盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

でけぇ

2013-02-15 05:15:50 | にゃんころ

立川談志は常々「ふとしたやまいで死にたい」といっていました。
まさかその談志が癌であっちに行くとは思いませんでしたけど。

まあその話を始めると長くなるので、今回は「ふとした」話を。

ひょんなことから(「ふとした」じゃねえのかよっ)、うちに 32 型のテレビがやってまいりました。
これまで 20 型のデジタル非対応・画面 4×3 のテレビを使ってまして、画面はもちろん上下に黒い帯が入り、昔の番組などはさらにそこから左右が切られる、実質的には 16 型になる。
さらにチャンネルと番組によっては、その上下左右を切られた上に横長画面として上下を切られる、ほとんどカーナビで観ているような状態になりました。

私は放送局で扱う大元の素材、つまり最高画質のものを知っている人間なんで、家庭では「観られればいい、画質なんぞはそこそこでいい」んです。
どうせ高画質デジタル放送なんていっても、電波に乗せる段階で圧縮してますからね。完全に同じものなんぞ最初から無理です。
CD はノイズがなくて高音質ってのも、超高域をフィルタでカットしてますから、入っている音の豊かさはアナログレコードのほうが上なのですよ。
デジタル放送は「切り捨てる+圧縮」で、もともとが不完全なものなのです。

それはさておき、この新参者をここでは仮に「びえらくん」と呼ぶことにしましょう。
こちとら 100 型のモニタも仕事で扱ったことがあるから、びえらくんが家にきた時点では「あら、さほど大きくないな」。
プロ機材の配線も仕事でやってたから、設置までサービスというのをやんわり遠慮いただいて、自分で箱から出して設置し配線しました。
何の問題もなく、画面に番組が。うむうむ、うい奴じゃ。ほめてつかわす。
ところが。NHK のニュースが流れたとき。

で、でけぇ。

画面がでかいのは当たり前。字がでかい。
これまで字が小さいのに悩むというか、最近は局が「あれぇー、大きいテレビ持ってないんですかぁー」といわんばかりの、ごま粒のようなテロップを多用するので、最初から読むことを放棄して感覚的に観ていたのですよ。
それが読めるようになったのは、とてもうれしいです。
でもニュースの文字が、めちゃくちゃ、でかく感じます。

なんか、何でもないニュースが、とんでもなく重大なことのように思えてしまいます。
びえらくんで観ると、日本のどこかのコンビニに強盗が入ったことも、日本のどこかの花が咲いたことも、まるで地球の終末であるかのように「これでもかっ」と画面から自己主張してくるのです。
マヤの暦が終末だと思い込んだ連中と似たような精神状態に、なってしまうということですね。

画面の大きさにも画質にも、半日で慣れました。
でもこのニュースの字がでかいことは、慣れるのにしばらく時間がかかりそうです。


なべっ

2013-02-13 18:56:06 | にゃんころ
永谷園の「ごはんをおいしく炊ける炊飯土鍋」が当たる懸賞ってのに、知人が当選しまして。

さんざっぱら見せびらかされましたけど、よくよく聞いてみると、ハリオの炊飯専用土鍋なんですね。
これ、優れものですよ。

「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」といいますけど、かまどで炊くときは本当は初めから根性いれて強火です。
吹いてきたら火を弱くして、最後の仕上げに短時間だけ猛烈に強火。
もちろんコンロで鍋で炊くときも同じです。
蒸気の出具合、音、匂い、吹いてくる粘りなどを総合的に判断して、火加減を調整するのが缶焚きの大変さであり、おもしろさでもあります。

で、この鍋、「強火で 10 分、火を止めて後は余熱で炊けますよ」なのだそうです。
どうやら、ものすごく肉厚らしい。
もともと土鍋は肉厚で蓄熱性に優れ、ちょっとやそっとの変動にはびくともしない&火加減は忠実に反映させてくれる優れものですが、この鍋は半端でない肉厚。
鍋で米を炊くことを知らない人にもそこそこの炊き加減を提供できる秘訣は、そこにあるのでしょう。

ハリオといえば耐熱容器の大御所。なかなか、おもしろい鍋を作るものです。
これで「もともとご飯は鍋釜で炊くもので、炊飯器ってのは便利と手抜きの産物」を、学ぶ人がひとりでも増えることを願うばかりです。

ところで、この「懸賞」というもの。
当たらないものだ、たぶん誰も当たっていないに違いない、詐欺だ、という人がいるようでございます。
角に頭ぶつけて死ねるように、豆腐を冷凍してもらいたいですね。
アタリは必ずあります。
もし企業が広告を打って懸賞をやって、本当に景品を提供しなかったら、公取委にきついお灸をすえられます。

もちろん中には、内輪で当選者をでっちあげてしまう悪質な奴も、いますよ。ペニーオークションのようにね。
でもさすがに永谷園は、そりゃできねえだろ。
だから「永谷園の懸賞で当たった」てのは、かなり、すごいことです。

どうやらこの懸賞は注目度が高かったようで、当選した人がブログで自慢げに写真を掲げたり、「あんなもん嘘に決まってる」と負け犬が遠吠えたり、いろいろと話題になっているとか。
実物を見せてもらった証人として、「ほんとだよ」と申し上げておきます。

ただ、実際に炊いてどうだったか、まだ聞いてないんですよねー。

風属性杖バユバタIII

2013-02-01 13:49:13 | FFXI

以前にキサエタIII の記事を書いたら、おそらくロボット検索で探し出したのか、アクセス数が増えました。
まあコメントもこないし解析もしていないので、たまたまだと思いますけどね。
ということで第二弾、風属性維持費軽減杖、バユバタIIIのおはなしを。

