モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「太平山/春、夏」の目次

2023年07月19日 | 太平山/春、夏

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すのに、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の頁作りを行いますので、どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)


【太平山】

太平山にセンジュガンピを見た。(2019年7月10日)

ヒメシャガを見に太平山の途中まで。(2020年6月9日)

ヒメシャガの咲く頃、太平山へ。(2016年5月28日)

567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。2(2020年5月24日)

567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。1(2020年5月24日)

約30年ぶりの太平山(2016年5月8日)

平成最後の昭和の日は太平山(2019年4月29日)


太平山の春姿(2022年4月3日)

New 早春の秋田駒と太平山(2023年3月11日)・・・「秋田駒ヶ岳」と共用。


【岩谷山と筑紫森】


真夏の岩谷山には何が咲くのだろう。(2022年8月25日)

New 岩谷山で意外な花を見た。(2023年4月28日)

春の岩谷山登山(2022年4月20日)

筑紫森と岩谷山ダブル登山(2018年4月17日)



2020/05/24  太平山奥岳山頂から秋田市方面を望む。



2020/06/09  ヒメシャガ


以上。

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岩谷山で意外な花を見た。(2023年4月28日)

2023年05月20日 | 太平山/春、夏

(本頁は「八塩山は花がいっぱい。後編」の続きである。)

4月28日は晴天に恵まれたので、今年二度目の一日二低山を敢行した。
午前中は由利本荘市の八塩山(713m)に登ったが、
昼からは自宅近く、秋田市の岩谷山(366m)に登ってから帰宅した。

山麓から見た岩谷山



この低山、眺めは好いものの、花はさっぱり無いことになっているが、
以前からちょっと気になっていた植物があった。
イワウチワ?だ。
すぐ隣の筑紫森や太平山、それと午前中登った八塩山では

春に登ると、イワウチワ(秋田なので厳密にはオオイワウチワ)がいっぱい咲いている。
ところがこの山のイワウチワは何故か花が咲かず、今まで見た限りではいつも葉っぱのまんまなのだ。
この山のイワウチワはひねくれものなので咲かないのかと思っていたが、
今回、寄ってみたら、咲いていた。

それはイワウチワではなかった。




イワカガミだった。

白花タイプ



植物の分布というものは不思議なものだ。

近所の低山は皆、イワウチワなのに岩谷山だけは何故かイワカガミなのだった。
低山に生えるイワカガミは以前、オオイワカガミと呼ばれていた。しかし

高山に生えるものと識別が出来ないことから、
最近はイワカガミに一本化されているようだ。

他に見た植物。

明るい緑の芽出しが多かった。これはノギランの芽出しだ。

 


右上の低木は芽出しなのに紅葉していた。アクシバだろうか。

次の小さなスミレはマキノスミレだろうか。




  


シュンランの咲き残り



オオカメノキ



ヤマツツジ



山頂に到着。太平山を望む。




山頂から南に五分ほど進むと展望台がある。

 



ここからの眺めは迫力が有る。


砂子沢集落を望む。







秋田市方面を望む。




以上。

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真夏の岩谷山には何が咲くのだろう。(2022年8月25日)

2022年09月07日 | 太平山/春、夏

岩谷山は秋田市郊外、太平山の南麓にある低山(366m)で、自宅から登山口までは30分程度と近い。
山頂部からの展望が素晴らしく、春や秋には登っているが、花はあまり多くなかった。
真夏はどうなのだろう。
情報が無かったので、確認のため、8月25日、昼飯を食べてからちょっくら行ってみた。

山麓から見た岩谷山



山頂部展望台から、晴れていれば鳥海山も望めるが、今日は雲に隠れて見えなかった。

それでもここからの眺めは迫力が有る。







岩谷山山頂
 
                                           山頂部のブナやナラの林


山頂からは晴れていれば太平山が見えるはず。こちらも今日は雲隠れ。

花はとても少なかった。

ツルリンドウ



ヤマジノホトトギス
 

                                        ミヤマウズラ。一本だけ見つけた。


比較的、多かったのはホツツジ、クルマバハグマ(蕾)くらいだろうか。

ホツツジ



ノギラン
 

                                          ミヤマママコナ

ミヤマママコナ



マルバキンレイカ
   
                                           クルマバハグマ(蕾)                                             



クルマバハグマは葉の付き方がキヌガサソウにそっくりだ。

しかしキノコは多かった。これは雨が降り続いたせいだろう。
吃驚したのはこの赤いキノコ。
悪名高き猛毒菌、カエンタケだった。

一説では触るだけでも皮膚がかぶれるとか。
案外、身近なところにも有るんだなと知った。

カエンタケ
 


カエンタケはナラ枯れの林によく発生すると聞いたが、
この山でもナラ枯れの木の根元に発生していた。
また色はこのように黄色っぽいものもあった。



以上。

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約30年ぶりの太平山(2016年5月8日)

