(本頁は「錦秋の屛風岳(5)」の続きである。)
虎毛山の眺めともそろそろお別れだ。
この山にも登ってみたいが、今年はもう無理だろう。
来年以降の課題としよう(2017年の虎毛山登山記録はこちら)。
この後の下りは高松岳の南斜面の紅葉をじっくり眺めながら降りて行く。
このあたりの紅葉は朝登る時はほとんど逆光だったが、帰りは順光に近くなったので色合いもよく認識出来た。
同じような風景ばかりで恐縮。
行く手の方角に屛風岳がちらりと見えた。
その後も紅葉したブナ林が続く。
(右上)ロープ箇所を過ぎる。
かつての車道終点に到着。
目の前に一瞬だが、屛風岳が現れるが、朝見た時とは山肌の色が全く違っていた。
次いでスラブ斜面。
湯ノ又沢の渓流は白濁してるように見えるが、白いのは水ではなく基盤岩の色だった。
(右上)湯ノ又大滝
最後に湯ノ又大滝を見て錦秋の山旅は終わった。
以上。
(他愛のないボヤキです。サラッと読み流して下さい。)
【12月17日の朝】
朝起きて( ̄π ̄;ビックリ、一晩で30センチ以上積もっておりました。
この雪、一見フワフワの綿雪のようですが、
現実は水を含んでいてシコタマ重たかったです。
応急的な雪かきなのに30分以上かかり、しっかり汗をかきました。
話は少し戻りますが、
11月になって他の皆さんのブログを拝見していると、
パソコンが動かなくなったという話を散見するようになりました。
うちは大丈夫だろうと思っていましたが・・・
11月13日の朝、突然、電源が入らなくなりました。
その日の昼に販売店に持ち込んだところ、店では不安定ながらも立ち上がったものの
それでも重症とのことなので
立ち上げたまま、家に持ち帰り、必死にバックアップを取りました。
翌14日、完全に動かなくなったので、
入院させると同時に新パソコンを購入しました。
個人的には、facebookのグループ管理者などもしているし、
gooブログもほぼ毎日のように更新していることだし・・・
それなのに私、スマホはさっぱり使えません。
なのでパソコンが動かなくなるとタイヘン困るんです。
それなのに・・・退院までは20日以上かかるとの話。
急遽新たにパソコンを買ったおかげで、ヘソクリが完全に消失してしまいました。
11月15日には(ケーブルテレビさんの迅速な対応もあり)
新パソコンの通信設定が終わり、ネットに繋がるようになりました。
【12月17日、夕方】
写真は我が家の私の書斎の様子です。
入院していたパソコン(右側)ですが、
先週(12月12日)やっと我が家に戻ってきました。
そして今日、先ほど(駆けつけてくれたケーブルテレビさんのおかげで)
通信設定が終了しました。
これからは新パソコン(左側、11月15日から稼働中)と二台体制でネットに繋がります。
ところで机の下、左にあるのは十数年前買った液晶プロジェクターです。
昨日(12月16日)、男鹿で行われた研修会で十年ぶりに稼働しました。
机の下、右にあるのは十数年前買った四代前のパソコン。
こちらは現在、液晶プロジェクターに繋がる唯一のパソコンです。
ふだんは押し入れの中で寝ていますが、
今回、16日の講演会で液晶プロジェクターを使用することになったため、
無理やり叩き起こされました。
というわけで厳密には三台体制なのでした。
退院してきたパソコンは買った当初はウィンドウズ10でした。
買ってほどなく、どうやったのか記憶は定かではないのですが、
ウィンドウズ11にアップデートしました。
それが直ってきたものはまたウィンドウズ10に戻っておりました。
ウィンドウズ10は来年でメンテ終了と聞いているのに
(`◇´)何故わざわざ古いのに戻して退院してくるのか。
【12月18日、朝1】
ウィンドウズ10を11にアップデートするにはどうしたらいいのか。
昨日、通信設定に来てくれたケーブルテレビの社員の方に聞いたら、
電源を立ち上げたまま、(-_-;)ひたすら念じて待つようにとのことでした。
なんか再放送中のNHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」あんこのおまじないのような話です。
