モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「南東北・関東」の目次

2024年08月18日 | 南東北・関東

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて何年か経つと、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。



五月の野草園巡り(2)(2016年5月2,3日)・・・カテゴリー「野草/春」と共用


五月の野草園巡り(1)(2016年5月2,3日)・・・カテゴリー「野草/春」と共用


New 浄土平&怪人はまうつぼさんとの邂逅(2008年8月10日)

New 感傷の裏磐梯高原(2008年8月10日)

New 久しぶりの山形と上杉鷹山公(2008年8月9,10日)

New 初めての蔵王御釜(2008年8月9日)



New 見ざる言わざる日光植物紀行(2015年5月17,18日)3

New 見ざる言わざる日光植物紀行(2015年5月17,18日)2

New 見ざる言わざる日光植物紀行(2015年5月17,18日)1







以上。

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浄土平&怪人はまうつぼさんとの邂逅(2008年8月10日)

2024年08月17日 | 南東北・関東

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「感傷の裏磐梯高原」の続きである。)

昼飯は国道115号線沿いのコンビニで済ませ、その後、磐梯吾妻スカイラインを走って福島市に向かう。
スカイライン(通行料 1570円)はあいにく霧に包まれ、景色はほとんど見えなかったが、
浄土平(駐車料 420円)に着いたら、ホンの一時だが青空を見た。
霧の中からニュッと荒くれ坊主のような姿をあらわしたのは、一切経山(1949m)。







浄土平の木道を少しだけ散策してみる。







屁くさいところに付き物のヤマタヌキラン  




苔や地衣類は多かったが、花はさっぱりだった。







廻りの風景を眺める。

東吾妻山だろうか。




こちらは吾妻小富士。




吾妻小富士には多くの人が登っていたが、
私は以前登っていたし、今日は時間が無いのでパスした。




この小旅行、園芸ガーデニングと全く関係が無いわけではない。

怪人はまうつぼさんが勤務する園芸店・ガーデンプラザ華(福島店)には14時すぎにやっと到着。




勝手に街の小さな花屋さんを想像していたものだから、

実物の店のスケールに吃驚した( (´π`;)秋田にはこんなでかい園芸店は無いぞ)。

はまうつぼさんは何処に。

おおっ。居るじゃないか。 

 


しかも・・・
ちゃんとシゴトしてる( ̄も ̄;)☆\バキ

今の時期は新しく咲く花も少なく(それ以前の問題として、庭シゴトをする気にもなれないし)、
園芸店にとっては悪戦苦闘のシーズン。
それにもめげず、はまうつぼさんは新たな花の開拓や導入に余念が無い。
今年、リキを入れてると言うプチロータス・ジョーイ。



何の仲間、あるいは何科の植物なのか、
当時のホームページ掲示板で訊ねたところ、

ヒユ科でオーストラリアのmullamulla(ムラムラと書くと変)と呼ばれてるものの仲間ではないかとのこと。
当時は首都圏の園芸店でもほとんど売っていない珍しい花だった。

此方は全く私の好みで・・・

ショウジョウソウ  
 


(右上)トウガラシ `ダースベイダー' 嘘です。`ブラックパール'



こちらは私の好みにも、はまうさんの意向にも関係なく・・・

鉢植えのハスなのにこんなにでかくなっていいのかな。

 
 

(右上)ハナツリフネソウ Impatiens balfourii

ゲンペイツリフネとも呼ばれる。北海道では野生化の兆しありと聞く。右の穂花は何だっけ・・・

はまうつぼさん。今回はいろいろお世話になり、ありがとうございました。


【後日談】
はまうつぼさんには園芸ガーデニングに夢中だった当時、珍しく怪しげな植物を多数融通頂いた。
代表して二種披露させて頂く。

ホスタ `デボングリーン'



マンドラゴラ



この後、私は東北道から山形道を北上し、日本海沿いを走り、秋田市に帰ったが、
途中の鶴岡や酒田から眺めた鳥海山があまりにもキレイだったので・・・( (´π`;)8月12日に登ってしまった)。
こちらは後日、「2008年8月12日、鳥海山花紀行・・・」として復刻しようと思う。

8月9日と10日の二日間で走行距離は850キロ。時間は短かったけど愉しい旅行だった。


以上。

2008年8月12日、鳥海山花紀行・・・」へ続く。

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感傷の裏磐梯高原(2008年8月10日)

2024年08月16日 | 南東北・関東

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「久しぶりの山形と上杉鷹山公」の続きである。)