2022年05月19日 | 太平山/春、夏

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

秋田市の太平山(1170m)はすぐ近くにあるので、いつでも登れると思い、30年近くも登ってなかったが、
久々に(2016年)5月8日、登って来た。

私の登山はお花見(花の撮影)が主体なので山頂には固執しないのだが、今回は珍しく奥岳の頂きを踏んだ。
期待していた花はさっぱりだったが、登山者は意外に多かった。
今回、辿った旭又コースに残雪はほとんど無し。山頂近くの七曲りにホンの少し残ってる程度だった。

秋田駅近くのオフィスから眺めた太平山。2016/05/09撮影。



太平山は秋田市の東によく見える。
写真中央の双耳峰の左側は中岳(952m)、右側が最高峰の奥岳(1170m)だとずっと思っていたが、
地図で見ると奥岳はずっと奥であり、ここからは見えないことがわかった。

たぶん鶴ヶ岳(1002m)ではないかと思われる。

途中を省略して、いきなり奥岳山頂から秋田市方面を俯瞰する。




この日(5月8日)は視界がイマイチで会社ビルは見えなかったが、視程が良くてもたぶん見えなかっただろう。

あまり自信はないが、山座同定を試みた。
  

奥岳山頂の太平山三吉神社鳥居
 

                                      マルバマンサク

ショウジョウバカマとカタクリ
 
                                                                                                                                 イワナシ

山頂部で目についた花はショウジョウバカマとカタクリ程度だった。
本格的な高山植物が咲くにはまだ早すぎるかもしれないが、
元々この山には地形的にも高山植物が生育できるような場所がほとんどないようだ。

花の少ない山とは知っていたが、中腹のイワウチワやヒメシャガの群生は見ごたえがありそう。
今回の登山ではとりわけイワウチワに期待していた。しかし・・・

オオイワウチワ


オオイワウチワの咲き残り
 

                                                                                                                               ヒメシャガ

イワウチワの花は既に終わっていた。今年は雪が異常に少なかったので、早く咲いてしまったのだろう。

かなり上の方に咲き残りが僅かに有った程度。
ヒメシャガは今、生育の真っ最中でもう半月くらいしたら咲くだろうか。

キクザキイチゲもどこにでもある花だが、ここでは変な花を見つけた。

キクザキイチゲの青みの強い個体。これは何も変じゃない。
   

右上は明らかにピンクと思われる株だったが、残念ながら開花前。
 

キクザキニリンソウ(?)2タイプ  

 

たまたま二輪ついただけなので、「キクザキニリンソウ」として学会に報告するまでもなかろう。
個々の花の大きさは他のキクザキイチゲ(一輪タイプ)のちょうど半分くらいだった。

ブナの木は御手洗より上は芽吹き前だったが、その下の方は綺麗な新緑になっていた。




 





ブナの森に咲く木の花をいくつか。

ムラサキヤシオ


オオカメノキ



タムシバかと思ったが、コブシではないかとの指摘もあった。
   

                                        ヒメアオキ

オオバクロモジ



おまけ

キバナイカリソウ
 

                                         シダの一種
 

今回はキクザキイチゲ以外、花は少なかったが、
次(5月28日)の太平山は少し花が多かった。 ⇒ こちら



モウズイカの裏庭(トップ)へ。

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春の岩谷山登山(2022年4月20日)

2022年04月29日 | 太平山/春、夏

4月20日は朝、保呂羽山に登った後、
午後から秋田市郊外にある低山、岩谷山(366m)に登っている。

行く途中、太平山の連峰が美しかった。




このお山、以前は南山麓の砂子渕集落から直登していたが、
傾斜が急でけっこうしんどかった(以前の登山記録はこちら)。

南山麓の砂子渕集落から見た岩谷山。山頂の岩峰、ブナの木を記憶されたし。



今回は裏側のユフォーレから登ってみた。
こちらのルートは傾斜も割と緩く、道もよく整備されており、楽だった。

花は以前、南面を登った時はシュンランくらいしか見てなかったが、今回のルートもほぼ同様だった。

シュンラン
 

                                             スミレサイシン


この山にはまわりの山に多いカタクリやイチゲなどスプリングエフェメラルが全く無かった。
またオオイワウチワの葉はいっぱい有るのに、花が全く咲いてなかった点は不思議だ。

ショウジョウバカマ
 

                                             オオイワウチワの葉


山頂からは太平山(奥岳)が間近に望めた。



太平山(奥岳)1170m



このお山、木の花は豊富だった。

オオバクロモジ



マルバマンサク
 

                                              タムシバ

タムシバ



ブナの梢を見たら花のようなものが付いていた。




後で調べたら、これは雄花だった。




山頂から南に少しだけ進むと、展望所がある。そこは山麓から見えた岩峰の上だった。

岩峰から南側を望む。


岩峰から南側を望む。



そこからの南側の眺めは壮絶だ。
ここからは鳥海山も見えるが、
この日は午後になったら、かすんでしまい、よく見えなかった。

山頂にブナの大木
 

                                            ブナの洞


下山してから、山麓でトウゴクサイシンの青軸素心を見つけた。
実物を見たのは今回が初めてだった。

トウゴクサイシンの青軸素心



トウゴクサイシン(普通タイプ)

 

                                        山麓で見つけた猛毒植物ハシリドコロ


以上。

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