モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「熱帯植物」の目次

2023年12月30日 | 熱帯植物

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


バナナワニ園紀行 5.椰子、蘇鉄と腰蓑植物編

バナナワニ園紀行 4.羊歯と多肉植物編

バナナワニ園紀行 3.垂れ垂れプランツ編

バナナワニ園紀行 2.熱帯果樹編

バナナワニ園紀行 1.水生植物編


2009年11月中旬、東南植物楽園5完(地味植物)

2009年11月中旬、東南植物楽園4(羊歯、椰子、芭蕉)

2009年11月中旬、東南植物楽園3(水辺に憩う)

2009年11月中旬、東南植物楽園2(トロピカルな花)

2009年11月中旬、東南植物楽園1

New 翡翠葛の誘惑(2012年4月7日)

大間越と生態系温室(2022年3月9日)

温室で寒をしのぐ。(2月6日はドンベヤ。3月5日は・・・)

ホンの少しトロピカル/2016年1月、雪へのボヤキと温室花。

New 生態系公園で皇帝ダリアを見た。(2011年11月12日)

New コーヒーの木に実が。(2023年12月4日)









以上。

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翡翠葛の誘惑(2012年4月7日)

2023年12月06日 | 熱帯植物

2012年は4月7日に生態系温室(秋田県大潟村)を訪ねている。




こんな時期に訪ねたのは、前日の地元紙に
ヒスイカズラが咲き出したとの記事が載ったからだ。

ヒスイカズラは「フラワーパークかごしま」の花図鑑(こちら)によると、

『学名 Strongylodon macrobotrys
別名(英名)Jade vine(ジェードバイン)、
フィリピン原産のマメ科の植物で、長さが20mにも生長する非耐寒性の常緑つる性低木です。
オオコウモリが受粉を助けるというこの花は、
フジの房のような長さ40cm~1m程度の花房が垂れ下がって咲き壮観です。
花色が宝石の翡翠に似ていることからヒスイカズラ(翡翠葛)の名前がつきました。
花は長さ7cm、幅2cm程度で、形は半円形でオウムのクチバシに似ています。(文章は一部改変)』
とのこと。
比較的著名な熱帯植物だが、私はまだナマで見たことが無かった。
個人的には黒い花と並んで翡翠色/青緑色の花に憧れていた。

温室に入ると、それはけっこういっぱいぶら下がっていた。
しかし残念なことに・・・

 


下から見上げて撮影した写真は、ご覧の通り、全て失敗。
ハレーションを起こしていた。

実は今回、ハレーションを予見していたので、
一通り、撮影してから、なんか上手い打開策はないかと温室内を見回してみた。
すると隅っこに脚立があった。
それを勝手に借りて、それに登って撮ったのが次の二枚。

 



二枚だけとはいえ、まともなヒスイカズラの写真が撮れていたのでとても嬉しかった。

ヒスイカズラ以外に見た花。
バショウ科の地涌金蓮(チユウキンレン)Musella lasiocarpa
前年の秋にも見ているが、
今までに見た中では最も新鮮な感じ。

 



かと思うと、
バナナの実とそっくりのバルブ(偽鱗茎)からランが咲いていた。

ビフレナリア・ハリソニエ Bifrenaria harrisoniae



次は冒頭のランと同じもの。
ラベルにはオドントグロッサムと書いてあったが、

手餅の図鑑(原種洋蘭大図鑑など)を見ると似たようなものがなかった。
拙BBSで尋ねたら、setton8さんよりColmanara Wildcatではないかとのご指摘。

 



右上は観葉植物として有名なモンステラ。
花(実?)を見たのは初めてだった。

こちらはアブチロチン Abutilon(アオイ科)。

 

右上の前面、紅い花はアオイ科のヤノネボンテンカ(パボニア Pavonia)だろうか。
(⇒ 正しくはパヴォニア・インテルメディアだそうです)

そのバックに有った黄色い花は、
パキスタキス・ルテア Pachystacys lutea (キツネノマゴ科)だろうか。

 

右上はハナキリンの仲間(トウダイグサ科)だろうか。

春や夏に温室を訪ねたことは今まで一度も無かった。
今回は、秋、冬とは違う花を見ることが出来た。
最後にヒスイカズラをもう一枚。



以上。

(本頁は2012年4月8日に初回アップしました。)

