしているのが特徴で、ここがアフリカの雨期とは異なる。これは、実際に経験したことのない人には 分からないだろうと思う。

 6/26(火)には昼間、「こぬか雨」が降った。傘がなくても平気な雨だった。空は一面低い雨雲に覆われていたが、夜、見ると空の高いところに、うろこ雲が出ていて、雲の切れ間から丸い月と その側に火星が見えた。うろこ雲の下には低い雨雲が流れていた。

 東京は30℃くらいの暑さらしいが、ここは日中の外気温が22℃位で、軽井沢と変わらない。
梅雨前線はもう東北地方に移動している。
 よって梅雨はもう明けたと私は考える。他人が信じようと信じまいと…。
(7/3火:午前11:30、戸外の天候は小雨、気温18度、湿度58%で、梅雨の雨とは思えない。室内エアコンは除湿モードにしている。)


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