盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

平成最後のクイズの解答など

2019-04-30 09:08:32 | にゃんころ
問題の数列は、

0、10、1110、3110、132110、?、311311222110、13211321322110……

でした。これの規則性は、

・0 …… つの
      ↓
 ↓----

・10 …… つのつの
       ↓
 ↓-----

・1110 …… つのつの
         ↓
 ↓-------

・3110 ……

です。
「?」の前の数字は132110なので、

・132110 …… つのつのつのつのつの

となり、正解は1113122110です。
「?」以降もこの規則性に従えば上記の数字になりますので、お暇な人はやってみてください。


とても親しい知人に、4月30日生まれの人がいます。
つまりまさに「きょう」、平成最後の日が誕生日なのです。
めでたいと同時に、一生忘れられない誕生日になることでしょう。
遠くにいて会えないのですが、Skypeで心から祝福したいです。

平成最後のクイズ

2019-04-28 21:46:10 | にゃんころ
つぎの数列の、?にあたる数字を答えなさい。

0、10、1110、3110、132110、?、311311222110、13211321322110……

これ、ネットに転がってたやつなんですが、間違ってるとしか思えないんですよ。
だから正しく修正しました。
いや、これで合ってると思うんですが。

平成最後がこんなんで、いいのかな。

休日の種類

2019-04-27 09:39:34 | にゃんころ
いよいよきょうから10連休、という人も多いでしょう。

ところが世間では4月30日と5月2日には営業、という人も少なからずいます。
もしかすると5月6日も出てこいという企業もあるかもしれません。
これは「休日の種類が違う」からです。

法律上、休日は3種類に分類できます。

1.国民の祝日
今回は4月29日(昭和の日)、5月1日(新天皇即位)、3日(憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(子どもの日)がこれにあたります。

2.振り替え休日
5月5日が日曜のため、翌日の5月6日は振り替え休日です。

3.国民の休日
祝日に挟まれた平日。4月30日と5月2日がこれにあたります。

で、これは国が法律で定める休日ですが、交通機関やサービス業もいっしょに休んでしまって社会生活は成立しません。
実際にいつ休めるかは、法律より各企業の就業規則が優先されます。

だから就業規則に「土日と祝日は休み」とだけ定めている企業は、上記2と3は必ずしも休みにならないことがあるわけです。
私は病気で仕事ができないので10連休も何も関係ありませんが、みなさんは休めるだけ休んで特に5月1日は新天皇即位と元号改定ですから、家でゆっくりテレビでも観ながらお過ごしください。


偶然の一致

2019-04-26 13:28:08 | にゃんころ
「パリは燃えているか」といえば、有名な映画の題名であり、同時にNHKとアメリカABCの共同制作ドキュメンタリー「映像の世紀」のテーマソングの題名(作曲・加古隆)でもあります。

この番組は、映画発明から100年などをきっかけとして20世紀を古い映像で振り返る趣旨の番組で、制作・放送されてから20年以上経った現在でも高く評価されています。
過去に何度も再放送されたのですが、そのたびに録画しそこねてしまい、悔しい思いをしたものです。

それがなぜか日本映画専門チャンネルで、先週から再放送(しかもデジタルリマスター版)が始まりました。
ノートルダム大聖堂が焼けた2日後のことです。
放送は何週間も前から決まっていたので単なる偶然なのです。しかしあまりにタイミングがぴったりなので驚いてしまいました。

この音楽は、主旋律のテーマをほぼひたすら繰り返すだけなのですが、古いフィルムの、特に戦争や惨事の映像に様々な編曲で流れると、山根基世アナウンサーの淡々としたナレーションと重なって不思議な重厚感を生み出します。

きのうの放送は第一次大戦がテーマでした。
初期の手回しカメラによる、画質の悪いモノクロのサイレント映像。
そこには確かに、約100年前に実際に生きていた人、戦場で撃ち殺された人、暴動から革命に至った群衆などが映し出されていました。


もう21世紀も約5分の1が過ぎようとしています。
今世紀の末の人たちは、過去100年をどのように総括するでしょうか。
そもそも人類は、22世紀を迎えることができるのでしょうか。

11年の付き合い

2019-04-25 21:21:53 | にゃんころ
きのう、のらくろを動物病院に連れて行き、ワクチンの接種と血液検査をしてきました。

本当はおとといに行くはずだったのですが、ケージを持ち出したらすばやく姿を隠し、夜まで出てきません。
彼女はケージに対するトラウマがあるのです。

まだ1歳にもならない頃、事情があって知人宅に預けていたところ、水も食事もとらずに隠れ続け、数日後に知人が玄関のドアを不用意に開けた瞬間に飛び出して逃げたのです。

逃げ出した時、犬はまずその場から離れようとします。
だから犬が脱走した時は、広範囲から次第に探索を狭めていきます。
一方、猫はまず近所に隠れます。そして少しずつ活動範囲を広げていきます。
猫の探索は、まず逃げた場所の近くを徹底的に探します。