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コーヒーの木に実が。(2023年12月4日)

2023年12月04日 | 熱帯植物

数日前の朝、家内が室内掃除中、
居間の絨毯の上に青い小さな実のようなものを見つけました。




これは何だろうと聞かれましたが、すぐわかりました。

室内に置いてあるコーヒーの木の実でした。




この木は或る御方が数年前、小さな苗木で贈ってくれたものです。

鉢植えで室内に置いていたら、
現在は高さ1.5m、幅も1mくらいになり、
光沢のある葉を茂らせております。




今年6月10日、
家内が上の方の枝の中ほどに上向きに咲く白い小さな花を一個見つけておりました。
これは珍しいことだと、写真に撮っておりました。




その花はすぐ終わりました。
近くに小さな蕾が2,3個付いていましたが、

その後、咲いたかどうかはわかりません。
今回、見つけた実は
最初の花なのか後続の花のものなのかは
わかりませんが、

少なくとも一個は実になっておりました。
なお実は後で赤くなるそうですが、
今回はそうなる前に落果しておりました。
結局、
コーヒー豆にはなれませんでしたが、
実を付けたことは評価したいと思います。

以上。

コメント (2)
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生態系公園で皇帝ダリアを見た。(2011年11月12日)

2023年12月01日 | 熱帯植物

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)

11月12日は休みを利用して、比較的近場にある生態系公園を訪ねてみた。
秋田県は自然の花風景には恵まれているが、
園芸植物や庭を愉しめる場所は官民問わず非常に少ない
(旧・雄和町の国際ダリア園を含めてもホンの数箇所程度か)。
大潟村にある生態系公園はあまり有名ではないが、小さな温室があり、比較的珍しい植物も置いてある。
花の少ないor皆無の冬場にはときどき訪ねるようにしている。
(最近では、今年2月、ドンベヤや金花茶の咲く頃に訪問している。⇒こちら)。

11月12日の生態系公園、入り口付近はメタセコイヤの紅?葉が真っ盛りだった。




針葉樹でもカラマツとメタセコイヤは紅葉し、落葉する。  

メタセコイヤの紅?葉
 

カエデ類も有った。




こんな場所でくつろげたらいいな。




このハギは紅葉の中で満開になっていた。



開花時期が遅いこと、花が大きいことなどから、何か品種ものだろう。

この公園、いわゆるフラワーガーデンは無いが、
温室の玄関前には申しわけ程度に草花が植わっていた。
今の時期はメキシカンブッシュがみごとだった。




このメキシカンブッシュ(サルビア・レウカンサ)、
秋田県では最大の株かもしれない。  
株元の滑々した葉はユーコミスかな。

晩秋の今頃になって咲こうとしているバラ。

   


温室玄関の風除室に入ると

エンゼルストランペット(ブルグマンシア)がお出迎え(写真は右上)。 

さあ。いよいよ温室だ。

生態系公園温室の第一弾花は
皇帝ダリア(コウテイダリア) Dahlia imperialis




一番高い枝は4mくらいに達していた。

 



(右上)根元の方を見ると、葉っぱはダリアらしくない。

皇帝ダリア陛下のかんばせ(花)を写真ではなく実物で拝したのは、
ナ(;゚Д゚)ナント今日が初めてだった。
草姿は夏場のタラノキみたいでいかついが、花は一重で楚々としている。
遠めにはダリアよりもコスモスのような感じだった。
西日本では庭に皇帝陛下をお招きしているお家が多くなっている。
開花は秋遅くなってからだが、霜や雪にあたると忽ち崩御されるので、秋田での露地植えは困難。

続いて第二弾、シソ科。
サルビア・インヴォルクラータ Salvia involucurata




プレクトランサスの改良品種。

この温室では越年し、低木状になっていた。  

 

(右上)アンスリウムの紫品種(サトイモ科)。

このハイビスカスの花弁はどういう仕掛けなのか、モルフォ蝶の羽のような金属光沢を放っていた。




こちらのハイビスカスの花はとにかくでかかった。

 


