モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「西和賀・女神山」の目次

2024年02月18日 | 西和賀・女神山

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は2009年分を除き、登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


New 女神山はいかがかな?

初めての女神山(2017年11月10日)

女神山は色付いてるだろうか。(2018年10月18日)

初秋の女神山には何が咲く。後編(2019年9月1日)

初秋の女神山には何が咲く。前編(2019年9月1日)

新緑の女神山はいかに。(2018年5月16日)

ユキツバキ咲く白木峠へ。(2018年5月16日)

西和賀のスプリングエフェメラル花筵。(2007年5月4日)・・・「my 花の絶景」と共用。

西和賀で白いお山と春の花を愉しむ。(2017年5月4日)

西和賀スプエフェ紀行(2015年4月下旬)

2009年は西和賀に三回も行った。その(3)

2009年は西和賀に三回も行った。その(2)

2009年は西和賀に三回も行った。その(1)



2017/11/10 女神山の白糸滝



2017/05/04 西和賀のスプリングエフェメラル群生



以上。

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女神山はいかがかな?

2024年02月17日 | 西和賀・女神山

(本頁は「真昼岳はどんなお山?」の続きである。)

次いで女神山だが、

2016/02/18  大仙市北楢岡付近から真昼岳と女神山を望む。



この山は近くに寄ると、それほど見栄えのいい山ではなかった。
それどころか山麓の美郷町に行くと、
主峰の女神山(岩手女神)は秋田女神のかげに隠れて見えなくなってしまった。

2017/11/10 美郷町六郷付近から見た女神山。左奥は真昼岳。



ただし美郷町でも北部や大仙市に移動すると、岩手女神が見えて来た。

2018/03/07 大仙市大曲郊外から。



それは真昼岳のような凛々しい姿ではなく、
丸みを帯びた山容で森に包まれている。だから「女神」なのだろうか。

このお山、南側、横手市との境界付近にある黒森山(763m)や御嶽山に行く途中から眺めたら、
やはり丸い形をした森だった。

2021/05/12 黒森山と御嶽山の中間地点から。


2019/11/02 黒森山と御嶽山の中間地点から。



西側、西和賀町(旧沢内村)から見た姿もマイルドだった。

2017/05/04 西和賀町(旧沢内村)から。



2018/10/18 西和賀町(旧沢内村)から。



ところが北側、真昼岳、特に南峰から望むと、
山頂部は丸い形だが、手前の斜面はなかなか迫力のある眺めだった。

2018/06/26 真昼岳の南峰から女神山を望む。



女神山の解説を探してみた。

ウィキペディアによると、
「女神山(めがみやま)は、秋田県仙北郡美郷町と岩手県和賀郡西和賀町の境にある山である。
標高は955.4m。山頂には三等三角点「女神山」が設置されている。
女神山は秋田と岩手の県境にまたがる真昼山地の南端部に位置する山である。
東北百名山に選ばれている。

秋田県側の美郷町方面から見ると、手前に「秋田女神」(870m)が見え、
その奥に「岩手女神」として女神山が見える特徴がある山容である。
岩手側登山コース周辺には、白糸の滝など7つの滝があり楽しめる。
また、中腹に見事なブナ林が見られるブナ見平があり、
一帯は「下前風景林」に指定されている。

また、ふもとの「女神霊泉」は「いわての名水二十選」に選ばれている。
山頂は岩手県側の展望がよく、西に移動すると秋田県側の展望が良い場所がある。
いくつかの登山コースがあるが、白岩岳や和賀岳などの和賀山塊から、
風鞍や真昼岳を経由して、女神山に至る大縦走も可能である。
善知鳥コースは2003年に整備されたコースで、後ろのツル道コースは2014年に整備されたコースである。」
とあった。
 