昨晩、そのようにして寝ました。
今日未明、小用で起きたら、なんと「インストール開始してください。」
と言った趣旨の案内が出ておりました。
こんなに早く来るとは思ってなかったので、( ̄π ̄;驚きました。
結局、朝一番にはアップデートが済んでおりました。
午前中に指定されたセキュリティーアプリのインストールも終わり、
これで大手を振って使えるようになりました。
【12月18日、朝2】
今朝、起きたら新雪がまた25センチくらい積もっておりました。
昨日の分に上乗せで我が家の積雪量は約45センチになりました(厚いところは60センチくらい)。
この時期の秋田市としては多い方です。
約30分間、雪かきとカーポートの屋根の雪下ろしをしました。
またまた朝から汗をかきました。
ところで今朝の朝刊(秋田魁新報)は痛快でした。
秋田の殿様知事は昔からよく失言される御方です(例えばこちら)が、
たまには好いことを言ってくれます。
クマに怯える秋田県民の大多数は快哉の声を上げました。
都会にお住いのクマ愛護論者の皆さんには、
ぜひ都会にクマを引き取って可愛がっていただきたいものと存じます。
【12月19日、夕方】
毎度、クマ( ̄(エ) ̄)の話で恐縮。
今日は私の実家のある豪雪地帯横手市(山に隣接した市街地)が舞台のクマ話です。
ツキノワグマは冬になると冬眠するものだとばかり思っておりました。
しかし「アーバンベア」化すると、そうでもないようです。
またもや既成概念は打ち破られ、予想は外れました。
今年はこんな話ばかりですね(トラ◎プ再選、斎◎知事再選など・・・)
雪が降ったからと言って安心できません。
皆さんもくれぐれもご注意ください。
以上。
(本頁は「錦秋の屛風岳(4)」の続きである。)
この日二度目の高松岳南山頂に立つ。東に見えるのは栗駒山。
ここから先、北側の眺めはこれが最後になるだろう。
NHKの『にっぽん百名山』などでは山に登るシーンに多くの時間が割かれ、
下りのシーンは省かれる傾向がある。
特に私のようにピストン登山の場合はそれが顕著だ。
しかし現実の山歩きでは下りにもけっこう時間を費やしている。
また同じ場所を歩いていても、
行きと帰りでは太陽角度や天候の違いにより、見える景色も違って来るものだ。
今回は天気に恵まれたものの、午前中は鳥海山や月山など遠くの高山には雲がかかっていて見えなかった。
ところが帰る頃になったら、それらが一斉に見えるようになった。
他にも違う景色が見えたのであえて帰り道の様子も詳述させて頂く。
高松岳南山頂から、鳥海山を望む。右手前は山伏岳(1315m)。
鳥海山をアップで。左手前に丁岳や甑山。
今日の鳥海山はこの時期としては珍しく、まだ冠雪していなかった。
おそらく越年すると思われる南斜面の雪渓がしっかりと見えていた。
月山、鳥海山を交互に眺めながら下山する。
小又山、天狗森の後ろに月山。
鳥海山と山伏岳。
屛風岳
屛風岳越しに丁山地、鳥海山を望む。
この日最後の神室連峰と月山。
鳥海山もこれが最後か。
この後は高松岳南西斜面の紅葉を続けてみる。
例の鼻こすり付近。
急な下り坂が続くが、錦の紅葉絵巻は圧巻そのもの。
上の方ではダケカンバの樹形がみごとだった。
高松岳と虎毛山を結ぶ稜線はブナの樹海に覆われていた。
手前の黄色い葉はダケカンバだろうか。
この場所では登りの時も虎毛山を見ている。
こんなに美しい紅葉を観たのは久しぶり、いや初めてかもしれない。
「錦秋の屛風岳(6おわり)」へ続く。
(本頁は「錦秋の屛風岳(3)」の続きである。)
午前11時、山伏岳山頂に到着した。
あまりの眺めの良さに山座同定を試みる。まずは南西側の神室山方面から。
次いで軍沢岳方面。
屏風岳とジャンダルム。
(右上)ジャンダルムと呼ばれる岩峰
今回はこれを間近に見たくてわざわざ山伏岳までやって来たのだ。
下側、ジャンダルムの方から人の声がした。秋の宮方面から直登してきた団体さんだった。