(右上)秋田では珍しい地涌金蓮(チヨウキンレン)Musella lasiocarpa(バショウ科)


ど派手な花が続いた。お口直しに・・・  

スミレイワギリソウ Petrocosmea flaccida(イワタバコ科)




ストレプトカーパス Streptcarpus の園芸品種(イワタバコ科)
   

                                 ディコリサンドラ・ティルシフローラ Dichorisandra thyrsiflora(ツユクサ科)


これは何だろう。




メディニラ・スペキオサ Medinilla speciosa (ノボタン科)だろうか。

あまり自信はないが、此れは花ではなく、実かもしれない。
報告したい花は他にもいっぱい有ったが、今回はここまで。

以上。

(本頁は2011年11月23日に初回アップしました。)

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バナナワニ園紀行 5.椰子、蘇鉄と腰蓑植物編

2023年02月02日 | 熱帯植物

(本頁は「009/01/24 バナナワニ園 4.羊歯と多肉植物編」の続きです。)

今までいろんな植物を出して来たが、熱帯性『腰蓑』要素はまだ出していなかった。
本頁では、熱帯植物の中の「南洋ーっ」エッセンスとでも言うべき
(~^^)~♪(~^^)~♪(~^^)~♪(~^^)~♪ 
♪ ~(^^~)♪ ~(^^~)♪ ~(^^~)♪ ~(^^~)
『腰蓑』要素を解析してみよう。
ワニ園の裏山には『腰蓑』樹木がずらりと並んでいた。
裸子植物のソテツと腰蓑(腹巻?)羊歯を。

 



と思ったら、左上はソテツではなく、カナリーヤシだそうだ。腰蓑(腹巻?)羊歯はタマシダ。
右上はソテツで金ぶちの品種だと言う。

北国生まれ育ちの私にはいまだにソテツとヤシの識別が出来ない。

その近辺にあった白っぽい、だけど痛そうな腰蓑植物はユッカ(リュウゼツラン科)の仲間だった。
 

ユッカ・トンプソニアナ
 



小型の腰蓑はススキノキ(ススキノキ科)。

高さ1m弱と小さかったが、ここまでおがる(生長する)には50年近い歳月がかかっていると聞いた。
ホントだろうか。

ススキノキ。樹齢約35年。
   



上右はアローカリア(ナンヨウスギ)とカナリーヤシ、手前はダシリリオン・ロンギッシマム。


アローカリアとダシリリオン・ロンギッシマム
   
                                        ダシリリオン・ロンギッシマム


次の腰蓑は身につけるとなると躊躇してしまう。
何故なら、鋭い鋸歯を持っている。

ダシリリオン・セラティフォリウム(リュウゼツラン科)
 


こんな植物が戸外で育ち、一月末には桜が咲く。
熱川とはいったい日本(本州)なのだろうか。
年取ったらこういう場所に移住したい((つ‐T)除雪はモウたくさん)。
いや。若いうちから、行くべきだ。珍しいトロピカルプランツを愉しむためにも、ぜひワニ園に行くべきだ。 

実はワニ園の温室内にも立派な椰子がいっぱいあった。

トックリヤシ
 


ひょうきんなタコノキ(単子葉類)も添えておくが、 

これこそ腰蓑をつけてあげたくなるような木だ。


 



もっともっといろんな熱帯植物を見て紹介したいのだが、いよいよこれで終了。

清水さんからは、バナナの頁で
「モウズイカさんも夏に来れば色々試食できたのにね。また出直してください。」
とのお言葉を頂いている。

他の花や実も見たいし、食べたいものもあるので、またそのうち訪ねてみたいものだ。
ご案内頂いた清水さん、一緒に見学した園芸仲間の皆さん。
愉しいひと時をありがとう。

ところでバナナワニ園に行ったのに、ワニの写真がほとんど無い。撮ったのはこちら一枚くらい。




実は (´π`;)ワタシ爬虫類はあまり得意じゃない。

ここに居る哺乳類の人気者、レッサーパンダは動きが早くてみんなブレてしまった。
動物でまともに撮れたのはゾウガメくらいかな。

 



以上。

本シリーズは旧ホームページの【どんじゃら熱帯植物 天国と地獄紀行】を元にリメイクした。

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