モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「海辺の花」の目次

2024年09月17日 | 海辺の花

(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

沖縄の海辺でアダン。(2009年11月14日)

男鹿のシーサイドフラワー。(2009年9月上旬)

竜飛崎でマツムシソウを見た。(2015年8月20日)

New 晩夏の深浦海岸(2014年8月18日)

New 三陸の海に遊ぶ(2016年8月7日)

オホーツク挽歌・エゾキスゲ。(2007年7月7日)

渚のバルコニー♪で見た花(2013年6月22日)

New 雨の深浦海岸・花紀行(2016年6月16日)

初夏の深浦海岸と十二湖。(2015年6月中旬)

深浦海岸のシーサイドフラワー。(2009年6月上中旬)

男鹿の海辺と花(2022年6月13日)・・・・・・カテゴリー「男鹿半島6,7月」と共用。

花の浮島、浅虫・湯の島へ。(2019年4月13日)・・・・・・カテゴリー「青森の山」と共用。



2009年6月中旬、深浦海岸にて。ハマベンケイソウ。



2009/11/14 沖縄にて。アダン。


以上。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男鹿のシーサイドフラワー。(2009年9月上旬)

2024年09月16日 | 海辺の花

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。(2020/04/19 初回アップ)
(2024/09/16 二回目アップ)


海岸の花風景を訪ねるのは8月で最後かな。
あとは来年・・・なんて思っていたが、偶々、9月上旬にも訪ねる機会を得た。

場所は男鹿半島の突端、入道崎。
ここはある花を目当てに訪ねてみたが、予想通りいっぱい咲いていた。





オガフウロだ。

男鹿半島では、入道崎や男鹿水族館GAO付近の海岸、寒風山山頂付近などで、
7月から10月頃までの長期間、咲いているが、
花数が最も多くなるのは、たぶん今頃の時期だろう。
パッと見には、高山性のハクサンフウロにそっくりだ。
かと思うと、ハマフウロに含まれるとの見解もある。
いったいどれが正しいものやら。

追記。平凡社・日本の野生植物(改訂新版)によると、
ハマフウロ Geranium yesoense var. pseudopratense のうち、
萼片の外面に伏毛のあるものが秋田県男鹿半島にあり、オガフウロ f. intermedium と呼ばれるとの記述が有った。

 

ヒルガオとオガフウロ。



入道崎の海岸風景。


 

磯に下りてみよう。

 


遠くに見えるのは入道崎灯台。






潮溜まりには海藻や貝、小さな魚が。 








ハマゴウ
 


ちょっと意外なものに遭遇した。 

ハマベンケイソウ。秋田には無いと思っていたのだが・・・(もっと立派な個体は ⇒ こちら)。

 


以下、初めて見る海岸植物。

ハマエノコロ。



ハチジョウナ。
草姿からブタナやコウゾリナの仲間かと思っていたが、意外にもノゲシやオニノゲシの仲間だったとは。


 

ハチジョウナ。左にハマボッスの実。

 


                            ハマオトコヨモギ                                                                  ママコノシリヌグイ
 


ハマオトコヨモギのマットをベースに

ママコノシリヌグイ、オガフウロなどが入り混じって咲いてる。


 


オガフウロは波しぶきを浴びるような磯の間近でも咲いていた。

 



再び男鹿入道崎の海岸風景を眺め、おさらば。 




深浦海岸同様、この日の男鹿の海はすこぶる青かった。






以上。


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩夏の深浦海岸(2014年8月18日)

2023年09月01日 | 海辺の花

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものです。)


今年(2014年)の秋田は竿灯あたりからまともに晴れた日がありませんでした。
そのため、盆休みも含め、山にはマッタク行けておりません。
山のかわりに行ったのは青森の深浦海岸。
そこで見かけた偽高山植物風景を報告します。

行合崎(ゆきあいざき)



何故、偽高山かというと、
この場所、行合崎(ゆきあいざき)の突端付近は風が極めて強く、土壌の栄養も乏しいからです。

こういう場所では、植物も高山で咲くもののように小型化して、生き延びているのです。

まず目に入ったのは撫子。




エゾカワラナデシコ










次いでカセンソウ。

 



 
                                           アキノキリンソウ?



