モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「白神山地西部」の目次

2023年11月02日 | 白神山地西部

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


二ツ森から世界遺産のブナを見た。(2019年11月5日)

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 白神山地・二ッ森の初期紅葉(2020年10月16日)

秋の白神山地・御所の台(2020年10月16日)

晩夏の深浦海岸(2014年8月18日)・・・「海辺の花」と共用

初めての白神岳+青池(2017年7月6日)

渚のバルコニー♪で見た花(2013年6月22日)・・・「海辺の花」と共用

初夏の深浦海岸と十二湖。(2015年6月中旬)・・・「海辺の花」と共用

深浦海岸のシーサイドフラワー。(2009年6月上中旬)・・・「海辺の花」と共用

白神山地・二ッ森に絶景を見た。(2020年5月30日)

陽春の白神山麓/大間越、御所の台を訪なう。(2019年4月28日)

大間越にフクジュソウを訪ねて。(2017年4月2日)

春の白神山地山麓(2023年4月1日)

早春に白神山地山麓を彷徨う。(2018年3月24日、30日)

大間越と生態系温室(2022年3月9日)



2017/04/02 秋田青森県境にて。烏賊干し風景。



2020/05/30 二ッ森から岩木山を望む。



以上。


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白神山地・二ッ森の初期紅葉(2020年10月16日)

2023年10月31日 | 白神山地西部

(本記事は写真を一部入れ替え、再アップしたものである。)

白神山地・二ッ森は昨年11月5日に初めて訪ねているが、
お目当てのブナは既に落葉した後で、しかも雪が積もっていた(記録はこちら)。

今年は新緑の頃にも来ている(記録はこちら)が、紅葉シーンが無性に見たくなって、
10月16日に訪ねてみた。


八峰町八森から入山。青秋林道を登るにつれ、眺めがよくなる。
遠く白神岳の山肌を見ると、赤っぽくなっていた。


白神岳(1235m)と向白神岳(1250m)




白神の最高峰・向白神岳(1250m)




ここから見る真瀬岳(988m)はピラミッドみたい。




二ッ森の山頂は1086m、登山口の青秋林道終点の標高は既に940mくらいなので標高差は約150m、

早朝の登山道は前面がもろ逆光になるので、写真も撮らず、ひたすら登るだけ。
よって一時間もかからず、山頂に到着した。


非合法マップ




二ッ森の山頂標                                                                                                 ミヤマナラの紅葉
 


山頂は低木林に覆われているので、それほど眺めが良いとは言えない。
東隣の藤里駒ヶ岳がちょっと見えるくらいか。
八幡平や森吉山など他の山は逆光気味になり、見えにくかった。
また微かに鳥海山も見えたが、写真に撮るほどのものではなかった。


山頂から田代岳(左奥)と藤里駒ヶ岳を望む。



一応、山頂から見た岩木山も。



津軽のシンボル・岩木山は登る(下る)途中の方がよく見えた。なおこの日の岩木山は初冠雪だった。

岩木山とブナの樹海



岩木山



岩木山山頂付近のアップ。微かに雪が見える。



二ッ森の下山は登る時の倍近い時間がかかった。理由は写真撮影。

登る時、ずっと背にしていた白神岳や世界遺産エリアのブナ樹海が降りる時は当然だが、正面に見えるようになる。
紅葉はまだ浅く、期待していたほどの色合いではなかったが、念願の紅葉シーンに立ち会えたことに変わりはない。

白神岳と向白神岳の連なり


個人的にはこれは絶景だと思う。

白神岳と手前に真瀬岳



向白神岳



世界遺産エリアのブナ樹海



ブナ樹海






次いで下山時に見た二ッ森のブナ林の様子を少し。


二ッ森のブナ林







ブナの梢

 

ブナの紅葉                                                                                                        
オオカメノキの紅葉
 



リョウブの紅葉と実



林内に花は皆無。ツバメオモトとヒメモチの実を少し見かけた程度だった。



ツバメオモトの実                             ヒメモチの実

 


