モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「鳥海山(年次)」の目次

2025年01月11日 | 鳥海山(年次)

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、
「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。

というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の頁作りを行いますので、どうかご了承お願いいたします。



(記事の配列は年の順に並べ、降順とした。)


New 2024年の鳥海山。彼方此方から


2023年の鳥海山。彼方此方から

2022年の鳥海山。彼方此方から

2021年の鳥海山。彼方此方から

2020年の鳥海山。彼方此方から

2019年の鳥海山。彼方此方から

2018年の鳥海山。彼方此方から

2017年の鳥海山。彼方此方から

2016年の鳥海山。彼方此方から

2015年の鳥海山。彼方此方から

2014年の鳥海山。彼方此方から

2013年までの鳥海山。彼方此方から。


New 2024年の鳥海山以外の山々(3)・・・泥湯三山、虎毛山、神室山、月山ほか

New 2024年の鳥海山以外の山々(2)・・・和賀山塊、焼石岳、栗駒山ほか

New 2024年の鳥海山以外の山々(1)・・・岩手山、乳頭山、秋田駒ヶ岳ほか



2017/05/29 山伏岳から見た鳥海山



2015/10/18 長坂道から見た鳥海山と鳥の海



以上。

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2024年の鳥海山以外の山々(3)

2025年01月10日 | 鳥海山(年次)

(本頁は「2024年の鳥海山以外の山々(2)」の続きである。)

このシリーズ、北の方から始めて、
岩手宮城との県境にある栗駒山まで南下してきたが、

そのあとは方角を西に転じて、栗駒山の西側の山と山形県に移行しようと思う。
山の名は泥湯三山、虎毛山、神室連峰、甑山、月山。
月山以外はあまり知られていない山ばかりなので、一応、マップから始める。

【参考マップ】



【2024年の泥湯三山と虎毛山】

泥湯三山を知ってる人はそう多くないだろう。
栗駒山の西側、雄物川の源流部に聳える小安岳(1301m)、高松岳(1348m)、
山伏岳(1315m)の三山(一応、火山)を指すが、
そう呼ぶようになったのはここ十年くらいだと思う。

2024年2月17日、湯沢市駒形町から泥湯三山を望む。



この三山と虎毛山は今年(2024年)は眺めただけで登っていない。

2024年9月4日、湯沢市駒形町から泥湯三山を望む。



2024年9月4日、小安温泉から須川温泉に行く途中、湯沢市と東成瀬村の境界付近から眺める。
ここから高松岳と山伏岳は見えない。




同日、同じ場所から虎毛山を望む。




虎毛山(1433m)は秋田県南部最奥にある山でこの付近では栗駒山(1626m)に次いで二番目に高い山だが、

泥湯三山のもろ蔭に位置するため、下界の平地からその姿を望むことは不可能だ。
栗駒山など近くの高い山に登れば話は別だが、自動車道路から姿が見える場所は此処を含め、僅か二ヶ所しかない。

2024年9月4日、栗駒山の山頂付近から望む。



2024年10月5日、湯沢市と東成瀬村の境界付近から虎毛山を眺める。



2024年10月5日、秣岳隣のモンサンミッシェル峰から虎毛山を眺める。



このお山、2018年夏の大雨で登山道が崩壊して以降、一般の人は登れなくなっている。


【2024年の神室連峰と丁山塊】

秋田山形県境にある神室山も下界からなかなか見えない山だ。
2024年2月17日、湯沢市の南、横堀付近から眺めてみたが、
神室山山頂は前神室山の蔭になって見えなかった。




神室山(1365m)は山形県金山町に行くと少しだけ見える。

2024年2月17日、金山町有屋付近から。



山形県最上町の向町盆地に行き、北の方を眺めると、
神室連峰の山々が屏風のように立ち並ぶ。

標高は1000m台から最も高い小又山でも1367mしかないが、
何やら2000m級の山なみを見ているような感覚だ。
ウィキペディアを見たら、標高こそ高くはないものの豪雪に磨かれた山容は険しく、
そのことから別名「東北のミニアルプス」と呼ばれる。とあった。
約10年前だったか、
初めてこの景色を見た時は長野県、安曇野から眺めた後立山連峰を連想した。

