モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「裏岩手・三ツ石山」の目次

2023年10月27日 | 裏岩手・三ツ石山

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

三ツ石山。ジャスト!紅葉(2019年9月26日)・・・「my 絶景」と共用。

New 初めての三ツ石山紅葉・後編(2017年9月25日)

New 初めての三ツ石山紅葉・前編(2017年9月25日)

三ツ石山の少し早い紅葉を愉しむ。(2018年9月19日)


三ツ石山でリンドウを見る。(2021年9月11日)

盛夏の三ツ石山には何が咲く。後編(2021年7月18日)

盛夏の三ツ石山には何が咲く。前編(2021年7月18日)

初夏の三ツ石山はどうなってる。後編。(2021年6月7日)

初夏の三ツ石山はどうなってる。前編。(2021年6月7日)



2019/09/26 三ツ石山山頂から岩手山を望む。



2021/06/07 三ツ石山山頂から八幡平大深岳方面を望む。



以上。

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初めての三ツ石山紅葉・後編(2017年9月25日)

2023年10月18日 | 裏岩手・三ツ石山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
(本頁は「初めての三ツ石山紅葉・前編」の続きである。)

帰り道、覘標(てんぴょう)ノ台の向こうに三ツ石山がチラリと見えた。
左奥、山頂に岩がちょこんと載っているのが、三ツ石山。右手前は覘標ノ台。




覘標ノ台を過ぎると、今度は三ツ沼も見える。

三ツ沼



三ツ沼から覘標ノ台を振り返る。




三ツ沼



道なき秘境・栗木ヶ原方面を望む。

奥に見える平頂丘はグレートフラット大白森(1216m)だ。




こちらの奥に見える小山も大白森(1269m。紛らわしいので葛根田大白森とも呼ばれる)。

更に奥の右は曲崎山(1334m)だろうか。




昼近くなったら、あれほどしつこく纏わりついていたガスは何処かへ吹っ飛んでしまい、

三ツ石山の全貌が見えるようになった。




来し方を振り返ってみる。

こちら側もよく見えるようになった。
手前左から覘標ノ台(1448m)、小畚山(1467m)、大深岳(1541m)。




三ツ石山の山頂は登山者でイッパイだった。




二回目なので、岩の頂きには登らず、周囲の紅葉を眺め回す。







来し方(西側)の紅葉

手前に覘標ノ台(1448m)、右の陰になっているのが小畚山(1467m)。遠くに見えるのは焼山か。




南東側の紅葉を眺める。左下に三ツ石山荘が見える。




東側には岩手山も大きく見えた。
名残惜しいがそろそろ下山開始。下山時には行列が出来るほど。
平日なのにこの山は人が多い。










岩手山は裾のカーブ、針葉樹林の広がりも素晴らしい。




朝、ガスで何も見えなかった三ツ石湿原は草紅葉が燃えていた。







針葉樹林を下山中、三ツ石山山頂が見えるこの場所で、fb友人のY氏と遭遇。
ここからは岩場に立っている人が見えた。




その後で今度はやはりfb友人のW氏にも遭遇。
これだけ人が多いと、知ってる方との遭遇確率も高くなる。


再び、奥産道(奥地等産業開発道路)のアスファルト道を登山靴でテクテク歩く。
下山時、樹林越しに乳頭山が見えた。
ツンと尖ったこの形は乳頭というよりも烏帽子。岩手県側で烏帽子岳と呼ぶのもむべなるかな。

乳頭山(烏帽子岳) 
   

                                            イタドリ(白花)
    
秋はだいぶ深まって来たが、この奥産道沿いにはいろんな花が咲いていた。

特に多かったのはイタドリ。ここでは一般的な白の他にピンクの株も多く見られた。

イタドリ(紅花)



大型のアザミ、サワアザミも多い。
ここでは白花が普通の薄紅紫花に混じっていっぱい咲いいた。

サワアザミ
 

                                            ノコンギク


他にはゴマナやアキノキリンソウ、ヨツバヒヨドリ、ハンゴンソウなどキク科が多かった。

下山後、小岩井の一本桜にも寄って帰った。

小岩井の一本桜と岩手山



以上。

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初めての三ツ石山紅葉・前編(2017年9月25日)