二ッ森、早く終わったので、この近くでもうひと山に寄って帰ることにする。


御所の台」に続く。




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春の白神山地山麓(2023年4月1日)

2023年04月11日 | 白神山地西部

3月末は南に行った(記録はこちら)ので、4月1日は北に向かった。
最初にめざした大間越は秋田ではなく、青森県になっている。

秋田青森県境から艫作崎方面を望む。






此処はフクジュソウの名所としても知られている。

昔は男鹿やにかほと並んで、春になるといち早く訪ねる場所だったが、
ここ数年はご無沙汰している。
久しぶりに訪ねてみたが、今回はどうだろうか。

(T_T)残念。フクジュソウは終わっていた。

終わり間近のフクジュソウ
 

                                                                                                                             やっと咲き出したばかりのカタクリと終わり間近のフクジュソウ

キクザキイチゲ
 
                                              ヤマアイ

ヤマアイは地味だけれども珍しい植物のようだ。

フクジュソウの後に咲く花たち(ニリンソウなど)はまだ準備中のようで、この日、花にはさっぱり恵まれなかった。

まあ、こういう年もあるんだろう。

大間越は花がさっぱりだったので、秋田に戻り、八峰町の御所の台に寄ってみた。
ここは低山ながらもスプリングエフェメラルやスミレ類、シラネアオイの多いところだが、
この日はまださっぱり咲いてなかった。

御所の台の芝地



登る途中、あちこちでミツバツツジが咲いていたが、これは植栽らしい。




御所の台の上の方から日本海を望む。




沖合にかすかに見える島影は男鹿半島だった。

わずかだが咲いていた花たち。

ミチノクエンゴサク



カタクリ



スミレサイシン



帰り道、能代付近から白神岳を振り返る。




朝は靄でよく見えなかったが、帰り道ではそれが取れ、見えるようになっていた。



以上。

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二ツ森から世界遺産のブナを見た。(2019年11月5日)

2022年11月14日 | 白神山地西部

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

何で今頃になって・・・と言われそうだが、11月5日、白神山地にある二ツ森を訪ねてみた。
白神山地は周辺部の白神岳や藤里駒ヶ岳には既に登っていたものの、
中心部に近い二ツ森は今回が初めてだった。

目的は世界遺産にも指定されているブナ林の大観。
二ツ森に登るべく青秋林道を走ったところ、舗装されているものの、
前半は急傾斜地のヘアピン続きで、ところどころ道幅が急に狭くなっている。
しかもガードレールが無いので冷や冷やの連続。
夜間や霧の日には絶対走りたくない道だ。

なお沿道のブナは伐採し尽くされたようで、見えるのはスギ林ばかり、
少しは紅葉もあったかもしれないが、うす暗い早朝なのでよくわからなかった。

青秋林道からの眺め。
奥、左側に白神岳(雲をかぶっている)、中ほどに向白神岳、右手前に真瀬岳。



林道途中から見る真瀬岳はかっこいい。白神のマッターホルンとは褒め過ぎか。

真瀬岳(988m)
 
 