上杉鷹山公や直江兼続、お猿さんに別れを告げ、
白布峠(約1400m)を越えたら、そこは福島県だった。




西に望む高い山々は飯豊連峰か。

福島県側の峠道は思ったよりも短く、
あっという間に裏磐梯・桧原湖(湖面標高約820m)のほとりに到着した。







桧原湖はわざと人気(ひとけ)の少ない西岸を廻り、裏磐梯高原駅へ。

磐梯山の峨峨たる山容は雲に包まれ、見えなくなってしまったが、ここを基点に五色沼を散歩してみる。
最初は柳沼。




続いて青沼。







その後はるり沼、弁天沼で折り返す。

こういう地味な草はおそらく誰も写さんだろな。

ミクリ
 


(右上)ドクゼリ


ミツバ
 


(右上)オオウバユリ


沼も良いが、森林も素晴らしい。




此処にはいろんな種類の広葉樹のほかにアカマツなどの針葉樹も混じっている。

また小鳥の種類が豊富なことでも知られている。
林の下には岩が累々と・・・




林の下の累々とした岩は、1888年の磐梯山の大噴火(山体崩壊)で押し流され、堆積したもの。
その時の土石流は磐梯山北麓の川を堰き止め、
桧原湖や五色沼をはじめとした多数の湖沼を生み出したのは有名な話。

周りの森林は鬱蒼としているが、この120年の間に成立したもの。
陽樹のアカマツが混じっている(残っている)のは、森林の歴史がまだ浅い証拠だと聞く。

森を出る前にちらりと磐梯山が見えた。




五色沼の入り口、桧原湖の畔にたいそう立派なホテルが立っていた。




30年前、裏磐梯で夏を過ごした時、こんな建物は無かった。
これからサミットでも開催されるのだろうか。




猫魔ホテルとは名前が (´π`;)怖そう。 

ところで裏磐梯で買ったお土産は何故か(ソーラーで)尾を振るニャンコだった。




飼って15年なるが、いまだに元気に尾を振っている。

裏磐梯高原の中心部・剣ヶ峰地区を掠める。
此処には私モウズイカが学生時代(約30年前)、
夏を過ごした別荘じゃない実験場(宿舎)があったはず・・・




その建物は交番の向かい、立派なバス停の陰にまだ残っていた。




きちんと草が刈られ、蜘蛛の巣が張ってないところなどを見るとまだ現役として活躍しているらしい。




大学時代の私は超貧乏、バイトが本業だったので、あまり愉快な思い出はない。
しかし、この実験場に二週間も寝泊り(自炊)し、
日中は特長(とくなが=特別に長いゴム長靴)を履いて、

やぶ蚊、ブユ、アブ、ヒルと格闘しながら裏磐梯一帯の湿原植物を調査し、
夜は風呂にも入らず酒をかっくらって寝た・・・
当時を思い出したら、あの頃が無性に懐かしくなった。

♪あの時、僕は若かった~。

あうぅ(つдi)極めて普遍性の無い話題になってしまいスマソ。
今日の昼過ぎには、福島市に行き、
友人のはまうつぼさんに会う約束もあったんだ。先を急ごう。

浄土平&怪人はまうつぼさん」へ続く。

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久しぶりの山形と上杉鷹山公(2008年8月9,10日)

2024年08月14日 | 南東北・関東

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「初めての蔵王御釜」の続きである。)


蔵王を越えて山形県に入り、下界の水風景を。


何が釣れるんだろう。




ここは南陽市赤湯地区、白竜湖だ。
バックの山の斜面はブドウ畑に覆われていた。




私が学生してた頃(昭和50年前後)、此処は湿原植物の宝庫と言われていた。

残念ながら今回は珍しい植物には全く出会えなかった。

話は変わるが、この後、私はガソリンスタンドを探して置賜盆地の中を少し彷徨った。
当時はガソリンの値段が異常に高騰しており、少しでも安いところをと探し回った。
結局見つからず仕方なく入れたら、税抜きで185円/リットルだったと記憶している。
これはそれまでに私が払ったガソリン価格としては最高値だった。
当時、秋田では170円台だったはず。
後でこのことを山形の友人に話したところ、
山形は昔からガソリン価格が高い場所なのだと言われた。

白竜湖のマコモ  
 


右上は米沢市、上杉神社お堀のスイレン。

折角、米沢に来たのだから、上杉神社に参拝して行こう。




8月10日。早朝なのに上杉神社には人出が多かった。

真ん中の人だかりの場所にはお堀が有って、下写真の鯉が泳いでいた。

 