・No.790 全天候 樹人族×50(実質 10)
おなじみグロウベルグ(S)のトレント。かばとっと(カーバンクル)をぶつけてりゃ、どうにでもなります。

・No.791 火・風・雷・光天候 スパイダー族×50(実質 10)
ジ・タの J-12 からボヤータに入ってすぐのスパイダーを、雷天候待ちで。
どうせラムウのじじぃのいるところです。少し待ってりゃすぐにくる。
リンクしても余裕だし、いざとなったらすぐ逃げられる。なかなか、よき狩り場であります。

・No.804 風天候 or 風曜日 指定なし×50
こりゃもう風曜日にテリガンで雑魚を叩いていれば、時々風天候にもなるので、速攻。

・No.805 風天候 or 風曜日 プラントイド族×75
このあたりから「風の聖地・グロウベルグ」に、本格的な世話になり始めます。
連合軍戦績で飛んで北東に向かい、キノコがたくさんいる場所で叩きます。樹人でもよいのでしょう。

・No.810 アンデッド類×150 50 ダメージ以上の風属性攻撃でとどめ
バタリアの J-10 から古墳に入り、MAP1 F-8 の広場から地下に落ちます(スニークが必要)。
落ちたら北に進み(西に行くと一方通行を落ちてしまう)、MAP2 J-9 あたりに周回路があるので、その南半分で戦います。
ちょうど上から落ちたあたりに、骨やらゴーストやらがいるので(北にいる連中は経験値が入らない)、スニークをかけて骨にガルーダをぶつけ、食いついたら退避で周回路に引っぱり、本人やフェローとともに叩く。とどめはウィンドブレード。

まだ維持費 - がないので、MP はどんどん減ります。机上演習ではとても追いつきません。
ところが具合のいいことに、そろそろ枯渇するってんで休んで MP が戻るタイミングで、次が新たに湧くのです。
行くのもさほど苦労はないし、どうせいまではライバルもいません。
好きなときに行ってこつこつこなすのが吉でしょう。

・No.813 大羊族×200 ガルーダの攻撃でとどめ
私はよほどの必要性でもない限り、アビセアの世界にまったく興味を持てません。
もちろん AF3 などの用事があれば、そこしか場所がないのだから、しかたがなく行きますよ。
しかし試練をそこでやろうなんぞ、微塵も考えません。行かずに済むなら行きたくない。

そこで場所はアトルガンエリアのカダーバの浮沼、J-9 あたり。
ナシュモでもアルザダールでも監視哨でも、好きな手段で行ってください。
ここの羊は「特殊技を出すとチゴーが湧く」ので敬遠されているようですが、この試練ならもってこいです。単にガルーダをぶつけて見物してるだけ。
もともと回避の高いガルーダは、そんなもん苦にもしません。本人が離れてりゃシープソングも関係なし。
プレデタークローも無理に出す必要はないし、MP の減り方とか休憩とかトイレに行きたいとか、適当に使って適当に休んで適当にこなします。

これが終われば、風維持費 -4。

・No.1674 ウサギ族×200 ガルーダの攻撃でとどめ
こりゃもう好きなとこでやりゃいいでしょう。私はテリガン。
すでに維持費 -4 があるので、かなり好き勝手に乱獲できます。

・No.1675 マンドラゴラ族×250 ガルーダの攻撃でとどめ
ボヤータの MAP1 と 2 の境目あたりで、よいのではないでしょうか。
ここのはリンクしますが、3匹くらいいちどにきても、すでにガルーダの敵ではありません。かえって釣る手間が省けます。
本人が余計なものに絡まれないように注意です。

・No.2178 クァール族×250 ガルーダの攻撃でとどめ
メリファト(S)の K-4 あたり。連合軍戦績ワープからは距離があるので、現代から Maw 経由か、ゲートクリスタルに飛んでちょこぼで走りましょう。
これも、いっしょに殴ってもかまいませんが、ぶつけて潰して消耗したら休憩、でもよろしいかと。

・No.2586 風の石印×15、No.3019 風の石印×40、No.3482 鳥王の翠石×15
これこそまさに「風の聖地グロウベルグ」の恩恵を、最大限に享受できる部分です。
石印はきのこの山、翠石はたまねぎ畑で、風天候で戦ってりゃ貯まります。
風関係の石は「需要が多いから売買価格が高い」のであり、「希少価値のため高い」のではありません。
さすがにぼろぼろは落としませんけど、1時間で数個は期待できます。

私はファーストキャラがシーフ Lv99 なので、完全にそちらが担当しました。
きのこの山の近くには夜に骨が湧くので、シーフ(短剣)で行くときはそれを少し意識する。気をつけるのはそれだけですね。

回避短剣ソクチャのことを記事にする予定はありませんけど、ソクチャ2本、バユバタIIIを1本作り、風の石印を 165 個、翠石を 45 個、計 210 個を使いました。
買ったのは5個もなかったかなあ。競売の相場の半値六掛けくらいで入札すると、たまーに落札できることがあったのですよ。
そういうのを除いて、すべて自前で集めました。

以上、改めて振り返ってみると、辛かったのは「暗い狩り場が多かった」ことですね。
古墳やボヤータもそうですけど、私はアトルガンエリアが、あまり好きではありません。見通しが悪かったり雨や霧だったり、いわゆるコリブリ祭りの時期に世捨て人だったので、まったく馴染みがないんですよ。
人を集めてまでアトルガンミッションをクリアしたのは、アレクサンダーとオーディンを呼べるようになりたい、単にそれだけです。
落語「千両みかん」と同じで、「ない」と答えるのは暖簾に傷がつきますからね。
たとえネタ召喚獣といわれようが、呼び出せないのは、いかんのです。

その暗さも我慢したら、さほど辛い試練ではなかったかな、この程度でガルーダを永久召喚できるなら簡単だったかな、との印象です。