林道も上の方に行き、稜線が近づいて来たら、白い幹と枝の樹木が現れた。

ゾクッとするほどの美しさだったが、これはブナではなく、ダケカンバだった。

林道終点近くのダケカンバ林



その後、標高900m辺りから道の両側がうっすらと白くなり、
二ツ森登山口(の駐車場)に着いたら・・・




ここで雪に遭うとは予想していなかったが、さいわいタイヤは交換済みだった。

個人的には今シーズン初めて見る積雪。

非合法マップ。駐車場から二ツ森までの標高差はわずか150m、歩いて一時間弱。



本格的なブナ林は駐車場から歩き出してやっと見ることが出来た。




稜線を歩くと、青森県側の世界遺産核心エリア、ブナの大樹海の大展望が。

奥で雲を被っているのは左が白神岳、右が向白神岳。



核心エリア、ブナの大樹海



一時間もかからず、二ツ森山頂へ。

二ツ森山頂
 

                                            アカミノイヌツゲ


二ツ森山頂から南東側の眺め。
逆光で見えにくいが、藤里駒ヶ岳。左奥には田代岳。



二ッ森山頂は低木林に覆われていた。葉の繁る夏場はそれほど展望は良くないようだ。

白神の山岳やブナ聖地を眺めるには、今回のように落葉後の方が良いかもしれない。
下山はブナの大樹海を眺めながらゆっくりと・・・。

核心エリア、ブナの大樹海



核心エリア、ブナの大樹海



核心エリア、ブナの大樹海。
奥に雲をかぶっているのは岩木山。



核心エリア、ブナの大樹海。
手前にダケカンバの梢。



ダケカンバ
 
                                            ブナ


秋の淡雪だったようで、下山時にはササに積もった雪も融けだしていた。

ブナ林



二ツ森をバックに見たブナ林



帰り道の青秋林道では、
白神岳、向白神岳の雲は取れていたが、
数多の雲の影が山肌にくっきりと映り、まだらな山岳風景になっていた。

奥、左側に白神岳、中ほどに向白神岳、右手前に真瀬岳。



白神岳と向白神岳



向白神岳方面をアップで。



杉林と紅葉



今回、白神山地の紅葉は標高800m以上では完全に終わっていた。
紅葉のピークは標高100~500mあたりまで降下していたが、
いかんせん真瀬川流域ではその大部分がスギの植林地となっており、
紅葉が愉しめる場所はかなり限られていた。と報告しておく。

二ツ森の入り口、一ノ又沢の標高100m付近の紅葉。
 



今日はこの後、三種町の低山、房住山に登った(⇒ こちら)。


以上。

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陽春の白神山麓/大間越、御所の台を訪なう。(2019年4月28日)

2022年05月05日 | 白神山地西部

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

4月28日は、白神山地の山麓を訪ねてみた。

能代市郊外から白神岳(左)と向白神岳を望む。



県境付近から艫作崎方面を望む。大間越海岸はこの少し先。




今日は大間越の少し北まで行き、折り返す。

いきなり地味な植物から始めるが、道端の山林にはこんな花が。

ヤマアイ
 
                                           ウラシマソウ



ヤマアイは地味だが、東北ではかなり珍しい。ウラシマソウはたぶん北限かなと思う。

白神橋から間近に白神岳を望む。



大間越(青森県深浦町)はフクジュソウを観に三月下旬にはよく行く場所(こちら)だが、

フクジュソウの咲いた後はさっぱり行ってなかった。
その後、どうなっているのか、ちょっと気になっていたので、今回、訪ねてみた。

大間越、フクジュソウ群生地の森



フクジュソウの終わった林の下はニリンソウの花の海になっていた。

ニリンソウ



他にはシラネアオイやミヤマキケマンが少々。

シラネアオイ
 

                                         ミヤマキケマン

花はまだ咲いてないが、トリカブトも多かった。

撮影中、山菜取りの方が近くに大勢居たが、皆さんは何を採っていたのだろう。


この日は大間越の後で秋田県側にある御所の台に寄ってみた。
ここは下の方は桜が植えられ、公園として整備されているが、
上の方は明るい雑木林が続き、花の種類も多い処。




今回、歩いたのはオレンジの点線。




上のマップ①から歩き出したら、まず目についたのはヒトリシズカ。

ヒトリシズカ



そのうちラショウモンカズラも混ざって賑やかになってきた。

ヒトリシズカとラショウモンカズラの群生。



ラショウモンカズラ 

 

                                             オドリコソウ

遊歩道沿いにはスミレの仲間が多かった。

ニオイタチツボスミレ



タチツボスミレ
 

                                             ヒナスミレ


アカネスミレ



途中、ニリンソウやシラネアオイも散見したが、既に出ているので省略。

カタクリの咲き残り
 

                                             コキンバイ

オオバクロモジ
 
                                           ナツトウダイ


今回はこの木に魅了された。




合体しそうな木
 

                                          ハタハタで有名な八森漁港。

山の上の方からの眺め。

南側、日本海越しに男鹿半島を望む。左は寒風山、右は男鹿本山。



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