芝川遊水池でノスリと出会う

　今日も穏やかな日和だった。風もなく、気温もちょうどよいくらいだ。昨日は車で出かけたので、今日はバイクで出かけることにした。

　芝川遊水池に行くと、土手に何人もの人がカメラを構えていた。草の所に腰を下ろして、暫く池を眺めていた。すると、上空にタカらしき鳥影を発見。直ぐにカメラを向けたが、飛んでいる所を撮るのは難しい。

　目で追いかけていると、遠くの木に止まった。カメラを望遠にして、何枚も撮影してみた。上手く撮れたらいいなと思いながらシャッターを切る。この瞬間が何とも言えずいいもんだ。

　傍にいる人に聞くと、ノスリだそうだ。ノスリと言えば、今年の２月に石神井公園で出会ったことを思い出した。あの時は木の陰で撮影しにくかったが、今日は何とかなりそうだ。



　野鳥の会の会員らしき女性が話しかけてきた。目の前の木にアリスイがいるという。急いでカメラを向けたが飛び去った後だった。アリスイにも出会ったことがないので残念至極。

　その女性の話では、鉄塔の電線にハヤブサが来るとのこと。これまた出会ったことのない野鳥だ。どうしたら出会えるかを聞くと、どこにどんな鳥が来ることが多いかを何回も来て知ることだという。

　ノスリが飛び去った後、池の周りを回ってみた。池にはカワウの他、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ユリカモメ、キンクロハジロ、カイツブリがいた。寒くなって、冬鳥がどんどん増えてきている。

　ジョウビタキのメスが縄張りにしている所に行くと、今日も出てきた。他にも枯れたヨシ原に野鳥が飛んできた。しかし、ヨシ原に入ってしまい、その姿を見ることはできなかった。

　コンクリの護岸に行くと、カワセミがいた。じっと魚を狙っている。近づいても逃げようとしない。魚を捕まえる所を撮影したいとそうっと見ていた。だが、なかなか飛び出さない。

　カワセミにさよならをして、土手を歩く。野鳥の姿は目にするが、直ぐに隠れてしまって姿を捉えられない。土手に変わったキノコが出ていた。銀色っぽい色をしたキノコだ。名前は分からないが、見ていると空飛ぶ円盤を思い出す。

　一回りしたが、新しい出会いはなった。しかし、ノスリと出会えたので満足満足。

　お昼になったので池を後にする。お腹が空いたので、山田うどんでお昼にした。午後は、また中古車を見に行った。日産の中古車センターに行くと、気に入った出物があった。取り敢えず、見積もりをもらって家に帰る。

　車の買い替えはどうするか、そろそろ答えを出そうと思う。