モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

カテゴリー「月山/花と山容」の目次

2024年12月10日 | 月山/花と山容

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】
ブログを始めて年がたつと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すのに、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数の多いカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
どうかご了承お願いいたします。


(記事の配列は訪ねた年に関係なく、おおむね月日の順に並べ、降順とした。)

New 月山をあちこちから2(西と北から)


New 月山をあちこちから1(東から)


New 新庄で山を見た。(2024年2月17日)・・・カテゴリー「山形の山」と共用。


山形の白いお山(2016年3月17日)・・・カテゴリー「山形の山」と共用。


New 2024年の鳥海山以外の山々(3)・・・泥湯三山、虎毛山、神室山、月山ほか


New 月山の花図鑑(5)いにしえの花シーン

New 月山の花図鑑(4)弥陀ヶ原の花

New 月山の花図鑑(3)晩夏~秋の花、草紅葉編

New 月山の花図鑑(2)盛夏編

New 月山の花図鑑(1)初夏編




2018/05/27 大蔵村湯ノ台牧場の手前から見た月山。



1987/06/28 山頂部のミヤマキンバイとミヤマクロユリ



以上。

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月山の花図鑑(5)いにしえの花シーン

2024年12月09日 | 月山/花と山容

(本頁は「月山の花図鑑(4)弥陀ヶ原の花」の続きである。)

1980年代の終わり頃、リバーサルフィルムで撮った写真を復刻してみた。
画像は2000年代にフィルムスキャナーを用いてパソコンに取り込んだが、
既にフィルムの劣化が進んでおり、色調が変化、汚れもついていた。
そのため色調や汚れは一部修正している。
見苦しい点もあるがどうかご寛容願いたい。

ミヤマウスユキソウの群生地。
一緒に生えているのは、ミヤマシオガマ、イワカガミ、ホソバイワベンケイ、ハクサンシャジンなど。 1987/06/28



ミヤマウスユキソウ 1987/06/28



ミヤマウスユキソウとキバナノコマノツメ 1987/06/28



昔の月山の山頂部にはミヤマクロユリが多かった。

現在(2015年以降)は大幅に減少したが、これは登山者の踏みつけやネズミの食害が原因と思われる。

ミヤマクロユリの群生地。一緒に咲くのはミヤマキンバイ。 1987/06/28


ミヤマクロユリとミヤマキンバイ。 1987/06/28



ミヤマクロユリとハクサンイチゲ。 1987/06/28



ミヤマクロユリ 1987/06/28



ミヤマシオガマとホソバイワベンケイ 1987/06/28



ミヤマシオガマとウズラバハクサンチドリ 1987/06/28



トウヤクリンドウ(右にミヤマウスユキソウの古花) 1987/08/02
 


(右上)トウヤクリンドウ(下にハクサンイチゲの咲き残り) 1987/08/02



紅白のハクサンフウロ 1989/08/19



紅白のハクサンフウロ 1989/08/19



ミヤマコゴメグサ 1989/08/19



以上。

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月山の花図鑑(4)弥陀ヶ原の花

2024年09月24日 | 月山/花と山容

(本頁は「月山の花図鑑(3)晩夏~秋の花、草紅葉編」の続きである。)

弥陀ヶ原は羽黒コースの八合目付近に広がる高層湿原だ。
湿原の標高は1400m~1500m。
この湿原には、湿性植物以外に山頂部と共通の高山植物も多く生育している。
そのため羽黒コースは歩き始めから高山のお花畑を歩いているような感じになる。

弥陀ヶ原の池塘(バックは月山)。 2016/07/23



ミズバショウ 2015/07/05
 


(右上)イワイチョウ 2015/07/05


池塘の中に生えるのはミツガシワ、右下の白い穂はワタスゲ。2015/07/05



ヨツバシオガマ 2015/07/05  
 


(右上)トキソウ 2015/07/05


オオコメツツジ 2016/07/23



オゼコウホネはネムロコウホネの変種で柱頭盤が赤いのが特徴。
尾瀬や月山のものが有名だが、その後、北海道や秋田県でも見出されている。

オゼコウホネ 2016/07/23
 



キンコウカの群生。 2016/07/23



コバギウシ 2016/07/23
   


(右上)ニッコウキスゲ(ゼンテイカ) 2016/07/23



弥陀ヶ原の池塘、バックに鳥海山。 2016/07/23



モウセンゴケ  2016/07/23
 

(右上)エゾオヤマリンドウ 2014/09/21



湿原の周縁部、雪消えの遅い場所では秋の彼岸になって、ヒナザクラが咲いていた。

ヒナザクラの群生 2014/09/21



シロバナトウウチソウの花と草紅葉 2014/09/21



白っぽい綿毛はチングルマの実 2014/09/21



キンコウカの草紅葉 2014/09/21



以上。


「(5)いにしえの花シーン」へ続く。

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月山の花図鑑(3)晩夏~秋の花、草紅葉編

2024年09月23日 | 月山/花と山容

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)