ここのアキノキリンソウ?は矮性化して高山のミヤマアキノキリンソウに似てます。

ツリガネニンジンも矮性化して高山のハクサンシャジンに似てます。




 


一緒に咲くのはオオバナノコギリソウでしょうか。


イブキボウフウ
   

                                            ノコギリソウ


センニンソウ



ツルフジバカマ
 


続いて旧岩崎村の森山海岸です。

森山海岸






ここは白神岳の眺めが良い場所ですが、今回は雲が取れませんでした。







象島という面白い形の島です。




縦構図でも撮ってみました。
天と海、どちらが多い方がいいですか。







森山海岸の方は今回、花が少なく、咲いていたのはこれだけでした。



たぶんキオンだと思いますが、海岸で見るのは初めてでした。


深浦町の国道端にキツネノカミソリが咲いていました。




このキツネノカミソリ、どうやら分布の北限のようです。

この花、カテゴリー的には海辺の花では無いので、更なる詳細については、頁を変えます。 ⇒ こちら

以上。

(本頁は2014年9月20日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三陸の海に遊ぶ(2016年8月7日)

2023年08月19日 | 海辺の花

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「久しぶりの早坂高原」の続きである。)

この夏は一日だけだが、海にも行ってる。
場所は三陸の宮古海岸。30年くらい前に行ってるが、その時の季節は冬。
夏に行くのは学生時代(たしか「岬めぐり」が流行っていた)
以来だから、もはや40年以上の歳月が経っている。

三陸海岸の絶景の一つ、姉ヶ崎の景観。宮古のお宿から歩いて五分程度で見られた。




 


植物趣味があるので海岸に来てもついつい花を見てしまう。

マルバキンレイカ



同じ北東北でも太平洋側の此処では秋田辺りで見かけない顔ぶれも多い。

これはハマギクのようだ。日本海側には無いとされる。

 
                                             ヤブレガサ


ヤブレガサを見たのは春の野草園(こちら)以来だ。
地味だが開花中だった。

これはオケラ。
開花前だろうか。秋田ではほとんど見かけない。

   

                                             ヒメヤブラン


有名な浄土ヶ浜にやって来た。




エメラルドグリーンの海に鳥さんが浮かんでる。いいな。




奥浄土ヶ浜







陸上から眺めているだけではつまらないので、サッパ船という小舟に乗り、海上に出てみる。







間近に見る浄土浜の岩壁



海に出ると鳥さんも一緒に飛んでくる。

 



この鳥さん。ウミネコだそうだ。




青の洞窟を探検。

 









北国の海とは思えないほど碧かった。







岩の色も神秘的。




 


海もいいもんだ。


以上。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の深浦海岸・花紀行(2016年6月16日)

2023年06月24日 | 海辺の花

(本頁は「雨の八甲田・花紀行2(2016年6月14日)」の続きです。)

昨年6月と同様、青森の帰りは深浦海岸を廻って帰ることにした(昨年の記録はこちら)。
この日の津軽地方の天気は曇りのち雨との予報なので朝早めに青森市の宿を出る。
五所川原市が近づくと行く手に岩木山が聳えているが、残念ながら雲がかかって全容は望めない。

五所川原手前から望む岩木山



五所川原市を抜け、つがる市に入っても山頂の雲は取れなかった。




鯵ヶ沢を過ぎると、岩木山は見えなくなる。さよなら。
今度は白神山地と日本海。

北金岡付近の海岸はいつ見ても美しい。




風合瀬(かそせ)付近でフウロソウの群生に遭う。

ここのフウロソウは花が大きく、4センチを超えるものもあった。
一般的なハマフウロと較べると、花が大きく、開花時期も早い。
種名は何なんだろう。もしかしたら園芸品種の逸生か。




 


今回の立ち寄り先メインは深浦町の行合崎(いきあいざき)。




ここは海岸植物の宝庫だ。

花の撮影を始めると同時に雨がぱらつき出したが、ギリギリまで頑張ってみる。
ツリガネニンジンだろうか。開花には少し早すぎる気もするが・・・

 

                                             ノアザミ

アズマギクの咲き残り



数は少ないが、ニッコウキスゲも咲き出していた。

 



たぶんエゾスカシユリ
 

                                          エゾネギの白花品種


エゾネギ



キリンソウ
 

                                            ノコギリソウ


ハマヒルガオ



エゾヒナノウスツボ
 

                                              ハマナス


クサフジ
 



ここの花は総じて花の色が鮮やかだ。

何やら高山のお花畑に迷い込んだような錯覚に陥るが、
猛烈な風や強烈な紫外線、乾燥など環境の過酷さは高山とそれほど変わらないのかもしれない。
北海道まで行くと、高山性の植物が海岸でも多く咲くようになるが、ここではその予兆を感じる。







南側の岩壁にはニッコウキスゲの群生地がある。


 
                                             ニッコウキスゲ


この海岸で
もうひとつ見逃せないのがハマベンケイソウ。




こんなふうに全身コバルト色の植物はそうはないと思う。

もっと写したかったが、雨が本降りになって来た。今回はここまでとしよう。


以上。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする