【男性用トイレなど】
深夜の再放送で見たのだが、NHK「ためしてガッテン」で、男性用便器で小便すると飛沫が周囲に飛び散るというのをやっていた。
「プラトー何とかの法則」というのがあって、水の表面張力のために、水柱は12センチ伸びると、水滴に変わる傾向があるのだという。よって便器から離れて放水すると、飛沫が周囲に飛び散りトイレの床が汚れるのだそうだ。
なるほど思い当たることがある。「もう一歩前へ」という無粋な案内は見たことがないが、昔、広島市の薬研堀にあった行きつけの小料理屋の男性用トイレには「気をつけて貴方の思うほど長くない」という小粋な短冊が貼ってあった。
それで自宅のU字型をした腹接着部のあるTOTOの男子トイレについて、壁面から水平に腹部までの距離を測ってみたら、ちゃんと12cmあった。
要するにU字形部に腹を接して、ほぼ水平に放水をすれば、便器外に水滴が飛散しないように作られていることが分かった。こっちは下向きに放出すればよいとばかり思いこんでいて、トイレの適切な使用法を知らなかったというわけだ。TOTOは「ウォッシュレット」を開発した会社だが、男性用小便器についてもよく研究している。(写真1)
こういうしつけは、子供時代から家庭か学校で教えておく必要があるな。
昔の学校ではトイレはくみ取り式で、便槽にはオシッコもウンコも一緒に溜まっていた。大部分が液体だからウンチをすると「おつり」が来るので、よく便器の端に大便が引っ掛かっていることがあった。で、小学校の教頭先生が、「おつりの来ない排便方法」を教えてくれた。これは今でも覚えているが、便器自体が変わったので、「薫陶の成果」を生かす場がなくなった。
(写真1)
今後は、これに学んで、ちゃんと腹を便器の上部に押し付けて、水平に放水しようと思った。
「立ち小便、よくぞ男に生まれけり」で屋外、屋内ともしゃがんで小便するのは、ご免被りたいものだ。
計測のついでに、風呂から出た時に、釜池豊秋先生の『糖質ゼロ食事術』(実業之日本社)の「各論2」にある、「肥満とは?」(p.153-155)にある、「BMIもインピーダンス式体脂肪計の測定は面倒で、当てにならない。<へその横の皮膚をつまんで、男性で1cm、女性で2cmなら適正体脂肪率だ>という命題の真偽を試してみた。伸長167cm、体重45.7KgだからBMIを計算すれば20以下で私は<やせすぎ>になる。体脂肪率は測定したことがない。ただ釜池式のへそ脇皮膚をつまんで測定したら、10.2mmあった。手背の皮膚をつまんで、同様の測定をすると3mmしかないから、皮膚本来の厚さはその程度で、後は皮下脂肪(体脂肪)だろう。釜池式体脂肪測定法には「簡便・合理性」があると思った。
<付記=前述の従兄弟宅で雑談していて、この話をしたら、従兄弟が「わしは最近やせたが、どんなものだろうか?」と腹を出してへその脇の皮膚をつまんだので、胸ポケットにいつも挿している15センチの物差しを取りだし、厚さを測定したら4センチ強もあった。ぜんぜんやせていない。>
「専門家とは簡単なことを難しい用語を用いて説明し、聴衆に分からないのは、自分の頭が悪いせいだと錯覚させる能力をもった学者だ」という箴言があった。昔、ある帝大教授の農学者が農民を相手に「土壌改良の重要性」について、長い講演をしたそうだ。やっと終わって質疑応答に入ったら、ひとりの農民が「今日はたいへん貴重なお話をありがとうございました。ところで、ひとつ質問があるのですが、先生の言われたドジョウは、黒ドジョウのことでしょうか?それとも縞ドジョウのことでしょうか?」と聞いたそうだ。
百姓が相手なのだから、「土」とか「泥」とか言えば良いものを、「土壌」などというから、聴衆は「ドジョウ」と勘違いしたわけだ。私は「釜池理論」のわかりやすさに賛同する。
深夜の再放送で見たのだが、NHK「ためしてガッテン」で、男性用便器で小便すると飛沫が周囲に飛び散るというのをやっていた。
「プラトー何とかの法則」というのがあって、水の表面張力のために、水柱は12センチ伸びると、水滴に変わる傾向があるのだという。よって便器から離れて放水すると、飛沫が周囲に飛び散りトイレの床が汚れるのだそうだ。
なるほど思い当たることがある。「もう一歩前へ」という無粋な案内は見たことがないが、昔、広島市の薬研堀にあった行きつけの小料理屋の男性用トイレには「気をつけて貴方の思うほど長くない」という小粋な短冊が貼ってあった。
それで自宅のU字型をした腹接着部のあるTOTOの男子トイレについて、壁面から水平に腹部までの距離を測ってみたら、ちゃんと12cmあった。
要するにU字形部に腹を接して、ほぼ水平に放水をすれば、便器外に水滴が飛散しないように作られていることが分かった。こっちは下向きに放出すればよいとばかり思いこんでいて、トイレの適切な使用法を知らなかったというわけだ。TOTOは「ウォッシュレット」を開発した会社だが、男性用小便器についてもよく研究している。(写真1)
こういうしつけは、子供時代から家庭か学校で教えておく必要があるな。
昔の学校ではトイレはくみ取り式で、便槽にはオシッコもウンコも一緒に溜まっていた。大部分が液体だからウンチをすると「おつり」が来るので、よく便器の端に大便が引っ掛かっていることがあった。で、小学校の教頭先生が、「おつりの来ない排便方法」を教えてくれた。これは今でも覚えているが、便器自体が変わったので、「薫陶の成果」を生かす場がなくなった。
(写真1)
今後は、これに学んで、ちゃんと腹を便器の上部に押し付けて、水平に放水しようと思った。
「立ち小便、よくぞ男に生まれけり」で屋外、屋内ともしゃがんで小便するのは、ご免被りたいものだ。
計測のついでに、風呂から出た時に、釜池豊秋先生の『糖質ゼロ食事術』(実業之日本社)の「各論2」にある、「肥満とは?」(p.153-155)にある、「BMIもインピーダンス式体脂肪計の測定は面倒で、当てにならない。<へその横の皮膚をつまんで、男性で1cm、女性で2cmなら適正体脂肪率だ>という命題の真偽を試してみた。伸長167cm、体重45.7KgだからBMIを計算すれば20以下で私は<やせすぎ>になる。体脂肪率は測定したことがない。ただ釜池式のへそ脇皮膚をつまんで測定したら、10.2mmあった。手背の皮膚をつまんで、同様の測定をすると3mmしかないから、皮膚本来の厚さはその程度で、後は皮下脂肪(体脂肪)だろう。釜池式体脂肪測定法には「簡便・合理性」があると思った。
<付記=前述の従兄弟宅で雑談していて、この話をしたら、従兄弟が「わしは最近やせたが、どんなものだろうか?」と腹を出してへその脇の皮膚をつまんだので、胸ポケットにいつも挿している15センチの物差しを取りだし、厚さを測定したら4センチ強もあった。ぜんぜんやせていない。>
「専門家とは簡単なことを難しい用語を用いて説明し、聴衆に分からないのは、自分の頭が悪いせいだと錯覚させる能力をもった学者だ」という箴言があった。昔、ある帝大教授の農学者が農民を相手に「土壌改良の重要性」について、長い講演をしたそうだ。やっと終わって質疑応答に入ったら、ひとりの農民が「今日はたいへん貴重なお話をありがとうございました。ところで、ひとつ質問があるのですが、先生の言われたドジョウは、黒ドジョウのことでしょうか?それとも縞ドジョウのことでしょうか?」と聞いたそうだ。
百姓が相手なのだから、「土」とか「泥」とか言えば良いものを、「土壌」などというから、聴衆は「ドジョウ」と勘違いしたわけだ。私は「釜池理論」のわかりやすさに賛同する。
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