のらくろは、すぐに見つかりました。
たまたま地域猫に理解のある所だったので、他の野良猫に混じってその近所をなわばりにしていたのです。

自分の2倍くらい大きいオス猫を追い回したり、近所の家の屋根に登って昼寝をしたり、元気そのもの。
私が呼べば返事をするし、キャットフードで誘うと近寄ってはくるのですが、決して50センチ以内に近寄らせてくれない。
真冬の2月に、毎日バスに乗って会いに行き、名前を呼び続けました。

そしてある日、知人が手伝ってケージを持ってくれました。
目の悪い私がぎりぎり見えた、遠くの電信柱の横にある黒い影。
近づいてみると、やはりのらくろでした。
キャットフードでじわじわと距離をつめ、素早く前足を掴みました。そのまま知人の持つケージに押し込んで扉を閉めた私は、やっと確保した達成感でしばらくアスファルトに仰向けに倒れていました。

ケージに入れられたのらくろは、実に情けない声で鳴き続けていました。
タクシーで帰宅し、玄関のドアを閉めてケージを開くと、すぐに飛び出して荷物部屋に消えました。


その後、私の引越しに伴って九州から東京まで何時間もケージで飛行機やタクシーに乗せられるなど、のらくろにとってケージはいまだに忌み嫌うものなのです。
きのうもケージを見えない所に隠しておいて、確保してから押し込むまで激しく抵抗されて危なく脱走(といっても家の中ですが)されかけました。

考えてみれば、人間だって動く檻に入れられて揺すられたり、コンテナのようなものに囲まれて飛行機に乗せられたら、そりゃいい気分ではないでしょう。
のらくろの気持ちも理解できます。

まあ年にいちど、ワクチンと健康診断の時だけですから、今後も我慢してもらいましょう。

平成のおじいちゃん

2019-04-24 10:47:07 | にゃんころ
日本では新元号に向かって、着々と準備が進んでいます。
平成ももう残り1週間を切りました。

日本の暦が変わるのと天皇の代替わりだけで他の国は何も関係ないのですが、ノートルダム大聖堂は焼けるし、スリランカでは大規模な爆破テロがあるし、偶然とは思いますが世界でいろいろ物騒なことが起きています。
不思議なものですね。

きのう今上天皇が昭和天皇をお参りして、退位の報告の儀式をしたそうです。
あとは退位の儀式を残すのみ。

天皇っていうのは、憲法では単に「象徴」としてしか書かれていませんが、平成のおじいちゃんは皇太子の時代から「象徴とは何か、象徴として自らは何をすべきか」をずっと考え、実行してきました。
その根底には常に「国民の安寧と幸福」がありました。

安寧とは、何でしょうか。

辞書を引くよりも、おじいちゃんが皇太子の時代に残したことばがわかりやすいでしょう。

「ひとときのことばや行動ではなく、常に国民に寄り添い続けることが大切」

これは戦争の総括のしかたでもあり、自然災害の被災者に対するありかたでもあります。
世界各国に慰問に訪れた時にはバッシングも起こりましたが、その後も慰問を続けるうちに現地の考え方は変わっていきました。
自然災害が起これば避難所を訪れ、自ら膝を折って被災者に励ましの声をかけ続けました。
弱い人に寄り添うことで、国民全員に寄り添ってきました。

私は右翼でも左翼でもないし、特に皇室を持ち上げるつもりもありません。
実は父が公務員を退職後に数年間聖心女子大に勤務していたことがあり、皇室の裏話もいろいろ知っています。
皇后陛下と呼ばねばいけないのかもしれませんが、あえて「平成のおばあちゃん」美智子さんは、お若い時から美人でしたが、お歳を召していまだに美しいですね。
お顔のみならず心も美しいから、おじいちゃんの精力的な慰安や励ましについていけたのでしょう。

代替わりを終えたら、おふたりには少しゆっくりお休みしていただきたいものです。


今回はヨーロッパで

2019-04-23 12:39:13 | にゃんころ
金のために結婚することに決めた女が、結婚式の前夜に本当に愛する男と最後の関わりを持った。

男はコンドームを持ち合わせていなかったので、ボローニャソーセージの中身をくり抜いてその皮で代用したところ、行為の最中に抜け落ちて取り出せなくなってしまった。

翌日、式の夜に初夜に至り、その代用品は新郎の男性器にくっついて出てきた。
これは何かと訊ねられて、新婦は処女膜だと答えた。

「ほう、初めてお目にかかったよ。品質保証のスタンプ付きのやつは」

リンクシェル

2019-04-22 20:55:00 | FFXI
FFXI には「リンクシェル」というものがあります。

ひとことでいえば、リーダーからリンクパールを貰った人たちは、世界中どこにいても会話ができるというものです。
早い話、Skype のマルチチャット(というのかな?)のようなものです。
リンクシェルからは何個でもリンクパールを生成でき、希望者に配って仲間を増やせます。


