盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

3連覇ならず

2019-10-26 19:41:34 | にゃんころ
ラグビーW杯準決勝、ニュージーランドが負けてしまいました。

イングランドが勝ったのだろうか。NZが負けたのだろうか。
前半開始直後にイングランドがトライを決めてから、NZが浮き足立って無用な反則を繰り返した印象があります。
確かにイングランドのディフェンスは硬かった。
しかしNZの実力なら充分に振り切れる場面は何度もありました。
やはり前半開始直後にトライを奪われたことで「何か違う」と感じたのでしょうか。
ラインアウトをはじめイングランドにインターセプトされることも多く、強いオールブラックスの面影はありませんでした。

これはエディ・ジョーンズHCの、練りに練った「対NZ作戦」だったのでしょうか。
それとも単純に実力差だったのでしょうか。

これは準決勝のもうひと試合、南アとウェールズの結果を、そして決勝戦を見てみないことにはわかりません。
NZの3連覇が消えたいま、栄冠に輝くのはイングランドか、南アか、ウェールズか。

あと1週間、世界の目が日本に注目しています。
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ラグビー準決勝

2019-10-25 13:12:03 | にゃんころ
ラグビーW杯はいよいよ明日、イングランド対ニュージーランドの準決勝を迎えます。
おそらく事実上の決勝戦でしょう。

考えてみれば日本も、不運なくじを引いたものです。
開催国ですから全試合が中6日か7日。
4年前に南アフリカを破ってから中3日でスコットランドにこてんぱんにされたことを考えると、大きなアドバンテージがありました。

しかし、入ったプールが悪かった。
仮に1位通過したら準々決勝の相手はプールBの2位、2位通過したらプールBの1位です。
つまり1位通過したら相手はゴリラとチータのキメラ(南ア)、2位通過したらホムンクルス(NZ)と戦わねばならないことが最初から決まっていたのです。

アイルランドとスコットランドを破ったことで、日本はティア1の中堅どころの国となら互角以上に戦えることを証明しました。
しかしNZ、南ア、イングランドあたりの「頂点の国」にはまだまだ開きがあることを、今回のW杯は同時に証明してしまったのです。

いまの日本が強いことはわかった。
問題は「今後もいままで以上に強くあり続けるためには何をしなければならないか」です。
まずジョセフHCはじめ首脳陣には、三拝九拝して札束を積んででも続投してもらわねばいけません。
そしてラグビー社会人リーグの完全なプロ化、強豪国とのアウェーでの定期的なテストマッチなどなど、課題は山積みです。
サンウルブスがスーパーラグビーから除外されてしまうので、今回をピークに人気も実力も下降してしまうことは充分に考えられます。


残るは準決勝、3位決定戦、そして決勝。
日本チームが見られなかったベスト4の景色は、はたしてどのようなものでしょうか。

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自然災害とスポーツ

2019-10-19 23:55:11 | にゃんころ
遅ればせながら、今年の自然災害で亡くなった人とご遺族や被災された人に、心よりおくやみとお見舞いを申し上げます。

そして4週間、いい夢を見させてくれたラグビー日本代表に、心から感謝します。

日本代表の試合は終わりましたが、W杯はまだまだ続きます。
おそらく準決勝のイングランド対ニュージーランドが、事実上の決勝戦になるでしょう。
「日本が負けたから観ない」では、あまりにももったいない。
これからは、まさに世界の頂点を競う勝負です。

準決勝、3位決定戦、そして決勝。
私たちはホスト国として、最後まで盛り上げる責務があります。
会場に行けない人はPVでも自宅でも、日本はいませんがいいプレーには惜しみなく声援を送り、試合が終わったら勝者にも敗者にも拍手を贈りましょう。
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やっ    たああああ!

2019-10-13 22:25:21 | にゃんころ
ラグビーW杯、すでにみなさんご存知のように、日本がスコットランドに勝ちました!

これまで「負けてもこれこれこういう条件なら勝ち抜け」と、くどくど説明してきた私が恥ずかしくなるような、堂々とした勝ちっぷりでした。
もう多くは語りません。
小競り合いこそ1回あったものの、クリーンな戦いで名実ともに両者の実力が充分に発揮された教科書のような戦いでした。

選手やジョセフHCは、もう心は決勝トーナメントに集中していることと思います。
相手は4年前に「奇跡」といわれた南アフリカです。
私たちもきょうの勝利を喜びつつ、週末からの「まだ見ぬ8強の世界」に思いを馳せることにしましょう。

改めて日本代表、おめでとう!!
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絶妙なコース取り

2019-10-11 21:42:52 | にゃんころ
ラグビーW杯、日本のいるプールAは12日のアイルランド対サモア(福岡)と13日の日本対スコットランド(横浜)を残すのみとなりました。