なおこの連峰の山座同定は難しい。
同定作業にあたっては、ネイチャーガイド神室連峰(発行・無明舎)などを参考にさせて頂いたが、
正しいものかどうか。

2024年2月17日、最上町鵜杉付近から、烏帽子山~小又山の山並み。



小又山(1367m)。神室連峰では最高峰。



烏帽子山から大尺山までの山並み。



八森山から槍ヶ先までの山並み。



再び、金山町有屋に戻って、竜馬山。
高さは521mと低山だが、ゴシック建築のような山容に驚いた。




丁山塊の二景。

2024年2月17日、早朝。甑山(こしきやま)(左の男甑は981m)。



2024年4月7日、丁岳(1146m)。



【2024年の月山】

ラストは山形の名山月山。
2024年の二月は暖冬で秋田も山形も平地は雪がほとんど無かった。
一応、豪雪地となっている新庄まで走って彼方此方から雪姿の月山を眺めた。

2024年2月17日、雪の無い新庄市から。



2024年2月17日、鮭川村から。



2024年2月17日、舟形町から。



下界に雪は無くとも、月山には雪がドッサリだった。

それでも真夏、鳥海山から見た月山は真っ黒だった。

2024年8月2日、鳥海山から。



8月9日は珍しく(7年ぶりに)羽黒ルートから月山に登った。

2024年8月9日、月山山頂。



2024年8月9日、月山山頂付近の花。
ハクサンフウロ、タテヤマウツボグサなど。



花はいっぱい有ったが、景色はガスで何も見えなかった。
月山は相変わらずガス山だった。

秋に秋田駒ヶ岳に登ったところ、男岳山頂から月山が見えた。
今まで見た月山としては男鹿半島と同じくらい遠くから見たことになる。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳男岳山頂から。



以上。

コメント (2)
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2024年の鳥海山以外の山々(2)

2025年01月07日 | 鳥海山(年次)

(いつもご覧いただきありがとうございます。私、冬期間は山歩きを休止しております。
そのため、今後しばらくリアルタイムの山歩き記事は投稿出来ません。
投稿自体も間遠になり、有っても振り返りや再編集の記事が主体となりますが、
どうかご寛容下さい。引き続きよろしくお願いいたします。)

(本頁は「2024年の鳥海山以外の山々(1)」の続きである。)


【2024年の和賀山塊と真昼岳】

この両山塊に今年(2024年)は一度も登ってない。山麓や他の山から見た姿ばかりで恐縮。
1月20日は岩手の山々を眺めようと、一旦は県境を越えたが、
主たるターゲットの岩手山は雲を被ってしまったので午前中のうちに秋田県に舞い戻った。
秋田の山は雲を被らず、一日中よく見えた。
田沢湖湖畔から、南を望むと羽後朝日岳が聳えていた。
夏場はあまりパッとしない山だが、雪を纏ったら神々しい姿に変わっていた。
1400m程度の山とはとても思えない。
私は勝手ながら、上高地河童橋から見上げた穂高連峰吊尾根に似ていると思っている。

2024年1月20日、田沢湖御座ノ石神社付近から羽後朝日岳(1376m)を望む。



和賀岳を盟主とした和賀山塊は仙北平野から望まれるが、山名の同定はなかなか出来ないでいた。

今回、チャレンジしてみたが、正しいものやら。

2024年1月20日、仙北平野から、和賀山塊を望む。



5月2日、岩手の姫神山に登ったら、いつになく和賀山塊がよく見えた。
隣に鳥海山も見えた。凄く得したような気分になった。

2024年5月2日、姫神山山頂から和賀岳や高下岳を望む。微かに鳥海山も見えた。



同じ日、岩手からの帰り道、田沢湖湖畔を通りかかったら、
ここからも和賀岳が見えた。

2024年5月2日、田沢湖御座ノ石神社から和賀岳(1439m)を望む。



真夏には秋田駒ヶ岳男岳山頂から眺めた。

2024年8月19日、秋田駒ヶ岳男岳から。



真昼岳二景。

2024年1月20日、仙北平野から、真昼岳の山塊を望む。



2024年1月20日、美郷町善知鳥から真昼岳(と南真昼岳)を望む。



【2024年の焼石岳】

焼石岳の姿を写した写真はあまり見かけない。
特に秋田側から見た姿はほとんど知られていないだろう。

2024年2月17日、横手市黒川付近から望む。



2024年4月10日、横手市十文字町より望む。



焼石岳には今年三回行ったが、いずれも山頂は踏んでいない。

一度目、6月6日は山頂近くにある姥石平のお花畑が目的だった。

2024年6月6日、姥石平のお花畑と焼石岳山頂。






2024年9月9日、早朝の中沼、鏡面風景。



2024年9月9日、銀明水の上から胆沢平野の散村を望む。


9月9日はとても天気が好かったが、暑すぎてダウン。
銀明水の少し上まで行って引き返した。

10月22日は紅葉狩りドライブなので、山麓を掠めただけ。


2024年10月22日、胆沢橋から柴沢山方面を望む。



9月9日、焼石岳の帰りに秋田岩手県境にある東山(とうざん)を眺めた。

2024年9月9日、左が下東山(1117m)、右が上東山(1116m)。



【2024年の栗駒山】


栗駒山は宮城、岩手、秋田の三県県境付近に聳えるが、秋田県の低地からはほとんど見えない。

見える場所は湯沢市稲庭町や旧皆瀬村の入り口付近に限られる。

2024年2月17日、湯沢市稲庭町付近から望む。
左から栗駒山(1627m)、展望岩頭(1573m)、秣岳(1424m)。


栗駒山には今年三回も登った。いずれも天候にはまあまあ恵まれた。
最初の登山は5月19日、山開きの日だった。

2024年5月19日、名残ヶ原から栗駒山と剣岳(右側)を望む。



2024年5月19日、栗駒山山頂付近から西側、秣岳方面を望む。



二回目の登山(9月4日)の報告はパス。

2024年9月9日、奥州湖越しに栗駒山を望む。




10月5日は紅葉狩りで秣岳に登った。

2024年10月5日の早朝、須川湖から秣岳を望む。



2024年10月5日、秣岳に登る途中から須川湖を見下ろす。




この日は近頃、モンサンミッシェルの名で人気上昇中の秣岳隣のピークに参拝した。

2024年10月5日、しろがね草原から展望岩頭と栗駒山を望む。



2024年10月5日、しろがね草原



2024年10月5日、モンサンミッシェル峰



以上。

「2024年の鳥海山以外の山々(3)」へ続く。

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2024年の鳥海山以外の山々(1)

2025年01月06日 | 鳥海山(年次)

鳥海山については、「20XX年の鳥海山。彼方此方から。」なる企画頁を
2013年から作成している(2024年はこちら)が、
鳥海山以外の山にはそのような企画が無かった。
鳥海山のように自宅から毎月のように見ることが出来ない山だから
しょうがないのかもしれない。

秋田では今年も昨年同様、クマが出没しており、平日に独りで歩ける山の範囲も限られてきた。
またここ二年ほど脚力、心臓力がめっきりと衰えてきた。
そのため秋田から遠く離れた地域の山にはもはや行けなくなった。
それでも秋田の近場にあり、年二回以上、山に登ったり、
山の近くまで行ってその姿を拝んだ山については
鳥海山同様、年次の記録頁を作ってみようかなとふと思った。
写真枚数は各山ごとに数枚ずつとした。
三部構成にして、まずは秋田市よりも北や東にある山から。


【2024年の岩手山】

一番バッターは岩手を代表するお山、その名も岩手山。
この山はとても美しい姿をしているが、登るとなるとかなりしんどい。
おそらく (´π`;)ワタシの現在の脚力心臓力ではもう無理だろう。
そのためこの山に対しては、ここしばらくは下界や他の山などから眺めるだけにしている。
2024年は1月20日に初めて岩手入りし、下界からその姿を眺めようとした。
未明のうちに県境を越え、小岩井農場に差し掛かったら・・・

2024年1月20日、小岩井農場から。モルゲンロートの岩手山。


この日の岩手山はこのあと雲に包まれてしまい、
(T_T)姿を見ることは叶わなかった。

次は5月2日。
この日は雲に邪魔されず、一日中、彼方此方から御姿を眺めることが出来た。

2024年5月2日、八幡平市上坊牧野から。一本桜を添えて。



2024年5月2日、盛岡市生出から。



盛岡市生出や旧・渋民村付近から見る岩手山は南部片富士ではなく、
両面富士いや両富士だと思う。

2024年5月2日、姫神山山頂から。左側には秋田駒ヶ岳や乳頭山が見えている。



2024年5月2日、滝沢市柳沢から。



その後、しばらく見なかったが、9月4日は意外な場所で岩手山を見た。

2024年9月4日、栗駒山山頂から。



それは岩手と宮城の県境にある栗駒山からだった。

栗駒山と岩手山との間には焼石岳があるので、
その陰になって見えないものだとばかり思っていた。

しかし岩手のfacebook友人から見える筈だと言われていた。

今回、栗駒山の山頂まで行ったら、
焼石岳の上に岩手山の山頂部がちょこんと突き出して見えた。
これは個人的には秋田駒ヶ岳から月山が見えたことと並んで今年(2024年)の快挙かもしれない。

次は岩手山のすぐ西隣の山から。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳に登る途中から。



2024年11月26日、鳥海山中腹から北東を眺めたら、
遥か遠くに似たようなお山がふたつ見えた。

左が秋田駒ヶ岳。そして右は岩手山だった。




【2024年の乳頭山】

乳頭山には今年は一度も登ってなかった。
理由は( ̄(エ) ̄)クマが怖くて。
山麓や近くの山から見た姿ばかりで恐縮。

2024年1月20日、田沢湖、潟尻付近から。



乳頭山は岩手県側から見えにくいのだが、姫神山山頂と網張温泉付近、三ツ石山などから少しだけ見える。


次の写真は1月20日、網張温泉の近くから見えたもの。


この方角から見た乳頭山は香箱座りをした猫のようだ。なお岩手では烏帽子岳と呼ぶようだ。

2024年5月15日、乳頭温泉入り口付近から。



2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。個人的にはここから見た姿が一番好きだ。




【2024年の秋田駒ヶ岳】

冬場と春は下界から眺めた姿ばかりだ。

2024年1月20日、田沢湖、潟尻付近から。夕焼けバージョン。



2024年1月20日、田沢湖町から山頂部をアップで。



岩手側から見た姿はゆったりとした姿になる。

2024年5月2日、雫石町赤渕付近から。



この山には毎年一、二回登っているが、今年は五回も登ってしまった。
こんなに多く登った理由は、初夏に二回登ったものの、PM2.5のせいで景色はさっぱり見えなかった。
この山は山岳展望も素晴らしい山なので、リベンジの意味で真夏以降も登ったので回数が増えた。