私が初めてリンクシェルを作ったのは2002年、つまり FFXI というオンラインゲームのサービスが始まった年のことでした。
最初に選んだシーフというジョブはとにかく人気がなく、バーティ(数人で組んで戦う事)に入れてもらえることは珍しく、まさに不遇の時代でした。
マウラというエリアで重要なクエストがあったのですが、他のジョブの人は次々とクリアしていくのに、シーフたちは取り残されていきました。

そんな時、あるパーティが全滅しそうになって、私が身を挺して他のメンバーを助けたことがあります(私は倒されました)。
助けられたシーフが感激して、それ以降私を「おやびん(親分)」と呼ぶ様になり親しくなりました。
どうせパーティに入れぬ者同士、いちども戦わず雑談ばかりして終わる日々が続きました。

当時は高価だったリンクシェルを買ったのは、彼とずっと仲間でいたかったからです。
私と彼、ふたりだけのリンクシェルにはシーフ(盗賊)にあやかって「Tantalus」と名付けました。
FFIX の主人公、ジタンの所属する盗賊団の名前です。


彼はもう10年以上前に、XI をやめてしまいました。
数人に増えていたタンタラスの仲間も、いなくなりました。
私ひとりになった時にリンクシェルは壊してしまいましたが、当時のことを忘れたくないので新たに「NeoTantalus」というリンクシェルを作って、ひとりだけ(正確には倉庫キャラとふたり)装着して現在に至っています。

数年前に「リンクパールをふたつまで同時に装着できる」ように仕様が変更されたので、新たにもうひとつリンクシェルを買いました。
英語で「いまさらながら」という意味の名前をつけ、雑談をしながらやり残しの古いミッションやクエストをぬるく進める目的です。
これもいちど十数人の大所帯になりましたが、また次第に人が減って1年ほどで私ひとりになってしまいました。

今回数年ぶりに再会するにあたり、せっかくあるのだから雑談リンクシェルを復活させることにしました。
きのうから募集をかけて、すでに3人に増えました。
冬の寒い日にコタツに入ってみかんを食いながら、あるいは真夏に縁側に座ってスイカを食いながら、世間話をしつつ「たまーに、ぬるく」いっしょにコンテンツを進めるイメージのリンクシェルに育てていければと思っています。

愚痴った後は

2019-04-21 18:43:22 | SM
またいつものように江戸の「名もなき市井人」たちに助けてもらいます。

 かわらけの 下女が見上げる 張飛の絵

「かわらけ」とは素焼きの土器のことで、釉(うわぐすり)をかけずに焼いた素朴なものです。
落語にお詳しい人は、「愛宕山」でかわらけの盃を投げて的に当てる「かわらけ投げ」なる遊びをご存知でしょう。
他にも盃を割ることで厄を払う行事などにも使われます。

実はもうひとつ意味があって、女性器の上部の周囲に体毛、俗にいう陰毛が大人になっても生えない人のことも指します。

陰毛の濃さや生える範囲は、男性の髭と同じで人によって異なります。
ところが稀に、大人になってもまったく生えない女性がいます。
男性もいるのかもしれませんが、隠語では女性のことをいいます。
ある調査によると日本人女性1,000人のうち 2.3% が無毛だと答えたそうなので、約50人にひとりというところでしょうか。
少なくとも私の女性遍歴の中では、お目にかかったことはありません。
隷の陰毛はよく大の字に縛って剃って遊んでましたけどね。

昔はかわらけはいわゆる「かたわ者」、いまでいう障害者として扱われ、題材にした川柳や小話が多く残っています。
余談ですが、まだメガネのレンズが普及していなかった時代、極端に視力の悪い人も同様に扱われたそうです。
ただしこちらの川柳は見かけません。茶化してもおもしろくなかったからと推測されます。

上記の川柳は、かわらけの女性が張飛の絵を眺める姿を詠んだものです。
張飛といえば剛毛の髭がトレードマークですから、自分にもあんな陰毛があれば、と羨んだのでしょう。


現代では下着の着用が当たり前になり、陰毛を「むだ毛」として自分で剃る女性が多くなりました。
かわらけは「便利なもの」になったのかもしれません。