モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「男鹿半島4月」の目次

2024年05月08日 | 男鹿半島4月

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)

New 2024年4月28日、男鹿の二低山を巡る

男鹿の福寿草山は二輪草海に変わっていた。(2022年4月28日)

今年も男鹿毛無山でシラネアオイ探し。(2022年4月28日)

久々に男鹿真山(2023年4月23日)

New 2024年4月22日の男鹿・福寿草山編

New 2024年4月22日の男鹿・五社堂編

男鹿毛無山はもはやシラネアオイ期。(2021年4月21日)

初めての男鹿真山(2017年4月21日)

今年の二輪草海はいかに。(2023年4月20日)

男鹿はシラネアオイが最盛期みたい。(2023年4月20日)

男鹿五社堂で花探し(2019年4月18日と5月4日)

(`◇´)県外さ出るな。んだら男鹿さ。(2020年4月16日)

New 男鹿でツバキとカタクリを。(2024年4月13日)

福寿草山は二輪草海へ変化中。(2023年4月10日)

陽春の男鹿毛無山はいかに。(2023年4月10日)

今年三度目の男鹿毛無山(2022年4月9日)

New 2024年4月5日の男鹿(3)福寿草山編

New 2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

New 2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

男鹿はもうカタクリ期。(2021年4月3日)

今年二度目の男鹿・渓谷編(2022年4月2日)

今年二度目の男鹿・福寿草山編(2022年4月2日)

今年二度目の男鹿・五社堂編(2022年4月2日)


2022/04/28 シラネアオイ白花



2021/04/03 五社堂前のカタクリ



以上。



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2024年4月28日、男鹿の二低山を巡る

2024年05月07日 | 男鹿半島4月

4月28日は10時から12時にかけて秋田県男鹿市でとある会合が有った。
折角男鹿まで行くのに勿体ない。
会合が始まる前と終わった後の午後、
男鹿の二低山を巡ってみた。
早朝は男鹿毛無山(677m)の山麓にある通称「福寿草山」に行った。
ここは早春にフクジュソウが大群生するところだが、今はどうなっているのか。
つい先日まではニリンソウが白い川の流れの如く咲いていた(記録はこちら)が、
それは終わり間近になっていた。

終盤のニリンソウ群生



福寿草山の入り口付近はヒメオドリコソウとオドリコソウ、カキドオシが混生していた。

 


(右上)カキドオシ

この辺りの道路端は帰化植物のヒメオドリコソウが多いが、
福寿草山に入るとそれが日本在来種の
オドリコソウとカキドオシ、ラショウモンカズラに変わるのは面白い。
いずれもシソ科ばかりだ。

オドリコソウ






オドリコソウの白花
 


(右上)ラショウモンカズラ


他の草花。
謎の花が大きいミミナグサ?。




スミレはオオタチツボスミレが終わり、地味なニョイスミレばかりになっていた。




ムラサキケマン
 


(右上)そろそろホウチャクソウも出番。


福寿草山の次の覇者はセリ科のシャクだ。







午後から行ったのは寒風山。

ここは全山芝生に覆われており、クルマに乗ったまま山頂まで行ける。
登山の対象ではないが、
今頃の季節は芝生に特有の花が咲き出している。

アズマギクの小群生



アズマギク



今回は絶滅したと思っていた

オキナグサを見つけることが出来て嬉しかった。




オキナグサをもう一個
 


(右上)ワラビ

ニオイタチツボスミレ



ニオイタチツボスミレ



キジムシロ



最後に早朝に見た鵜ノ崎海岸三景。










以上。

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2024年4月22日の男鹿・福寿草山編

2024年05月01日 | 男鹿半島4月

(本頁は「2024年4月22日の男鹿・五社堂編」の続きである。)

今回は福寿草山も訪ねているが・・・

ここはもはや福寿草山ではない。二輪草山いや二輪草の川に変わっていた。
















フクジュソウは完全に実姿になっていた。

 

(右上)葉だけだがキツネノカミソリとアオヤギソウも多い。

福寿草山にもシラネアオイが少し有った。

シラネアオイ、バックはニリンソウ群生



渓谷沿いには比較的多かったが、斜面が急で近寄れない。

 



ところで前から気になっていたのだが、
男鹿の門前、勝楽寺の境内など割と日当たりの良い場所に
花の大きなミミナグサのような植物が生えている。
今回、福寿草山の林縁や奥の樹木が切れた場所にも生えていた。
花弁の長さは約10ミリ、萼片よりも明らかに長いので、
ミミナグサやオオミミナグサ、オランダミミナグサではないと思う。
花弁の長さから青森や秋田の海岸でときどき見かけるオオバナノミミナグサかとも思ったが、
それに較べると花はやや小さい。
問題は開花時期でオオバナノの方の開花はもっと遅く、五月下旬から六月頃に咲く。
また男鹿では波しぶきを受けるような海に近い場所で散見する。
今咲いているものは、海からけっこう離れた場所だ。
facebookでも訊ねてみたがわからなかった。どなたかお分かりの方は教えて頂きたい。




謎のミミナグサ?