2024年6月21日、大焼砂から女岳と男岳を望む。手前の黄色い小花はタカネスミレ。



秋田駒ヶ岳の最高峰は男女岳(おなめだけ)だ。
生保内(旧・田沢湖町)側からは男岳のかげに隠れて見えにくいが、
男岳から望む姿は端正な富士山型だ。

8月19日、男岳から男女岳を望む。背景は左に八幡平、右に岩手山。



2024年9月24日、男岳山頂からの大観。田沢湖と鳥海山が一枚に収まった。




10月5日は紅葉が真っ盛りだったが、ガスで景色はほとんど見えなかった。

2024年10月5日、男岳山頂から一瞬だが田沢湖が見えた。



秋田駒ヶ岳には昨年(2023年)は二回登山し、二回とも( ̄(エ) ̄)クマに遭遇している。
今年は唐辛子スプレーも持参し、五回も登山したが、一度も会わなかった。えがった。えがった。

 


【2024年の八幡平その他】

八幡平に今年は一度も行かないでしまった。
真っ平らなので遠くから眺めても感動するような風景ではないが、別山から見た姿を二枚。

2024年5月2日、姫神山山頂から。



2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。



実は5月15日、八幡平アスピーテラインをドライブしようとその方角に向かった。
ところが途中の大場谷地に寄っていたら、時間が足りなくなってしまい、
アスピーテラインまでは行けなかった。

大場谷地は花の多い湿原だが、
( ̄(エ) ̄)クマ出没で2017年以降、ずっと入山禁止となっていた。

それがどうしたことか、今年は立ち入りできるようになっていた。

2024年5月15日、大場谷地湿原にて。背景の山は焼山火山(1366m)。



焼山の姿は秋田駒ヶ岳からも眺めている。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から。手前の河童禿の山は大白森。後方の連なりの左端が焼山。



今年はほぼ毎年のように登っている森吉山にも登らないでしまった。

2024年9月24日、秋田駒ヶ岳から森吉山を望む。



以上。

2024年の鳥海山以外の山々(2)」へ続く。

 

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2024年の鳥海山。彼方此方から

2024年12月30日 | 鳥海山(年次)

(いつもご覧いただきありがとうございます。私、冬期間は山歩きを休止しております。
そのため、今後しばらくリアルタイムの山歩き記事は投稿出来ません。
投稿自体も間遠になり、有っても振り返りや再編集の記事が主体となりますが、
どうかご寛容下さい。引き続きよろしくお願いいたします。)


例年、冬場の秋田は天候不順で鳥海山はなかなか見えないものだが、
今年はいつもと様相が違うようだ。
異常なほどの暖冬で、秋田市には積雪がほとんど無かった(除雪車出動もたしか一回だけ)。
そのためか今年の冬は鳥海山が割とよく見えた。
手始めは1月11日。この日は夕方近くなってから、にかほ市に見に行っている。

2024/01/11 にかほ市象潟町大須郷から。



ここから望む鳥海山は左に支峰の稲倉岳が突き出し、

右側は盾状の西鳥海山が前に迫り出しているためちょっと変な格好に見える。
しかしこの地に住まう人々にとっては、この姿が鳥海山なのだ。

この日は象潟町小滝で日没を迎えた。
ここからアーベンロートの鳥海山を眺めたのはこの時が初めてだった。

2024/01/11 にかほ市象潟町小滝から。



2月17日は山形県の最上町や新庄市を訪ねている。その帰り道、鳥海山がよく見えた。

2024/02/17 新庄市と金山町の境界付近から。


ここは国内でも有数の豪雪地帯の筈だが、今頃の季節に雪がほとんど無かったのに驚いた。

翌2月18日は秋田県内から鳥海山を眺めた。

2024/02/18 由利本荘市桃野谷地沢付近から。



上坂では暖冬のせいか、水田の雪が融け、逆さ鳥海が見えた。

2024/02/18 にかほ市上坂から。



三月下旬は晴れた日を選んで(山形県)鶴岡に行くことが多い。これは高館山の雪割草を見るためだ。
ところがこの日、鳥海山は雲に隠れていた。
帰り道、遊佐町に差し掛かったら、雲が取れ、姿を現した。
今年初の庄内鳥海だ。