女神山という山名の由来を知りたかったが、ざっと検索した限りではわからなかった。
女神山に登ってみよう。

参考マップ



私は西和賀町清水ヶ野から秋田県境方面に向かう県道17号(花巻大曲線)に入り、

途中から相沢林道を走る。この林道、なかなか素晴らしい道でセンターに草茫々で
凸凹も多いので、車高の低いクルマでの走行は厳しいかもしれない。
登山道はよく整備されているが、
登山者が少ないのに獣臭はプンプンでそれなりの準備と覚悟が必要だ。

山頂までは私のような足弱でも二時間弱程度。
山頂からは晴天ならば鳥海山も含めた展望が素晴らしいが、
今回は近場の眺めのみ。

2017/11/10 北側、兎平方面の眺め。



2018/10/18 秋田女神や仙北平野を望む。



山頂から先は県境コースを辿るが、途中のブナ林が素晴らしい。

2017/11/10 県境コースのブナ林。森の奥に見える小山は秋田女神。



2017/11/10 県境コースのブナ林。


私が初めてこの山を訪ねた時(2017年11月10日)、ブナは落葉した後だったが、小枝が光って見えた。

女神山には素晴らしい滝がある。こちらも見逃す手は無いと思う。

2017/11/10 降る滝



2017/11/10 白糸の滝



白糸滝は水量は少ないが、その流れ落ちる様は乙女の額にかかる前髪を見るようだ。
女神山の名はこの滝に女神を連想したからなのかなと勝手に思ったりしてみた。

以上。

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西和賀で白いお山と春の花を愉しむ。(2017年5月4日)

2022年05月13日 | 西和賀・女神山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
写真を少し入れ替え、今回、再アップ。


いきなり岩手の名山、岩手山から始めるが、5月4日は西和賀町(旧・沢内村)をめざして岩手入りした。

朝7時頃、雫石の田園地帯を走っていたら、水を張ったばかりの水田に岩手山が映る場所を二箇所ほど通過した。






岩手山は小岩井農場のような牧野の向こうに見るもんだというイメージ(例えばこんな感じ)があるが、

このように水田を前面にするのも一興かなと勝手に思う。

山伏峠のトンネルを抜け、西和賀町(旧・沢内村)に入ると、西側にまた別のお山が見えるようになる。
左から高下岳(1323m)、根菅岳(1340m)、少し離れて大荒沢岳(1313m)、右端に沢尻岳(1260m)。




和賀岳(1440m)



真昼岳(1060m)は
秋田側からはよく見える山だが、
岩手側からは前山に隠れて見えにくい。姿もマイルドな感じに変わる。




川景色も。

ゆったり流れる川は北上川の支流、和賀川。今は河畔のヤナギの新緑が美しい。遠くの白いお山は女神山(956m)。




沢内盆地の南を仕切る白いお山は焼石岳の連峰。

中央部の台形の山が南本内岳(1492m)、左が東焼石岳(1507m)、右が西焼石岳(1511m)、三界山(1381m)と思われる。
主峰の焼石岳(1548m)は南本内岳に隠れて見えない。




今年のスプリングエフェメラル(カタクリやイチゲ類など)はたぶんここで見納めになるだろうと思い、

安ヶ沢と銀河の森に寄ってみた。







花はおおむね終盤モードだったが、カタクリの白花に遭遇できた。

  
安ヶ沢カタクリ群生地のシンボル
      ベニヤマザクラ                                 紅白のカタクリ
 


カタクリとキクザキイチゲ(白)




 


カタクリとオトメエンゴサク(エゾエンゴサク)?                 エンレイソウとオトメエンゴサク(エゾエンゴサク)? 
 

オトメエンゴサク(エゾエンゴサク)? 