2023年10月16日 | 裏岩手・三ツ石山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

岩手の三ツ石山は紅葉がとても綺麗だと聞いていた。
写真は昨年(2016年)10月2日、乳頭山から見た三ツ石山だが、
遠く離れていても山頂部が赤く紅葉していることが分かると思う。

2016/10/02 乳頭山から望んだ三ツ石山



三ツ石山は比較的近場に有るのにまだ行ってなかった。

face book 等の情報では、他の高山に較べ、紅葉するのが早く、
人気スポットなので休日は凄まじく混雑しているとのこと。

(´π`;)ワタシは毎日が日曜の身分なので、混雑を避け、9月25日(月曜日)に行ってみた。

この日の天気は午前中は少し曇るが、昼以降は晴れとの予報だった。
写真は朝5時半頃、網張温泉付近の様子。




遠く早池峰山は見えるのに三ツ石山に続く岩手山は雲を被っていた。
三ツ石山は網張付近からは見えない。
従って、天気は行ってみないとわからない。

平日早朝にもかかわらず、奥産道(奥地等産業開発道路)登山口の駐車場には
既に20台を超えるクルマが乗り入れてあった。




噂には聞いていたものの、この登山口ゲートは実にユニークだった。

此処から先は歩行者と背負った荷物しか入れない。
その後、アスファルトで舗装された登山道?がしばらく続く。







一時間弱歩いてやっと土の道。登山道に入る。ブナ林が少しだけ続く。




傾斜がきつくなると樹林が途切れて展望が開ける。

下の湯気は葛根田地熱発電所だろうか。




その後、平らになったら、今度はアオモリトドマツの針葉樹林になる。

三ツ石山荘のあたりはガスで視界ゼロだった。

朝の三ツ石山荘
   

                                           エゾオヤマリンドウ

三ツ石山山頂(1466m)には朝8時前に到着したが、ガスで何も見えなかった。

先行者が一人だけ居た。ご挨拶したら、
なっ( ̄π ̄;なんと今朝5時からガスが晴れるのをずっと待ち続けているとのこと。

私が着いたらただちにガスが晴れた。

朝8時頃の三ツ石山山頂



かと思ったら、またすぐに見えなくなり、その後は30分経っても晴れなかった。
先行者は諦めて下山したが、
ワタシは膝故障を押してまで来たのに、
有名な紅葉を見られないのは残念。昼頃からは晴れるとの予報を信じて、

どこかで時間稼ぎをしようと思い、稜線を西側に進んでみた。
ガスで遠くは見えないものの、登山道脇のミクロな紅葉なら見れるだろう。

ミヤマダイコンソウの草紅葉
   

                                         オオバスノキ?の紅葉


木や草の実も色づいていた。

ツルツゲ 



コケモモの実とガンコウラン  
 

                                           ゴゼンタチバナ


三ツ沼はガスで何も見えなかったが、
その先、
覘標(てんぴょう)ノ台、そして小畚(こもっこ)山まで足を伸ばしたところ、
時おりガスが晴れてドキッとするような紅葉が見えた。

異常なまでに赤かった紅葉。




小畚山に続く稜線の紅葉も素晴らしかった。







覘標ノ台(1448m)を振り返る。




この稜線、高低差がほとんどなく、とても歩きやすい。晴れていたら、天国のような眺めだったろうなと思う。

ホソバイワベンケイの草紅葉
   

                                     小畚山山頂から大深岳のジグザク急坂を望む。


小畚山山頂(1467m)から大深岳を望む。鞍部の紅葉が綺麗だ。




しかし大深岳まで行くとなれば、上り下りもあり、タイヘンそうだった。
今回は小畚山山頂から往路を引き返す。

この稜線の樹木紅葉の正体は大多数がミネカエデだった。

ミネカエデ 



オレンジのミネカエデ

 



黄色っぽいミネカエデ 




真っ赤もあればオレンジや黄色も。

ミネカエデはたった一種類でいろんな紅葉を演じていた。


初めての三ツ石山紅葉・後編」へ続く。

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三ツ石山の少し早い紅葉を愉しむ。(2018年9月19日)