台風19号での中止が懸念されていましたが、進路が予想より東にずれたので12日は横浜は記録的暴風雨ですが福岡はせいぜい普通の風雨、13日は横浜でも台風一過の穏やかな天気が予想され、どちらの試合も問題なく開催できそうです。
まさにプールAに合わせたような、絶妙なコース。
ただ前回も申し上げたように、横浜スタジアムは駐車場をわざと冠水させて周囲の洪水を防ぐしくみになっているので、もしかすると無観客試合になるかもしれません。

いずれにせよ両試合とも開催された場合、すでに3勝の日本が有利であることは間違いありませんが、条件が厳しくなりました。

勝つか引き分ければ1位通過、これは変わりません。問題は負けた場合です。
これまでは、負けてもボーナスポイントをひとつ取れば2位通過できました。
しかしスコットランドがロシアに9トライで完勝したので、大量に得失点差を稼ぎました。
いま3強の中でいちばん得失点差が少ないのが日本です。
だから日本は負けるにしても4トライ以上かつ7点差以内で負けないと、スコットランドに上回られてしまうのです。

ただしこれは12日のアイルランド対サモアで大量点でアイルランドが勝てば、の話です。
もし仮に万が一たとえばにせよアイルランドが負けるか引き分けた場合、日本は負けてもボーナスポイントなしで勝ち抜けできます。
まあ、ないでしょうけどね。
だからこそ日本は勝たねばならないのです。

日本人にとっても未曾有の台風ですから、天候の穏やかなぬるい国からきた選手や関係者、そして観客の人たちには「これが日本のタイフウか!」と実体験して孫の語り草にしていただきましょう。
中止になったイタリアのヘッドコーチは怒っていましたが、日本の台風に臨機応変に対応するには、W杯というイベントも今回の台風も大きすぎるのです。

いずれにせよあと2日で、すべてが決まります。
私たちは試合が潤滑に運営されることを願い、ひたすら日本の勝利を願って応援しましょう。
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お題・ラグビーW杯(2)

2019-10-08 10:58:47 | にゃんころ
さて、どうしたものでしょうか。

おととい書いた記事に「いいね」「役立った」「応援」など、多くの人たちの反応がありました。
普段はめったに頂かないので、とても嬉しく思います。

そして、

 『〇〇さんが「続き希望」を押しました。 』

そんなボタンがあったのか。初めて知った。
「続き」って、あーた。どうしろってんですか。

しかし、乞われて拒むは武士の名折れ(いつの時代だいつの)、やってさしあげようではありませんか。
どうなっても知らんぞ。

前回お話ししたように、日本が無条件で予選敗退する条件は、
・日本がスコットランドに4トライ(以下「T」と略)以上取られて負ける
・日本がスコットランドに8点差以上つけられて負ける
・スコットランドがロシアに4T以上で勝つ
この3つを同時に満たした時のみ、スコットランドが日本を1ポイント上回ります。

もうひとつ条件があるのですが、それは後で説明します。

これまで3戦全敗のロシアが最後の意地を見せるかにもよりますし、スコットランドは中3日で日本戦なので主力をできるだけ休ませたいでしょう。
でもやっぱり地力の差で、対ロシアは4T以上取るでしょうね。
となると純粋に日本対スコットランドの直接対決の結果次第になります。

スコットランドがロシアに4T以上で勝つと、勝ち点は10。
いま日本は14、アイルランドは11です。
もし日本が負けても、7点差以内「または」4T以上であれば15になるので、どちらかの条件を満たせばスコットランドに勝ち点で並ばれはしますが上回られはしません。

もし並ばれた場合、まず当該国同士の勝敗がきますが、その場合ここにアイルランドが絡んできます。
仮に日本とスコットランドが15で並んだ場合、アイルランドが4T未満でサモアに勝ったとすると、何と3チームが15で並んでしまうのです。

当該国同士の対戦は、

日本〇 - ●アイルランド
アイルランド〇  - ●スコットランド
スコットランド〇 - ●日本

と、完全にじゃんけんと同じ三すくみ。
となると先ほど「後で説明する」と申し上げた、得失点差の勝負になります。

現在、日本の得失点差は+46、アイルランドは+52。
スコットランドは+10ですが1試合少ないので、ロシア戦で+36以上を取れば日本と並ぶか上回れます。
しかし日本とアイルランドの差はたった6なので、2PG(ペナルティゴール)で並び、1T1G(1トライ1ゴール)で上回れる僅差です。

スコットランドがロシアに何点差で勝つか、そして最後の試合に3チームがそれぞれ何点取るか、とどのつまりはそこで決まるわけです。

しかも、選手がどれほど努力しても、どうにもならない要素が新たに発生しました。
台風です。
現在の気象庁の予報円では、ちょうど今度の週末に大型の台風19号が日本を直撃します。
ウェザーニュースでは日曜の夜までには横浜でも止む(または小降り)といっています。

ラグビーは何があっても雨天決行ですが、横浜スタジアムは大雨の時に駐車場をわざと冠水させて周囲の洪水を防ぐしくみになっているので、選手や観客がスタジアムに到着できるかどうかはわかりません。
翌日が体育の日ですから、まさかとは思いますが順延の可能性もないとはいえません。
するとスコットランドは1日多く休めるので有利になります。


ふう。

以上が、現在私が持っている情報でいえるすべてです。
前回もいいましたが、勝ちゃいいんです、勝てば。
はい、そこのあなた。負けた時のことなんて考えない。テレビや携帯の前でひたすら日本を応援すること。
負けた時のことをこんなに細かく考えている私がいっても、説得力はありませんけどね。

行け、ニッポン!!


※17:10追記

W杯のルールでは、天候で試合を中止せざるをえない場合、順延はせず0-0の引き分け扱いになるそうです。

すると、もし12日のアイルランド対サモア戦が台風で中止になり、13日の日本対スコットランド戦が実施された場合、今度はアイルランドが予選落ちというとんでもない結末も予想されます(日本は勝つか引き分けで1位通過、負けても2位通過)。
逆に12日の試合が行われて13日が中止になれば、今度はアイルランドが1位通過の可能性が高い(日本は2位通過確定)。

さあ、さらにおもしろくなってきました。W杯が始まる前は世界ランク1位だったアイルランドが、台風という突然かつ不可避の要因で、天国か地獄かの薄っぺらい塀の上に立たされているのです。

今週は天気予報から目が離せませんね。
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お題・ラグビーW杯

2019-10-06 22:36:21 | にゃんころ
えーと、面倒なことになったものです。

いや、サモアに勝ったのはめでたい。最後にボーナスポイントを獲得できたのもすごい。
そのぶん、話がめんどくさくなっちゃった。

スコットランドに勝ちゃ文句ないんでしょ、勝てばっ。それくらいわかりますよ。
おとなしく勝たせてくれる相手じゃないから困るんです。

えーと、

1.スコットランドに勝った場合→他試合の結果に関わらずグループ1位通過

2.引き分けた場合
・4トライ以上→他試合に関わらず1位通過
・4トライ未満→
 i)  アイルランドがサモアに4トライ以上で勝ったら得失点差で1位か2位通過
 ii) アイルランドが4トライ未満なら1位通過

3.負けた場合
・4トライ以上かつ7点差以内で負けたら1位通過
・4トライ以上または7点差以内で負け、かつスコットランドが4トライ未満なら2位通過

…………

やめましょう。
スコットランドは日本戦の前にロシア戦を残しています。
3戦全敗のロシアが相手なら、スコットランドは確実に4トライ以上で勝つでしょう。
となると、唯一「スコットランドが日本に4トライ以上「かつ」7点差以上で勝った場合」のみ、日本は予選敗退です。
ところが4トライ以上「または」7点差以内で日本が負けた場合、アイルランド対サモアの試合の結果によっては「3チームが勝ち点15で並ぶ可能性があります。
こうなると3チームの得失点差や当該チームの勝敗が絡んでくるので、終わってみないことにはわかりません。

スコットランドといえば忘れもしない4年前、日本が南アフリカに大番狂わせで勝利を収めてから中3日で戦い、大敗した相手です。
ところが今回は立場が逆。日本は中7日、スコットランドは中3日です。
スコットランドとしては、もう敗退の決まっているロシアが相手、主力を少しでも休ませたいところだったでしょうが、日本がサモアとのラストプレーでトライを決めてボーナスポイントを取ったために、ロシア戦では何がなんでも4トライが必要になりました。
そして中3日で、休養充分の日本が相手です。日本の勝機は充分にあるといえるでしょう。

日本はできれば1位通過してほしい。
そうすれば決勝Tの相手はおそらく南アフリカです。
2位通過だと、ニュージーランドを相手にしなければなりません。
まあそんなことを考える前に、スコットランド戦の勝利をみんなで願いましょう。
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お題・消費増税

2019-10-01 18:40:25 | にゃんころ
きょうから消費税が10%に上がりました。

幼児教育の無償化、社会保障の充実などのためにしかたがないといえばしかたないのですが、表面的に見れば生活の負担が増えるのは確かです。
ただし軽減税率とかキャッシュレス還元などで、5%から8%に上がった時ほどの重圧感はなさそうです。

まあ今回の増税についていいたいことは多々あるのですが、その中からひとつだけいいたい。

なぜ食い物を、その場で食うか持ち帰って食うかで税率を変えるんだ?

そんなもん、食材や食品や料理を一律9%にすりゃいいだけの話ではないですか。
これなら誰だってわかるし、レジの改造も簡単にできるし、現場での混乱も少ない。
食べる場所で税率を変えると決めた官僚か閣僚か知りませんが、ツラを拝んでみたいものです。

まあ、きょうは初日。
いずれはみんな慣れて当たり前になっていくでしょう。
私は高齢者なので恩恵を受ける側ですが、日々の出費が増えることには変わりありません。
なんちゃらペイやクレジットカードなど使わず、たとえ割高でも財布の中の現金と相談しながら今後も暮らしていきます。
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