2024/03/24 遊佐町藤崎から。



この日、にかほ市まで戻って来たら、ラジオで大相撲の中継が始まった。
にかほ市田抓まで来て、次の写真を撮っているときに尊富士が110年ぶりの新入幕優勝を果たした。

2024/03/24 にかほ市田抓から。



4月2日も雪割草を見に庄内の山に来たが、帰りに寄った酒田市八幡のファミリーマートから。
当時、屋根の上に富士山が乗っかって見える山梨県のコンビニが話題になっていた。
秋田山形には鳥海山の姿がよく見えるコンビニがいくつかあるのだが、こちらはさっぱり話題にもならない。

2024/04/02 酒田市八幡のファミリーマートから。



私の実家のある十文字付近から眺める鳥海山は奇麗な富士山型になっている。

2024/04/10 横手市十文字町から。



5月26日はとてもよく晴れたので、由利本荘市の彼方此方から鳥海山を眺め歩いた。

2024/05/26 由利本荘市陳ケ森から。



2024/05/26 由利本荘市百宅から。


「ねんねこぼぼこ」の雪形が見えてきたが、わかりますかな。

2024/05/26 祓川竜ヶ原湿原(由利本荘市)から。



今年は6月12日に初めて鳥海山に登山した。

しかしこの日は晴れていたのにPM2.5のせいか視程が悪く、山はほとんど見えなかった。
帰りに鉾立まで下りたら、ボンヤリだが鳥海山本体が見えた。白糸滝は近くなのでよく見えた。

2024/06/12 鉾立展望台から鳥海山や白糸滝を望む。


鳥海山の白糸滝がよく見えるのは六月のいっときだけだ。手前に咲く花はタニウツギ。

二度目の登山は6月27日だった。

2024/06/27 長坂道T字分岐から。



午後から鳥海山は雲に包まれることが多いが、
この日は珍しく下山後もよく見えたので、山麓から眺めて廻った。

2024/06/27 にかほ市象潟町長岡付近から。



今年7月は鳥海山に登っていない。それどころかろくに姿も見えなかった。
特に下旬は鳥海山付近で線状降水帯が発生し、
北山麓の由利本荘市、南山麓の(山形県)遊佐町や酒田市、戸沢村などが大水害に見舞われた。

そのため鳥海山に近づけないような状況が続いていた。
8月2日は登山しているが、大雨のおかげか、鳥海湖の水は豊富だった(昨年は干上がる寸前だった)。

2024/08/02 長坂道稜線から鳥海湖を見下ろす。



8月9日は久しぶりに(七年ぶりに)羽黒口から月山に登っているが、
登り始めの一時間だけ、鳥海山が見えた。

2024/08/09 月山無量坂から鳥海山を望む。



8月19日は秋田駒ヶ岳に登っている。天候に恵まれ、この日はこの山から初めて月山が見えた。
もちろん鳥海山も見えている。

2024/08/19 秋田駒ヶ岳男岳山頂から月山と鳥海山を眺める。



9月16日は男鹿を訪ねているが、この日は海岸から鳥海山と月山が見えた。 

2024/09/16 男鹿半島鵜ノ崎海岸から鳥海山を望む。



秋田駒ヶ岳には9月24日にも登っているが、この日も鳥海山が良く見えた。

2024/09/24 秋田駒ヶ岳男岳山頂から鳥海山と田沢湖を眺める。



10月13日は紅葉を見るべく、祓川から登ったが、紅葉はあまり芳しくなかった。

2024/10/13 祓川ルート、六合目賽の河原下から。 



10月21日は紅葉を見に、山麓や中腹を巡った。
鳥海山には雪が既に二、三回降った後なので、紅葉と一緒に雪も愉しめた。

2024/10/21 日の出の時間帯、猿倉から。
 



2024/10/21 猿倉の奥地、花園湿原から。



11月26日、訪ねたら、雪は中腹まで下りていた。

2024/11/26 由利本荘市矢島町から望む。



今年の12月は天候不順で鳥海山は一度も見ずに終わった。

以上。

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