2022年09月26日 | 裏岩手・三ツ石山

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

裏岩手連峰に有る三ツ石山は昨年(2017年)秋、初めて訪ねたが、実にみごとな紅葉だった。
しかも本州では一番早く紅葉する山だと聞く(がそれは何故なんだろう)。
昨年は遅めの訪問で、平日なのに凄い人出だった。
個人的には静かな山旅が好みなので、今年は人の少ない時期を狙い、早めに訪ねてみた。
秋田市を未明に発ったら、網張温泉あたりで夜明けを迎えた。

網張温泉付近から早池峰山を望む。



夜は明けたものの、まだうす暗い登山道を登る。

振り返ったら、雫石盆地にまだ霞が残っていた。




三ツ石山は山頂付近の限られた場所だけ紅葉していた。

一番乗りかと思ったら、先客が居た。

三ツ石山山頂(1466m)



この御方、なかなか岩を降りてくれなかった。

仕方なく自分も上がって廻りの風景を見渡してみる。
まずは東側、岩手山。朝のうちは逆光なので山の細部はよく分からなかった。

三ツ石山山頂から岩手山



次に反対側、北西方向の八幡平方面。

三ツ石山山頂から大深岳や源太ヶ岳を望む。左奥に焼山、右奥に茶臼岳。



少しずつ南の方へ。今回はとてもよく山が見える。

遠く森吉山。手前左は曲崎山(1334m)、右は倉沢山(1300m)。



グレートフラット・大白森(1216m)



秋田駒ヶ岳。右手前に乳頭山(烏帽子岳)。



まだ紅葉していないが、前回同様、小畚山まで行ってみることにした。

左に覘標(てんぴょう)ノ台(1448m)。その奥は大深岳。



三ツ沼



小畚山に続く稜線



小畚山山頂(1467m)
   

                                      小畚山から大深岳の電光坂道を望む。


大深岳(1541m)と右に源太ヶ岳(1545m)



マニアックな山風景ばかりで恐縮だが・・・。

小畚山から見た大白森(葛根田大白森、1269m)。奥にグレートフラット・大白森(1216m)。



同じ名の山が隣り合ってるのは不思議だ。

三ツ石山からは気付かなかったが、小畚まで行くと鳥海山が見えた。




小畚山山頂で昼飯。

その後は同じ道を戻るが、朝とは光条件が違うので、別な山風景が見えることを期待して・・・。

覘標(てんぴょう)ノ台から三ツ沼、三ツ石山を眺める。



西側から見た三ツ石山山頂。



秘境・栗木ヶ原



秘境・栗木ヶ原や大白森を眺める。




紅葉の進んでいる南斜面を入れて、秋田駒方面を。

左から笊森山、秋田駒ヶ岳、乳頭山(烏帽子岳)。



南斜面の紅葉




再び岩手山。




今度は順光なので、山の細部がよくわかる。

妙高岳と左に屏風尾根、手前に姥倉山と黒倉山の重なり。



よくこんな急こう配の山に登ったなと独り感心する(⇒ 「初めての岩手山」)。

南東斜面と雫石盆地の眺め。



今回は山の展望ばかり羅列しているが、
花も少しだけ残っていた。代表して・・・

エゾオヤマリンドウ(普通色)  
 

                                          エゾオヤマリンドウ(白花)


以上。

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三ツ石山でリンドウを見る。(2021年9月11日)

2021年09月23日 | 裏岩手・三ツ石山

県外往来の自粛要請が出て久しいが、9月11日は禁を破って岩手の三ツ石山に出かけてみた。
三ツ石山は紅葉が素晴らしい処だが、それは九月も下旬近くなっての話。
今頃、何故、三ツ石山に行くのかと言うと、ある種のリンドウを見たかったから。

三ツ石山の山頂部




ところが県境を越えたら、岩手の山々はすべからく雲に包まれていた。

これはやたらと県境を越えるなとのアラームか。
それでもこれは雨を降らすタイプの雲ではないと見て、そのまま三ツ石山に向かった。
奥産道の駐車場に車を置き、奥産道の舗装登山道を歩き出したら、案の定、ドンドン晴れ出して来た。

