盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

落語配信延期のお知らせ

2020-10-22 17:25:52 | YouTube
えー、9月末までに配信する予定だった怪談落語は、ボツになりました。

最初から作品の選択を間違えていたのです。
毎日口に出して読み込んで、工夫を重ねてみたのですが、どうも馴染まない。「自分のもの」にならない。
挙句に、叩き台を相方に送ったら「聞きづらい」のひとこと。
よって、私の判断ミスによる「ご縁がなかった」で、ボツという結果になった次第です。

今後の予定です。
相方が来年の2月まで多忙なので、怪談落語の更新はそれ以降になります。
それまでは艶笑小咄が中心になります。

そしてこれはまだ計画段階ですが、バーチャルユーチューバーを目指します。

といっても病気で仕事のできない私の懐は海の水よりしょっぱいので、バーチャルリアリティのスタジオを借りる金も、自分でシステムを組む金もありません。
よってリアルタイムで動くアバターではなく、動きを取り込んだデータを1枚ずつレンダリングして動画を作る(初代PSのムービーのようなもの)手法でキャラクタを動かします。

このキャラクタには、数分の古典落語を演じさせる予定です。
毎秒15枚・1枚のレンダリングに1分かかるとすると、数分の動画を作るのに何日も必要なので、古典の長い大ネタはかけられません。
いずれにせよまだ計画段階で、iMacに標準装備されたソフトと無料でダウンロードできるソフトだけ組み合わせる予定なので、遠回りで不便極まりませんが、できないことはないはずです。
これでも昔は3DCGプロダクションで技術屋をやっていた身、金がなければ知恵を使う。知恵で届かなければ手作業でやる。これがいまも昔もこれからも、3DCG屋の心意気です。

進展があったらまた報告します。

追悼

2020-10-07 23:58:04 | にゃんころ
ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンが他界しました。
享年65、癌だそうです。

1970年代後半から現在に至るまで、彼の影響を受けていないギタリストはいないでしょう。
たとえばライトハンド奏法は、決して彼が考案したものではなく古くからありましたが、あれほど効果的かつ大胆に使える人はいなかった。
高音と低音を自由自在に動き回るフレーズは、同時期にメジャーになったベースのジャコ・パストリアスと共通するものがあり、まさに革命的でした。

デヴィッド・リー・ロスという稀代のエンターテナーのボーカルと組めたことも味方しました。
彼との二枚看板によって、バンドは瞬くうちに一流の仲間入りをしました。

一説によると、アレックス(エディの兄)がいつも仏頂面でドラムを叩いていたのは、いつもニコニコしながら演奏する弟と、暴れなから歌うロスを見て「こいつら頭は大丈夫だろうか」と心配していたから、ともいわれていました(もちろんギャグですが)。

またひとり、音楽のレジェンドがあっちに行ってしまいました。
謹んでご冥福をお祈りします。