キクザキイチゲ (各色)


 

銀河の森の小道                                   トウゴクサイシン
 

  

ニリンソウ (雫石町にて)                              ミズバショウ(安ヶ沢にて)
 


帰りも白いお山を眺めながら・・・

岩手山を。今度は水の張ってない田んぼから。





左から秋田駒ヶ岳(1637m)、湯森山(1472m)、笊森山(1541m)、丸森(1329m)。

この稜線、なだらか過ぎる!!といつも思う。




岩手側から見た秋田駒ヶ岳。




秋田県に入ると、秋田駒ヶ岳の姿はガラリと変わる。

中央の尖ったのが男岳、右の丸いのが女岳、左にちょろっと女目岳(最高峰)。田沢湖町より。




序でなので、前日、横手実家付近から見た鳥海山を。
今まで見て来た山々とは雪の量が違う。




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西和賀スプエフェ紀行(2015年4月下旬)

2022年05月01日 | 西和賀・女神山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

今年(2015年)は春のペースが早い。もうそろそろいいかなと思い、
4月も下旬にさしかかったとある日、岩手県の西和賀町(旧・沢内村)に行ってみた。

ここはカタクリなどスプリングエフェメラルがとても豊富な処で、以前からときどき訪ねていた場所だ。

和賀岳(1439m)
 



ところが、今回は・・・ (´π`; やはり早かったようで、
カタクリの名所として知られる安ヶ沢地区も大荒沢地区(銀河の森)もまだ雪の下敷きだった。

かわりに雪の消えた田んぼの畦や和賀川堤防付近にいち早く咲いていたキクザキイチゲを。




キクザキイチゲ(白花タイプ) 



キクザキイチゲ(青紫タイプ) 



キクザキイチゲ(青紫タイプ) 




それ以外の花はこれからのようなので、白いお山を見ながら秋田へ帰る。

もはや黒くなった岩手山(2038m) 



ここでちょっとお勉強を。 
表題のスプエフェ、正式にはスプリング・エフェメラルとは、
Spring Ephemeralと書き、『春の妖精』または『春のかげろう』と訳される。

『春植物』と呼ぶこともある。長い名前なので「スプエフェ」と略す人も居る。
カタクリやイチゲの仲間、フクジュソウ、エンゴサク、アマナ、コバイモの仲間などのように
春の限られた期間(雑木林の林床が明るいうち)に
パッと現れ、パッと咲いて、パッと実を結び、パッと消える特異なライフスタイルをもつ小型植物を指す。
だからと言って一年草ではない。
地上部が枯れた後も地下部分(地下茎や球根)は生き残り、翌年の早春に地上部を再生する。
したがって、その生涯はけっして儚いというものではない。
例えばカタクリに至ってはタネから花が咲くようになるまでには十年近い歳月を要し、
その後は何十年にもわたって咲き続けると聞く。
へたをしたら他の草花以上に長命と言えるかもしれない。


一週間後の4月30日、また訪ねてみた。

焼石岳(1548m) の山並み。



和賀岳(1439m) 



今回は山ではブナ、川べりではヤナギの新緑がとても綺麗だった。




安ヶ沢地区に入ると、桜やミズバショウは見頃だったが、その他スプリングエフェメラルは今週でもまだ早かった。


ベニヤマザクラ                             ミズバショウ
 



エゾエンゴサクとカタクリ




大荒沢地区(銀河の森)は安ヶ沢地区の北に位置し、標高も高いのに、開花は早く、既に終わる寸前だった。

このところ晴天続きでしかも気温もかなり上昇している。今年はあっと言う間に咲いて終わろうとしている。
あまり新鮮とは言えないが、駆け足で眺めたスプリングエフェメラル。

カタクリとキクザキイチゲの混生。





 

キクザキイチゲとカタクリ                                  カタクリ
 



カタクリ



エゾエンゴサク他                                     カタクリ
 



帰りに立ち寄った秋田県仙北市の某湿原。ここのカタクリも終わる寸前だった。

が間に合って良かった。

カタクリの花筵を二枚。






 

ミズバショウは葉桜ならぬ葉水芭蕉だったが、別の珍しい花が咲き出していた。

ミズバショウ                                     オオバナノエンレイソウ

 