今回の非合法マップ(今回は三ツ石山山頂までしか行っておりません)



奥産道の登山口(ゲート)は相変わらず物々しいと言うかけばけばしい。




早速、咲いていたのはクロバナヒキオコシ。
花が埃のように細々と咲き、風に揺れるのでいつもピント合わせに難儀する。




クロバナヒキオコシをもう一枚。




次いでサワアザミ。どこにでもある遅咲きのアザミだが、ここでは白花も一緒に咲いている。

奥産道を歩いてる最中、ふと振り返ったら、槍ヶ岳のような乳頭山が見えた。岩手ではこの山を烏帽子岳と呼ぶ。
なおこの日、乳頭山はずっと雲に包まれ、再び見たのは下山する時だった。

サワアザミ                                     乳頭山(烏帽子岳)
 



ゴマナ



約40分間、広い舗装道路をテクテク歩いたら、やっと本物の登山口。
此処から先は林の中の山道になる。

 


早速、立派なキノコに遭遇。
個人的には有毒のツキヨタケじゃないかなと思ったが、帰りにはみんな毟られていた。

秋田では中毒事故があったばかりだ。岩手(の人とは限らないが)でも早晩、報道されるのだろうか。

三ツ石山荘から三ツ石山を望む。



三ツ石湿原の草紅葉。手前の赤味のあるものはサワギキョウ。






今回、三ツ石山に来た主な目的、ある種のリンドウとは、真っ白いエゾオヤマリンドウのことだ。

いつも私が三ツ石山に来るときは九月も下旬近くなってからだ。
その頃は紅葉が盛りで、平日でも駐車場はパンク、山の上も登山者の行列、山頂の岩場は特に密な状況になる。
リンドウはその頃は終わってしまうので、まだ新鮮なうちに見ようと今回の登山となった。

リンドウは途中の三ツ石山荘付近から咲き出していたが、今日はここで変わったものを見つけた。
花が茎頂だけでなく葉腋にも付くタイプだ。

三ツ石山荘付近で見つけた葉腋にも花が付くタイプ
 


北東北の高山に咲くリンドウは
(ミヤマリンドウやタテヤマリンドウを除けば)
花が茎頂だけに付くエゾオヤマリンドウばかりと思っていたが、

葉腋にも付くタイプはエゾリンドウということになってしまう。
数株有ったが、その周りに多く咲いていたのはエゾオヤマリンドウだった。

エゾオヤマリンドウでも栄養状態が良く、丈が高くなったものは葉腋にも花を付けてエゾリンドウになるのだろうか。
こんな考えがつい浮かんでしまう。
同じような事例は乳頭山や栗駒の秣岳でも経験している。

エゾオヤマリンドウの大株



岩手山をバックに。                                 エゾオヤマリンドウ
 



真白いリンドウは山頂近くに咲いていた。なお登山道脇に有ったのはたった二株。そのひと株。


エゾオヤマリンドウの白花

 


私のすぐ後に上り下りした友人k氏の話では、下りの時、ひと株が毟られていたとのこと。
とても悲しい気分になった。

他の花たち。

ネバリノギランの草紅葉



ウメバチソウ                                  オオノアザミ(アオモリアザミ)
 



三ツ石山と言えば、紅葉が有名だ。しかも本州では一番早く紅葉する山と言われる。

例年だと20日前後に見頃を迎えるが、11日はこんな状況だった。
その時点では、見頃はあと一週間後くらいかなと予想したが、やはりその通りになった。今年はペースが速い。


山頂付近



北西、八幡平方面(大深岳、源太ヶ岳)を望む。



今回、行かなかった覘標(てんぴょう)ノ台



北の方角



岩手山



南側、乳頭山からはなかなか雲が取れなかった。



こちらは2019年9月26日の三ツ石山・南側。この日は紅葉が絶頂だった(詳細はこちら)。




いつもならば、覘標(てんぴょう)ノ台を越え、小もっこ山まで縦走するのだが、
今日は天気がイマイチだったので、三ツ石山山頂で終わり、さっさと下山し、
午後は近くにある鞍掛山に向かう。

鞍掛山」に続く。


コメント (4)
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