(右上)上杉謙信公の銅像


上杉神社・神門



ここには上杉鷹山公の銅像が二体もあった。

こちらの銅像は「米沢の未来は明るいぞ!」とでも言ってるような感じ。

 



右上の坐像は御顔がでかすぎてちょっと怖かった。

夜見たらたぶんドッキリするだろな。

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」




この名言を発したのが鷹山公だったとは、 (´π`;)今日まで知らなかった。

序でなので、鷹山公のプロフィール。




しかし・・・現在の米沢の覇権は直江兼続(なおえかねつぐ)が握っている。

こちらは銅像は無い。のぼりのみ。

 


ところで直江兼続って何やった人だろう?( ̄も ̄;)

直江兼続は来年(2009年)放映されるNHK大河ドラマ「天地人」の主人公だ。
伊達政宗公はこの場所でオギャーした。

 



この神社は凄い!!




上杉神社を後にして次は西吾妻スカイバレーを走る。

その時に遭遇したニホンザル。



撮影後、こいつは私を思いっきり威嚇して逃げた。

山形を潤す大河・最上川は此処に始まる。

 
 


スカイバレーの上の方は右上
のような断崖の連続でハラハラドキドキ。
手前の黄色い花はマルバキンレイカと見た。


感傷の裏磐梯高原」へ続く。

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初めての蔵王御釜(2008年8月9日)

2024年08月13日 | 南東北・関東

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)

昨年(2007年)の夏は北海道道東(こちら)や信州霧が峰(こちら)などと、
出不精引きこもりの私には珍しく遠出をしている。

今年の夏休みは貧乏(クルマ修理やガソリン高騰)なので、
当初は実家以外、どこにも行かないつもりだった。

が、それでは一週間にもわたる貴重な時間が勿体無いし、
家族も( ̄も ̄;)ワタシも暑さで煮詰まってしまう。

漠然と秋田より南、ただし涼しいところに金をかけないで
行ってみようかと思い始めるが、そんなうまい話があるだろうか。

休みが間近となった8月7日、
いつもシゴトで使ってる安ビジネスホテルチェーンの空き状況をネットで確認してみる。

すると米沢市のホテルだけ、ツインルームが空いていた。
米沢にただ泊まってもつまらない。

福島まで足を伸ばして(友人の)はまうつぼさんのお店も訪ねてみよう。
折角だから、何故かまだ行ったことのない蔵王や、
昔、ひと夏を過ごした裏磐梯高原なども・・・。

てなわけで、8月9日の早朝、秋田市を後にする。
高速料金を少しでも節約しようと一般道(国道13号線、108号線)を走って、
鬼首峠を越えて宮城県に入った。
よって宮城で最初に見た山岳風景は禿岳になった。

鬼首高原から見た禿岳



その後、国道46号線を東進、大崎市古川から高速道路(東北道)に上がった。

正午頃、宮城県南部の村田町に到着。
西側、蔵王の方角はあいにく鉛色の雲が立ち込め、ダイナミックな山岳展望は愉しめそうにない。
予想通り、蔵王エコーライン(通行料 0円)はひたすら濃霧の中を走ることになるが、
コマクサ平と言う場所に着いたら、あら不思議。突然、雲が割れ、蔵王連峰の枢軸が姿を現した。
ダイナミックな五色岳を望む。有名な御釜はこの山の上にある。




コマクサ平に到着。




コマクサは有るには有ったが、近寄って写真を撮れるような状況ではなかった。  




仕方なくカライトソウで我慢。

 (´π`;)実はこれ、カライトソウではなく、シロバナトウウチソウの赤みのあるタイプだった。

 


(右上)不帰ノ滝



これはイタドリか、はたまたメイゲツソウか。




買っただけ刈田岳の山頂も晴れていた。
刈田岳(1758m)より蔵王連峰の最高峰、熊野岳(1841m)を望む。




アコガレのオカマ御釜に対面するには520円払う必要がある。

御釜(五色岳)と家内



シロバナトウウチソウを前面に御釜(五色岳)






刈田岳や熊野岳周辺はずっと火山活動が盛んだったので、植生はとても貧弱。




ワーキレーッ的なお花畑は皆無だが

よく見ると、コマクサがパラパラと生えている。







秋田駒の大群生を見慣れた目には、かなり物足りないが、文句は言うまい。

此処のコマクサは色白、小顔美人ばかり。

これはシラネニンジンでいいのかな。

 


(右上)メイゲツソウ


シロバナトウウチソウとメイゲツソウ



久しぶりの山形と上杉鷹山公」に続く。

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