今日、自分以外の人間に会ったのはこの時。山伏岳の山頂だけだった。
なお今日はここで昼飯タイムとする。
神室山をアップで。
神室山にはひと月前、登ったばかり(記録はこちら)だが、実にしんどい山だった。
日本一のキヌガサソウ群生を見るため、また登らなければならない来年以降の課題だ(記録はこちら)。
前神室山
前神室山の少し右、西側・丁岳方面を凝視したら、
これから登る予定の甑山も見えた(2017年の甑山登山記録はこちら)。
南側、虎毛山や禿岳など。
東側、高松岳。
約一時間の休憩の後、山伏岳山頂を後にした。
高松岳の右に虎毛山が並ぶ。
高松岳北山頂近くで山伏岳を振り返ると鳥海山が見えるようになっていた。
高松岳北山頂に今日二度目の到着。
北山頂からこの日最後の焼石岳を眺める。
栗駒山はまだ最後ではないが、一応。
山形の朝日連峰や月山は午前中には見えなかったが、
山伏岳からの帰り、高松岳山頂まで来たら、見えるようになっていた。
高松岳南山頂近くから南側、虎毛山を望む。
虎毛山の右側には山形県の山々がズラリと見えたので、私のわかる範囲で山座同定を試みた。
禿岳、蔵王方面を望む。
少し右、吾妻山方面。
少し右、飯豊連峰。
南山頂付近から今一度、朝日連峰や月山を望む。
山形の名だたる山々が一望出来たものの、
比較的近くにある船形連峰は虎毛山のかげになってしまい、よくわからなかった。
「錦秋の屛風岳(5)」へ続く。
(本頁は「クマ籠城と太平山(2024年11月30日~12月2日)」、
「秋田のクマ出没マップ(2024年12月4日版)」の続きである。)
12月13日は一ヶ月ぶりに秋田市土崎の眼科医院に通院しました。
この医院のすぐ近所のスーパーで先月末、クマの籠城事件(怪我人一名)がありました。
折角なので帰りに事件現場を掠めてみました。
今は事件の後遺症もなく、お客さんで賑わっておりました。
写真はそのスーパーです。
隣には秋田臨港警察署。
参考マップ
ところで山から遠く、廻りには海と住宅地しかない土崎港に
どうやってクマが現れたのか謎でした。
秋田魁新報 2024年12月4日 掲載記事より抜粋
専門家の意見では日本海沿岸にズラリと並ぶクロマツの砂防林を伝わって
南下してきたのではないかという話でした。
なおクマが籠城中、捕獲後も近くで別のクマが目撃されていますが、
さすがにここ一週間ほどは見かけなくなったようです。
雪が降ってきたので、(砂防林を伝わって)山に帰ったのでしょうか。
だとしたら安心なのですが・・・
やっと積雪した我が家の庭(2024年12月13日昼頃)
と思ったら、同じ13日の昼、
今度は土崎港より10キロ近く南の新屋地区の工業団地に
でかい( ̄(エ) ̄)クマが現れました。
ここは土崎港とは雄物川河口で分断されており、
大きさも違うので、土崎で目撃されたクマとは別でしょう。
おそらく南の出羽丘陵(由利本荘市)から北上してきたものと思われます。
以下、秋田魁新報 2024年12月13日 掲載記事より抜粋
【秋田市新屋の西部工業団地でクマ 目撃相次ぎ箱わな1基を設置】
13日午後0時50分ごろ、秋田市新屋鳥木町の西部工業団地に
クマがいるのを車で通りかかった40代女性が目撃し、110番した。
事業所や住宅が近くにあるため、秋田中央署がパトカーで周辺を巡回した。
署によると、工業団地内で目撃されたクマは体長約1・5メートル。
その後、団地周辺でクマの目撃が相次いだため、市は箱わな1基を設置した。
目撃場所近くの会社の担当者は「荷物の搬入口のシャッターや、出入り口を施錠するなどして、
クマが侵入しないようにしている」と話した。社員には帰宅時にクマに注意するよう呼びかけた。
現場は新屋駅から東に約800メートル。
同日午前7時ごろには、同市仁井田字新中島の運動施設敷地内にクマの足跡があるのを同市の50代男性が発見した。
新屋地区の工業団地内を巡回するパトカー
最後に
新たな目撃・痕跡(青●)を加えた秋田市南部のクマ出没マップを。
なんかじわじわと我が家に近づいてるようで、(-_-;)あまりいい気分ではありません。
以上。