モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「八幡平」の目次

2024年10月23日 | 八幡平

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 2024年10月5日、大場谷地の草紅葉

紅葉時期の八幡平(2013年9月28日)

源太ヶ岳で草紅葉を愉しむ。(2020年9月22日)

初秋の八幡平(2014年9月3日)

初秋の大場谷地(2014年9月3日)

晩夏の大場谷地(2011年8月29日)

2011年夏の八幡平・花の記憶(2)八月編

真夏の八幡平に咲く花。(2014年7月下旬、8月上旬)

真夏の大深湿原に咲く花は・・・。(2018年7月31日)

盛夏の八幡平でオオタカネバラ。(2019年7月20日)

2011年夏の八幡平・花の記憶(1)七月中旬編

南八幡平・源太ヶ岳と大深湿原を訪ねて。(2018年7月14日)

大場谷地に真っ白い銀河、いや綿の国星を見た。(2009年7月上旬)・・・「my 花の絶景」と共用。

霧の八幡平に咲く花。(2014年7月5日)

八幡平を縦走往復。(2018年6月18日)

ミズバショウの終わった大場谷地は?(2010年6月15日)

八幡平・焼山とキヌガサソウ聖地(2019年6月9日)

晩春の大場谷地(2010年5月31日)

大場谷地に春を追いかけて。(2012年5月27日)

八幡平アスピーテラインを西に走る。(2023年5月25日)

八幡平大場谷地のミズバショウ他(2017年5月22日)

春の八幡平アスピーテライン(2022年5月18日)

New 七年ぶりの大場谷地(2024年5月15日)

西八幡平に春を追いかけて。(2016年5月15日)

八幡平雪の回廊と万寿山ラスト雪割草(2019年4月20日)・・・「岩手の山」と共用。

早春の岩手山・北麓編(2023年3月11日)・・・「岩手山と姫神山」と共用。


New 八幡平の花図鑑6(初秋)

New 八幡平の花図鑑5(晩夏)

New 八幡平の花図鑑4(盛夏)

New 八幡平の花図鑑3(初夏の高所湿原と稜線)

New 八幡平の花図鑑2(初夏の亜高山帯針葉樹林)

New 八幡平の花図鑑1


2017/05/22 大場谷地にて。



2018/06/18 稜線から鏡沼を望む。



2013/09/22 八幡沼



以上。


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2024年10月5日、大場谷地の草紅葉

2024年10月21日 | 八幡平

(本頁は「秋田駒ヶ岳はガス紅葉だった。」の続きである。)

10月5日は(ガスで景色がさっぱり見えなかったため)秋田駒ヶ岳を昼前に下山した。
その後、時間が余ったので、北側、八幡平地区にある大場谷地湿原まで行ってみた。
ここは昔、人食い熊が出たため、七年前から立入禁止だったが、
今年の春に通りかかったら何故か立ち入り出来るようになっていた
(春の様子はこちら)。

今の季節は花が終わり、優しい色合いの草紅葉に覆われていた。







湿原周囲の低木ではオオカメノキの紅葉が始まっていた。










木道の近くの低木には薄青色の実が付いていた。







サワフタギの実だった。




以前、秋に来た時も見ているが、その時はあまり多いとは感じなかった。

今回は凄く多かった。それも半端でない量なので驚いた。
この湿原の入り口付近はサワフタギの大群生地だったのだ。
この実は落下しやすいようだ。
今回はたまたま実が大量に付いている時に当たったようだ。

 


(右上)この黒い実はイヌツゲだろうか。

紅葉の始まったこの低木は何だろう。




レンゲツツジだと思いだすまで少し時間がかかってしまった
(レンゲツツジやサワフタギが開花していた時の記録はこちら)。







湿原の奥まで木道を歩いてみた。




湿原に立っている実が付いた枯れ草はコバイケイソウと

 


(右上)コバギボウシだった。

後ろを振り返ると、焼山(1366m)が聳えている。




このお山、優しそうな姿をしているが、活火山でたびたび水蒸気噴火を繰り返している。
大場谷地はこの山の火山活動で沢が堰き止められて出来た小さな湖が
湿原化したものではないかと勝手に解釈している。

更に奥に行くと、残り花が幾つか有った。

エゾリンドウかエゾオヤマリンドウ
 


(右上)エゾノリュウキンカ





クマが怖いので、大音量の笛を鳴らして歩く。

クマンバチ付きのアオモリアザミ
 

(右上)このセリ科はエゾノヨロイグサだろうか。

湿原が途切れ、森になったところで退却する。




帰り道、国道341号線沿いに玉川ダムがある。

ダケサイトから北側の山々を望む。




右奥の高い山がさっき湿原から眺めた焼山だ。




以上。

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八幡平の花図鑑6(初秋)

2024年09月11日 | 八幡平

(本頁は「花図鑑5(晩夏)」の続きである。)

秋めいてくると、青や紫の花が多くなったように感じる。

オクトリカブト 2011/08/29



ミソガワソウ 2014/08/04
 


(右上)アオモリアザミ(オオノアザミ) 2015/08/05


アザミの仲間は他にウゴアザミも見かけた。

八幡平は湿原が多いせいか、ギボウシの紫もよく目にする。

コバギウシ 2014/09/03



ハクサンシャジン 2011/08/29
 

(右上)サラシナショウマ 2014/09/03

エゾオヤマリンドウ 2014/09/03



エゾシオガマ 2011/08/04
 


(右上)シロバナトウウチソウ 2011/08/29


ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) 2018/07/31
 


(右上)サワギキョウ 2015/09/05


ウメバチソウの群生 2014/09/03



ノコンギク 2015/09/05
 

(右上)タケシマランの実 2014/09/03


ハリブキの実 2015/09/05



ヒロハユキザサ(ミドリユキザサ)の実 2019/09/22
 


(右上)ツバメオモトの実 2019/09/22


9月も下旬になると、東北の多くの山では高いところから紅葉が始まるが、八幡平では必ずしもそうではない。
ご覧の通り、緑のままなのだ。
理由は八幡平では中腹から山頂まで常緑の針葉樹、アオモリトドマツに覆われているせいだ。

