盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

素敵な選TAXI

2019-05-31 10:51:07 | にゃんころ
急ぎの案件なので、きょうのうちに。

スカパーやケーブルテレビを契約している人に朗報です。
明日(6/1)と明後日(6/2)に、日本映画専門チャンネルで「素敵な選TAXI」というドラマの全話放送があります。
脚本はバカリズム(これだけでも期待できる)、主演は竹野内豊。
視聴できる人は、ぜひ録画予約をお勧めします。

ひとことでいえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスケールをもっと小さくしたというか、何かでうまく行かなかった人がタイムトリップできるタクシーで30分前や1時間前に戻るもののやはりうまくいかず、もういちど戻ってを繰り返すドタバタコメディです。
私は数ヶ月前にやはり全話放送を観たのですが、たまたまやっていたのを途中から観ただけで前半の数話は観損ねてしまったし、録画もできませんでした。
それ以降、いつ再放送があるかと毎週番組表をチェックしていたのです。
今回は気付いたのがきのうなので、ぎりぎりセーフで予約できました。

とにかくおもしろいドラマです。ぜひご覧ください。
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お題投稿・花火大会

2019-05-31 02:17:28 | にゃんころ
もう四半世紀以上前の事です。

隅田川の花火大会には、毎年会場に通っていました。
大学を卒業して下町にひとり暮らしを始めてからは、家から十数分で行けるようになり、さらに便利になりました。
長く通っていると鑑賞に適したスポットも自然に覚え(もちろん他の人も覚えるから混雑はしますが)、大輪の花火と腹に響く音を楽しんでいました。

結婚して、長女が1歳になった年のことです。
妻が「自分も行きたい」といい始めました。
長女は実家に預けるのかと訊ねると、連れて行ってやりたいという。

嫌な予感がしました。

押し問答の末、妻が抱っこベルトで長女を抱き、3人で会場に向かいました。
現地はもう大勢の人だかり。妻と長女を守りながら、いい場所に進んでいきました。
そしていよいよ花火が始まると、嫌な予感が的中しました。
花火の音に驚いた長女が、火がついたように泣き始めたのです。
妻があやしても泣きやみません。

「こりゃ無理だ、帰ろう」
「やだ、見ていきたい」
「でも大勢の中で、赤ん坊を泣かせ続けるわけにいかないだろう。人のいない場所に移動しよう」
「いやだ、ここで見たい」

だから実家に預けろといったのに。
私は長女を抱き上げると、妻を残してその場を後にしました。
母親が抱いて泣く赤ん坊を、父親が抱いて泣き止むはずもありません。
とにかく泣き声で周囲に迷惑をかけない場所へ。
たまたま最上階しか電気の点いていない雑居ビルの玄関のドアが開いていたので、私はその中に入ってドアを閉めました。

花火の音は容赦無く聞こえてくるし、長女は泣き続けます。
私は長女を抱きながら、ひたすら花火が終わるのを待ちました。

そして最後にひときわ大きな破裂音がして、花火の音が止みました。最後の尺玉でしょう。
ビルを出ても、長女はまだ泣いています。
このままタクシーで帰ろうかと思いましたが、交通規制と混雑でそれどころではありません。

その時、私を呼び止める、妻の声が。
ちゃっかり特等席で最後まで花火を楽しんでから、泣き声を頼りに私を探したのでしょう。
あまりにバカらしくて怒るより呆れてしまいました。

それ以来、たまたま遭遇した場合を除いて、私は全ての花火大会の会場に行くのをやめました。
あの時の事を思い出したくないからです。

ところがいま住んでいる家は多摩川に近いので、夏になると必ず何ヶ所かで花火大会があります。
見えないけれど音が聞こえたり、建物の間からわずかに花火が見えたりすると、やはり思い出してしまいます。
花火大会と無縁の場所に、引っ越したいものです。
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競馬で儲ける?(2)

2019-05-30 13:30:59 | にゃんころ
基本的に馬券を買う人は、競馬新聞やスポーツ新聞の記事、ラジオなどを参考にします。
中には予想屋の意見や独自研究に基づいて買う人もいますが、ほとんどの人は新聞を参考にするといってよいでしょう。

新聞では、人気の高い馬に本命(◎)の印が、それに次ぐ馬に対抗(〇)の印がつきます。
他に▲や△などの印がつく馬もいて、人気のない馬は無印です。
これらは血統、体重、直近数回の成績、前日の追い込みの様子などを勘案してつけられます。