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女神山は色付いてるだろうか。(2018年10月18日)

2021年10月27日 | 西和賀・女神山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

そろそろ1000m以下の低山にも紅葉前線が降りてくる時期になって来た。
10月18日は紅葉の進み具合を確かめるべく、女神山に行ってみた。
このお山、昨年は11月10日と遅く行ったため、紅葉は完全に終わっていた(こちら参照)。
今回はだいぶ早い出陣だが、どんなもんだろう。
女神山は秋田岩手の県境にある山だが、今回も岩手県側、旧・沢内村から入山。
未舗装の相沢林道を恐る恐る走る(この林道、悪路の上に落石も多い)。

相沢林道で見た紅葉?シーン。向かいの山が赤く輝いていた。



ところが登山口駐車場に着いたら、まだ真緑。先ほどの赤はモルゲンロートだったのだ。

今回の非合法マップ



駐車場から歩き出すと、緑の中にちらほらと紅葉が混じり出す。

女神山登山口付近のブナ林                               ツルリンドウの実
 



白糸の滝降り口のすぐ先から登山開始。
急坂を登ってまずは腰曲がりブナの木にご挨拶。




稜線に出ると、少しだけ展望が開けて来た。

南の方に栗駒山。



オオカメノキの紅葉



上の方に行くと、葉が褐色になったブナが出て来た。

二時間弱で山頂へ到達。
ここからは岩手側の旧・沢内村や焼石岳の山なみが望まれるが、
旧・沢内村はまだ雲海の下だった(未明に村を通過した時はひどい霧だった)。

女神山山頂から旧・沢内村と焼石岳



山頂からホンの少し進むと、今度は秋田側の景色が開けてくる。

秋田女神



横手盆地と奥に鳥海山。



横手盆地越しに鳥海山をアップで。



北には真昼岳。



更に北の方に下って行くと、和賀岳や岩手山も見えた。

奥の山々は、左から和賀岳、高下岳、そして岩手山。



兎平方面を望む。



山頂からまた同じ道を下り、今度は分岐点から県境尾根を進む。

ここからブナ見平にかけてのブナ林が素晴らしい

分岐点の巨大ブナ                                     県境稜線のブナ並木
 



と言いたいところだが、

今回、稜線部のブナは葉が飛んでしまった木が多かった。
10月8日の禿岳、13日の藤里駒ヶ岳同様、ここも台風25号の風害(塩害)か。

ブナ見平近くのブナ林



ブナ見平休憩場所のブナ                                滝への下り道の不気味なブナ
 



女神山は渓谷も素晴らしい。

降る滝の左側スラブ斜面



降る滝の
上半分



降る滝                                         白糸の滝
 



降る滝は
落差50m。旱続きのせいか水量は少なかった。  
白糸の滝は落差も水量も少ないが、この界隈では一番人気が有る。

白糸の滝の一部



というわけで、今回の女神山、本格紅葉にはまだ早かった。

この二週間後、訪ねた方の記録を拝見したところ、紅葉していたものの、例年に較べると明らかに赤味が足りなかった。
今年の女神山の紅葉は不作だったようだ。

姥滝                                           ダイモンジソウ
 



チョウジギク(咲き残り)                                  オニシオガマ(実)
 



この渓谷にはオニシオガマが多かった。

半寄生植物なのに1メートルを超える株も有り、その大きさにビックリ。
八月の開花期に見に来たいものだ(開花シーンはこちら)。

女神山は下界(特に岩手県側)からは見えにくい山のひとつだ。
旧・沢内村の一部からはこんな姿に見えた。

旧・沢内村から見た女神山(18日、下山後撮影)



この後は旧・沢内村を北上し、雫石に抜けて秋田市に帰る。

途中、見えたのは和賀岳。

旧・沢内村から見た和賀岳



可能ならば、この秋のうちに登ってみよう。


和賀岳」へ続く。

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