アオモリトドマツ林



しかし湿原では草紅葉がみごとだ。

八幡沼周辺の草紅葉 2013/09/28



キンコウカの草紅葉 2015/09/05



以上。

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八幡平の花図鑑5(晩夏)

2024年07月31日 | 八幡平

(本頁は「花図鑑4(盛夏)」の続きである。)

オオタカネバラは夏の八幡平を代表する花だが、生育地は限られている(黒谷地湿原が有名)。
また開花時期も短いので、見逃すことの多い花だ。

オオタカネバラ 2019/07/20



八幡平にはキンコウカも多い。あちこちの湿原に生育するが、大深湿原の群生はみごとだ。

キンコウカ 2018/07/31
 


(右上)トウゲブキ 2018/07/31



サワラン 2011/07/19
 

(右上)ヤマトキソウ 2018/07/31


エゾツツジ 2018/07/31



エゾツツジは秋田駒ヶ岳には多いが、八幡平では非常に少ない。

私自身は大深湿原で見たきり、湿原内の岩地に少しだけ生えていた。

ゴヨウイチゴ 2019/07/20
 


(右上)ハチマンタイアザミ 2011/07/19

ハチマンタイアザミは八幡平の固有種。見返峠の下、アスピーテライン沿いに多い。


モウセンゴケ 2018/07/31
 

(右上)ミヤマアケボノソウ 2018/07/31


ミヤマアケボノソウはサマニヨモギ同様、東北では早池峰山と八幡平(大深湿原)のみ。

ヤナギランはかつて秋田八幡平スキー場に大群生していた。

ヤナギラン 2011/07/19



クルマユリ 2014/08/04
 


(右上)オニシモツケ 2018/07/31


イワオトギリ 2015/08/05



ミズギク 2015/08/05
 


(右上)クロバナロウゲ 2013/08/02


ヤマブキショウマ 2011/08/04



アカモノの実 2015/08/05
 

(右上)サンカヨウの実 2013/08/02


以上。

花図鑑6(初秋)」に続く。

 

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八幡平の花図鑑4(盛夏)

2024年06月23日 | 八幡平

(本頁は「花図鑑3(初夏の高所湿原と稜線)」の続きである。)

7月になり、八幡平の湿原でよく目立つ花は(年にもよるが)ニッコウキスゲやコバイケイソウだ。
両種ともに大場谷地など低所では6月から咲き出すが、高所では盛夏の7月中旬頃が見頃となる。

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 2018/07/14


コバイケイソウとレンゲツツジ 2015/06/24



コバイケイソウはもしかしたら八幡平で最も多い花かもしれない。

ただし開花にはバラツキがあり、何年かに一度の豊作年の時の開花量は凄いが、そうでない年は(T_T)しょぼい。


コバイケイソウ 2018/07/14 
 

(右上)シナノキンバイ  2018/07/14

シナノキンバイは日本アルプスではハクサンイチゲと並んで一般的な高山植物だが、奥羽山系では何故か少ない。
私は八幡平と焼石岳でしか見たことが無い

(一方のハクサンイチゲは八幡平には無い。東北では羽後朝日岳を最後に、それより北には生育しない)。

よく似たミヤマキンポウゲは多く見かける。

ミヤマキンポウゲ 2014/07/05 
上の方の大きな二輪はシナノキンバイ。藤七温泉付近にて。



ハナニガナ 2018/07/14
 


(右上)ネバリノギラン 2018/07/14


ハクサンボウフウ  2018/07/14
 


(右上)ウサギギク  2018/07/14


ヨツバシオガマ 2014/07/05



ヨツバシオガマは奥羽山系では八甲田山から秋田駒ヶ岳にかけて分布している。
八幡平では比較的多く見かける。

ヨツバシオガマ 2014/07/05(左奥はハクサンチドリ)
 

(右上)ハクサンチドリ 2011/07/19


ハクサンチドリはアスピーテラインの道端などに雑草のように生えているのを見かけるが、
それ以外の場所ではあまり多いとは感じない。不思議な生え方をするランだと思っている。

イワイチョウ 2018/07/14
 

(右上)マルバシモツケ 2018/07/14


ウラジロヨウラク 2014/07/05



ゴゼンタチバナ 2019/07/20



モミジカラマツ 2018/07/14
 


(右上)カラマツソウ 2018/07/14

タカネアオヤギソウ 2018/07/14
 


(右上)ヒロハユキザサ(ミドリユキザサ) 2018/07/14


真夏の八幡平ではワタスゲもよく見かける。よく目立つ白い綿毛は花ではない
(花の写真は「八幡平の花図鑑1」に掲載済み)。
ウィキペディア解説によると、
「綿毛は種子(正確には果実、更に言えば痩果)から出ているのではなく、その基部から伸びている。
これは花被片と呼ばれるもので、普通の花の萼や花弁に当たる。このような種子はタンポポと同様に綿毛と共に風で飛ぶ。」
とあった。
黒谷地湿原や大場谷地の群生はみごとだ。

大場谷地のワタスゲ群生 2009/07/06



以上。


花図鑑5(晩夏)」に続く。

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