 

(右上)ホソバノアマナ


ナツトウダイ



ヒトリシズカ



スミレ類はオオバタチツボスミレが多く、


オオタチツボスミレ



他にはツボスミレや葉が褐色のスミレが有った。

葉が褐色のスミレ(当初ヒカゲスミレと思ったもの)は今回、葉の裏を確かめたら緑色だった。
するとこれはタカオスミレということになる。今回は何故か花を一個も見いだせなかった。

タカオスミレ
 


(右上)ミヤマキケマン

シソ科はオドリコソウやカキドオシが咲き出したばかりだった。

オドリコソウ



男鹿の海岸




これで今回は終わりにしようと思ったが、
男鹿海岸白糸滝の駐車場の観光解説に興味深いものがあったので、
簡単に紹介させて頂く。
それは男鹿半島の成り立ちを説明した図だった。
男鹿半島は大昔、離島だったものが、
北は米代川、南は雄物川から運ばれた土砂が砂州となって
本土と繋がって半島となり、砂州と半島、本土に囲まれた部分が八郎潟となり、
それが干拓されて現在の姿になったものだとばかり思っていた。
それは概ね正しいがこの解説によると
初めは離島ではなく、半島から始まり、その後、離島になって繋がったとの説明だった。




約8000年前まで男鹿は半島だった。
約6000年前、一旦、本土から離れて離島になった。







これはちょっと意外だった。

以上。

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2024年4月22日の男鹿・五社堂編

2024年04月30日 | 男鹿半島4月

前回(4月13日)の男鹿はカタクリが主役だった(こちら)が、
今回の男鹿はどうだろうか。
クマが出ないことを祈りつつ、行ってみる。

登山口門前の街並み



門前の鬼じゃないナマハゲ像
 


(右上)宝物殿の前でオオタチツボスミレ


宝物殿の蔭に廻ったら花の海が待っていた。

ニリンソウの群生



ニリンソウとラショウモンカズラの混生お花畑






ラショウモンカズラ
 


(右上)999段の石段


石段の隙間にニシキゴロモ。




999段の石段の上の方は新緑が繁り、うす暗くなっていた。

 



五社堂の境内ではカタクリが咲き終わり、かわって地味なホソバノアマナが咲き出していた。

同じく前回、ナガハシスミレが盛りだった場所はタチツボスミレに交替していた。




この日の五社堂。




今回の毛無山探訪の主目的はシラネアオイだった。

それは五社堂裏の雑木林に多い。
径10センチを超える大花もあれば、赤ちゃんのようにちっこい株も有った。

 



今回、白花を二個見つけた。

 



雑木林から登山道に戻り、登って行くと、木の花も咲いていた。

オオカメノキの花



モミジイチゴの花



オオバクロモジの花
 


(右上)ホソバノアマナ



今回は五社堂上のブナ林に咲く花が例年同時期よりも少ないように感じた。
何故だろう。

左はナガハシスミレ、中ほどと右はスミレサイシン。



道端のブナの木。

 


五社堂から約一時間登ったところで下山し、福寿草山へ行った。

福寿草山編」へ続く。

コメント (4)
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男鹿でツバキとカタクリを。(2024年4月13日)

2024年04月26日 | 男鹿半島4月

4月13日は男鹿へ約一週間ぶりに向かった。
これは最盛期のカタクリを見たかったから・・・
カタクリの生える門前五社堂の少し手前、
能登山を通りかかったら、椿がちょうど花盛りとなっていた。






この椿は日本海側としては北限のヤブツバキとして天然記念物にも指定されている。

なおヤブツバキは国内ではもっと北に位置する青森県夏泊半島にも生育しているが、こちらは日本海側ではない。
男鹿にはよく来るが、この花の開花に立ち会うのは久しぶりだ。


カタクリの方は、4月5日には三分咲きくらいだった(記録はこちら
が、今日はどうだろう。
五社堂下の宝物殿を過ぎると、999段の石段が始まるが、今回はそこのカタクリが満開だった。
厳密には朝一で7時頃通った時は花は半閉じだった。

朝一で7時頃のカタクリ



以下の写真6枚は一旦、五社堂まで上がって上の方の花を見てから下山し、9時半頃に撮ったものだ。

手前はカタクリ、奥の方にニリンソウ



カタクリ群生



カタクリ



ニリンソウ
 


(右上)カタクリ、アップで。

ニリンソウ群生



999段の石段を登り詰めたら、一輪だけ、シラネアオイが咲いていた。

 

(右上)シラネアオイの一番花

この株は何故か毎年開花が早い。他の場所のシラネアオイはまだ蕾も出たばかりのレベルなので
今年も一番花となっていた。
五社堂の境内はカタクリが花筵のように咲くところだが、今回はもはや終盤モードだった。

五社堂境内のカタクリ群生



キクザキイチゲとの混生



キクザキイチゲがやや多い場所



スミレ類はナガハシスミレが盛りだった。



五社堂



五社堂の裏の林ではフクジュソウはもう終わっていた。


フクジュソウ(実)とカタクリ

 

(右上)カタクリとスミレサイシン


スミレサイシンの葉は花が咲き終わる頃に展開する。

葉の形は名前の通り、トウゴクサイシンに似ている。

トウゴクサイシン



シュンラン



ナニワズはまだ咲き残っていた。




五社堂を下りてから、麓の勝楽寺に立ち寄ったら、エンゴサクがまだ咲き残っていた。

今年はこの花には長く愉しませてもらった。
また来年もよろしく。

この後、今日は能代市二ツ井の七座山(ななくらやま)に向かった。
行く途中、寒風山の上に茶色い雲が出ていたのに気づく。

エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?
 

この日の昼頃の男鹿付近は快晴で雲は皆無なのにそこだけ雲が有った。
茶色い色は何やら消臭剤メーカーのテレビCMに出て来る匂いのけむり?を連想させた。
ところがこの雲、肉眼ではしっかり見えるのに、写真に撮るとわかりにくい。
正体は何だろう。スギ花粉が雲のようになって漂っているのだろうか。
もしそうだとしたら凄まじい量の花粉だ。あの中に居たら、ひとたまりもないだろう。

帰宅後、夕方のニュースで今日、寒風山で山焼きが有ったことを知った。
あの怪しげな雲の正体は山焼きのけむりだった。

七座山毒花紀行」へ続く。

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