つまり、新聞やラジオで持ち上げられた馬のオッズは低く、無印の馬のオッズは高いはずです。

ところが稀に、無印で直近のレースでも下位に沈んでいる馬に、不自然に低いオッズがついていることがあります。
ということは、誰かがその馬の馬券をたくさん買っているわけです。

規則では、馬主、調教師、騎手などの関係者は、馬券を買ってはいけないことになっています。
しかしこれはザル法で、家族や知人などが買うぶんはお咎めがありません。
要するに「このレースはこの馬が勝つ」と、知っている誰かが買っているのです。

考えられる理由は、ふたつあります。

ひとつは、本当は速い馬なのに普段はわざと下位に沈んで人気を下げ、ここぞというレースで全力を出す。
もうひとつは、八百長です。

中央競馬は外せ、といったのはそのためです。中央競馬は監視が厳しいので、八百長がやりづらいのです。

公営とはいいながら競馬はれっきとしたギャンブルです。
すべてが綺麗事で行われているわけではありません。当然やくざも絡んでいます。

まあこれ以上は申し上げません。誰かに恨まれるのは嫌ですからね。
いちばんいいのは、ギャンブルに足を突っ込まないことです。
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競馬で儲ける?(1)

2019-05-29 12:24:38 | にゃんころ
先日のダービーでは大穴が出たそうで、多くの人の馬券が紙屑になりました。

私は一時期パチンコに入れ込んだことがありますが、好きな台(冒険島II)がなくなってしまったので、次第に足が遠のいてもう数十年やっていません。
そしていわゆる競輪競馬などの公営ギャンブルには、ほとんど手をつけたことがありません。
大井町競馬場のトゥインクルレース(ナイター競馬)に友人たちと行き、ビールを飲みながらあーでもないこーでもないと騒ぎながら1レースに100円ずつ賭けて遊ぶ。
競馬というより馬場と馬を見て楽しんでいましたね。
それも何度かやってからはやめてしまいました。

というわけで私は公営ギャンブルにはまったくといっていいほど無縁で、おかげさまで「ギャンブルで身を持ち崩す」こともありませんでした。
青島幸男先生もいっています。「馬で金儲けした奴ぁないよ、わかっちゃいるけどやめられない」
やめられない人は、本当にやめられないんでしょうねえ。

ところで、競馬で本当に儲ける方法がある、といったらみなさん信じますか。

よくありますよね、「これであなたも競馬で大儲け」とかいう詐欺商品が。
それと同じだと思うでしょ。
違うんだなあ、これが。本当に「儲かる可能性が高い」方法が、存在するのです。
あくまでも可能性の話なので、もし実践しようという人はあくまで自己責任でお願いします。私は知りませんよ。


まず中央競馬は見限ること。地方競馬に限ります。
そして最高峰のレースではなく中堅どころの、つまり若い馬やもういい歳の馬が走るレースに着目します。

よほど素質がある馬でない限り、G1(最高峰)で勝ち続けたり上位に入り続けるのは無理ですから、馬主としては格下のレースでそこそこの成績を上げつつ長く走らせるほうが儲かります。
なまじ連勝すると格上のレースに上げられてしまうし、かといって負け続けると引退させられますから、ほどほどの成績を続けてたまに勝つのが馬主が長く儲ける秘訣です。

さて、それを踏まえて。
長くなるので、明日に続きます。
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白いパンダ

2019-05-28 13:56:39 | にゃんころ
中国で野生の真っ白なパンダが撮影されたそうです。

 「しーろーのパーンダーはー パンダじゃーなくてしろくーまー♩」(by 嘉門達夫)

ほんとに生まれてどうする。

まあよくあるアルピノ(遺伝子の欠陥による色素異状)でしょう。記事によると1~2歳だとのこと。
よく野生の世界でそこまで生きていられたものです。
白いハトやヘビはよく知られていますが、パンダは極めて小さい状態で生まれ、何ヶ月も母親の授乳で育ちますから、母親が育児放棄をしなかったのは極めて珍しいことと考えられます。

アルピノの話を聞くたびに思い出すのは、ギタリストのジョニー・ウィンターです。
アルピノで斜視、おまけに足にも障害を持っていましたがギターの腕は高く評価され、数年前に70歳で亡くなったので長寿だったといえるでしょう。

ちなみに彼が若いころのロック音楽雑誌は彼のことを「びっこでやぶにらみ、おまけに白子」と表現していました。
そして彼の音楽を褒めちぎっていました。
これは悪意の差別にあたるでしょうか。それともこれを咎めるのは言葉狩りでしょうか。

ちなみに先日も触れた池波正太郎の「鬼平犯科帳」には、いわゆる自粛用語が山ほど出てきますが、私の持っている文庫版ではひとつもカットや修正されていません(現在の新しい版のことは知りません)。
彼の悪意のない美意識が、許さなかったのでしょう。

真っ白なパンダも、早い話が片輪者です。
この文章を書いているMacの変換機能「ことえり」では、「片輪」という単語が登録されていません。Windows7でも登録はありません。
これは、正しい姿勢なのでしょうか。

包丁による殺傷事件が起きるから包丁をなくしてしまえ、という極論には私はついていけません。
みなさんはどうですか。考えてみてください。
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クイズの解答

2019-05-27 09:39:55 | にゃんころ
もういちど、問題文を見てみましょう。

 1.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも1つある

 2.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも2つある

 3.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも3つある

 4.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも4つある

 5.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも5つある

 6.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも6つある

まず、6が正しいとしましょう。
すると文章は6つしかないのですから、「6は正しいけれど嘘である」という自己矛盾が生じてしまいます。

この矛盾は「6が正しい」という仮定によって生じたもので、その仮定が間違っていたので、6は嘘です。
これによって必然的に1が正しい(少なくとも6は嘘)ことがわかります。

同じ理屈で5が正しいと仮定すると矛盾するので5は嘘、2は正しい。
4が正しいと仮定すると矛盾するので4は嘘、3は正しい。

以上のことから1、2、3が正しく、4、5、6が嘘であるという結論が導かれます。

まず最初に6に着目すれば、あっという間に解ける問題です。簡単だったでしょ。
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定時連絡?

2019-05-26 12:37:14 | にゃんころ
相変わらず、クイズの翌日は定時連絡です。

……と思ったら、ホームページのプロパイダがなくなっていました。
つまりあの私のホームページが、消滅してしまったということです。

あれはずっと残しておきたいので、どこか別の長続きしそうなプロバイダを探して再開させます。
それまでいましばらくお待ち下さい。


それにしても、ようやく栃ノ心が大関復帰を決めました。
9勝してから3連敗、力強い立会いや左でまわしを取ってからの猛烈な寄りは影を潜め、圧倒的に勝ち進んだ前半とは完全に別人でした。
異国で怪我に何度も泣かされ、いちど幕下に落ちても這い上がって幕内最高優勝まで果たした自分が、またこのままずるずると落ちてしまうことに対するプレッシャーは、私たちには到底わからないものです。
きのう鶴竜を相手に立ち合いで注文相撲をしたのも、考えに考え抜いてのことでしょう。

立ち合いに変化するのを「卑怯」という人もいますが、変化してはいけないのは横綱だけです。
逆に横綱にもなって変化についていけないほうが悪い。
しかも鶴竜は序盤で負けが続くと、露骨に変化します(日馬富士もそうだった)。自業自得というものです。

賛否両論はあるでしょうが、千秋楽を前に大関復帰を決められて栃ノ心も安堵していることでしょう。
私もここ数日「あー、あとひとつなのにー」と歯がゆい思いをしていたので、朝乃山の優勝も決まったことだし千秋楽は気楽に観戦できそうです。
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久しぶりにクイズでも

2019-05-25 13:09:03 | にゃんころ
令和になって初めてですかね。


6つの文章がある。

 1.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも1つある

 2.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも2つある

 3.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも3つある

 4.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも4つある

 5.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも5つある

 6.この6つのどれかに嘘の文章が少なくとも6つある

この中にもしも嘘の文章があるとすれば、それはどれか(あるとは限らないし、あってもひとつとも限らない)、理由を併せて答えなさい。


どこから手をつければよいのかわかれば、簡単に解ける問題です。
ぜひとも、すぐに一発解答してください。


※お詫びと訂正

先日の記事の中で「ルパン三世のテーマのバージョンで、マリンバとホーンセクションがかっこいいのは1979年版」と書きましたが、正しくは1980年版でした。
それから、マリンバじゃなくてヴィブラフォンでしょう。
お詫びして訂正させていただきます。
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困難と克服の舞台裏

2019-05-24 12:36:59 | にゃんころ
はやぶさ2が、いろいろがんばっています。

まずは行き先である小惑星「リュウグウ」が、予想していたより地表に岩がごろごろしていて、安全に着陸できる場所が簡単に見つからなかったこと。
これは時間をかけて地表を観測し、狭いながらも開けた場所を見つけてピンポイントで1回目の着陸に成功しました。

次に、金属片を地表に金属片を打ち込んで、クレーターを作るミッション。
今回の航行で最大の困難なミッションといわれましたが、はやぶさは自律制御で難なく成功させました。

ところがそのクレーターに着陸する準備(着陸の目印になるマーカーの投下)のために下降中、はやぶさは投下をやめて上昇しました。
高度を測っていたセンサが一瞬だけ異常な数値を示したため、自分で判断してミッションを中止したのです。
地球から信号を送って装置を調整し、再挑戦は今月末だそうです。

さて、ここまでで感心するのは、「どこも故障していない」ことです。
初代はやぶさは、小惑星イトカワに到着するまでに故障が多発し、ようやく満身創痍で帰還しました。
ところが二代目は、これまて何かが物理的に壊れたという話は聞きません。
今回のトラブルもセンサのソフトの問題で、地球からの信号で調整が可能なものでした。

これは初代をいいかげんに作ったわけではなく、二代目までに技術が進歩したこと、そして初代の反省を踏まえて念には念を入れて(初代にも入れたでしょうけど)作られたことが理由といえるでしょう。

打ち上げ前にJAXAの責任者が「初代は『行ける』小惑星に行った。今回は『行きたい』小惑星に行って成果を残す」と語っていたのを思い出します。
それが決して大風呂敷でないことは、日本の宇宙工学技術がそれだけ進歩している、そして二代目がまったく故障していない事実からもうかがえます。


日本は作ろうと思えば、弾道ミサイルも原子力空母も原潜も作れます。
世界の中での立ち位置として、必要がないから作らないだけです。
他国と緊張関係になったことはあるものの、いちども戦争をしなかった、平成。
令和の時代もそれが続いてほしいものです。
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ジャズ

2019-05-23 13:51:14 | にゃんころ
私はジャズが大好きなのですが、もちろんジャズに興味がない人も少なからずいるでしょう。

しかしマイルスだコルトレーンだエリントンだと聞き込んでいなくても、多くの人はジャズを耳にし、親しんでいるはずです。
そう、「ルパン三世」のオープニングテーマです。

ルバンの第1シリーズは大人をターゲットにした作品だったため、当時の「アニメは子供が観るもの」という風潮に馴染めず、あまり人気が出ないまま終わりました。
しかし何度か再放送されるうちに改めて評価され、続編が作られることになりました。
1977年のことです。

その時の私は高校生。
ちょうど文化祭でクラスの映画を作っていた時で、友人の家に集まって8mmフィルムの編集をしている時にルパン三世(PART2)が新番組として始まりました。
全員が第1シリーズを知っていますから、観た感想は全員「おもしろいけれど第1シリーズほどではない。でも音楽はかっこいい」でした。

いまなら誰でも知っているルパン三世のオープニングテーマ。作曲は大野雄二。
その日に観た同級生の中には、それまでイーグルスやドゥービーブラザーズばかり聴いていたのに、いきなりジャズに目覚めてしまった奴もいました。

これまで様々なアレンジがなされてきましたが、いちばんジャズの要素を前面に押し出した編曲は、おそらく1979年のバージョンでしょう。
マリンバとホーンセクションによる完全なジャズで、これがまた実にかっこいい。
YouTubeにも転がっているので、よろしければいちどお聴きになることをお勧めします。
あなたもジャズが好きになること、請け合いです。


他の番組でいえば、NHK「美の壺」が、やはりジャズの入り口になるでしょう。
オープニングはジャズ界の名曲のひとつに数えられる、アート・ブレイキーの「モーニン」。
番組中のBGMもほとんどすべてといえるほど、ジャズが使われています。
番組そのものも粋でおもしろいので(私は毎週予約録画しています)、まだご存知でない人はぜひご覧ください。
BSプレミアムで、毎週金曜の夜です。

何かを好きになるのは、きっかけひとつで充分。
私も子供の頃に立川談志の高座に出会わなければ、落語にのめり込むことはなかったでしょう。

あなたにも今後、一生の趣味になるものとの出会いが、訪れることと思います。
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