いつも世話になっている動物病院から電話がかかってきて「郵便物が届いているので取りにきてください」。
のらくろのの健康診断は4月に終わっているし、何か新たにワクチンでも打てという話だろうかと訪ねてみると、大きな茶封筒を渡されました。
表 彰 状
〇〇殿
のらくろちゃん(15歳)
あなたは長年にわたり適正飼養され、家族の一員として
多くの愛情を注がれてきました
あなたの動物愛護の精神を称えるとともに、のらくろ
ちゃんの長寿を祝い表彰いたします
令和5年9月30日
公益社団法人東京都獣医師会
会長 〇〇
あんたに「殿」と呼ばれる筋合いはないと思いましたがそれはさておき、「長寿」って何でしょうね。
たとえば人間は65歳から老人といわれています。
しかしこれは国連が世界全体に対して提示した数字であって、長寿国の日本では実情と大きく異なります。
猫の世界でも昨今は完全室内飼いが基本のため、野外での怪我や病気の可能性がなくなって20歳前後まで生きることが多くなっています。
私はのらくろに対して、たいしたことはしていません。
気をつけているといえば、「人間の食べる物は決して食べさせない」「13歳の時から高齢猫用のドライフードを与えている」くらいのものです。
狭い家で毎日毎日同じものばかり食わされて、さぞ不自由な生き方をしているだろう、と逆に気の毒に思うほどです。
のらくろが膝に乗りたがるようになったら秋の訪れ、ベッドの掛け布団に潜り込んで寝るようになったら秋本番、というのが我が家の「季節感」です。
今年もそんな季節になったんですね。
こんな当たり前の日々が少しでも長く続くことを願っています。
若い頃の写真しか載せていなかったので、つい先日の近影を紹介しておきます。
両目の上部の毛と髭に、白いものが目立つようになりました。
やっぱり長寿なのかなあ。
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