(本頁は「月山の花図鑑(2)盛夏編」の続きである。)

年によって幅があるが、概ね八月お盆以降に盛りを迎える花たちと草紅葉を扱ってみた。
もちろん種類によって、場所によって、ずれが生じることはどうか寛容頂きたい。
月山の上の方は、お盆以降に来ても、ハクサンフウロやキク科の花が健在で、盛夏の頃とあまり変わらかった。
違う点は、タテヤマウツボグサやリンドウ類のブルー系の色合いの花が混じる点だろうか。

タテヤマウツボグサの大株 2017/09/01



タテヤマウツボグサ 2017/09/01  
 

(右上)オニシオガマ 2016/08/20

オニシオガマは半寄生植物だが、丈は1m近くなるものも有る。
山麓の沢筋や湧水地などに多いが、写真は金姥で見たもの。


エゾシオガマ 2016/08/20



トモエシオガマ 2016/08/20  
 


(右上)ミヤマコゴメグサ。ミヤマリンドウと一緒。2015/08/02

ミヤマリンドウは山の上だけでなく、弥陀ヶ原湿原でも多く見られる。また開花時期は意外に早いものもある。

ミヤマリンドウ 2015/08/02



ハクサンイチゲの開花は初夏がメインだが、株によっては秋に開花することもある。
厳密には二度咲きかどうかは不明。

ハクサンイチゲ 2017/09/01



シロバナトウウチソウ 2017/09/01  
 


(右上)ウゴアザミ 2017/09/01

ウゴアザミは生育旺盛で丈1mを超えることも多い。

イワショウブは山上の湿った場所以外に弥陀ヶ原にも多かった。  

イワショウブ 2016/08/20
 


(右上)クロヅル 2016/08/20


クロヅルはつる性の低木。山地帯、偽高山帯にも多く、本来は盛夏に咲く花。

エゾオヤマリンドウ。丸い葉はイワイチョウ。 2016/08/20




クロクモソウ。装束場浄身川にて。2016/08/20

 


(右上)ダイモンジソウ 2016/08/20 


ウメバチソウ 2016/08/20
 

(右上)ヤマハハコ 2017/09/01


山麓の沢筋や湧水地などでは、大型のキク科植物、オタカラコウを見かける。

オタカラコウ 2016/08/20



オタカラコウの花アップ。2016/08/20
   


(右上)ツルニンジン 2016/08/20


クロバナヒキオコシ  2016/08/20



草木の実と草紅葉。

ゴゼンタチバナの実。2016/08/20



チングルマの実。2014/09/21

 


(右上)ミヤマキンバイの草紅葉。2015/09/21


次の草紅葉はチングルマやネバリノギラン。黒い葉はイワカガミ、右の緑はガンコウラン。2015/09/21




ネバリノギランの花は地味だが、草紅葉は素晴らしい。

ネバリノギラン 2015/09/21
 

(右上)シロバナトウウチソウの草紅葉。2014/09/21


(4)弥陀ヶ原」に続く。

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月山の花図鑑(2)盛夏編

2024年07月20日 | 月山/花と山容

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)


(本頁は「月山の花図鑑(1)初夏編」の続きである。)

本頁では、年によって幅があるが、
概ね七月下旬から八月中旬頃にかけて咲き出す花たちを扱ってみた。

もちろん種類によって、場所によって、前後にずれが生じることはどうか寛容頂きたい。

月山はシオガマギク属 Pedicularis の仲間が多い山だ。

初夏のミヤマシオガマに続き、盛夏にはヨツバシオガマが咲き出す。
こちらは羽黒ルートならば八合目の弥陀ヶ原から山頂までほぼ切れ目なく咲いている。

ヨツバシオガマの小群生(山頂部)2016/07/23



ヨツバシオガマ 2015/07/05
 


(右上)ハクサンフウロ 2014/08/02


ハクサンフウロの小群生。 2014/08/02



あくまでも個人的な印象だが、
月山の真夏のお花畑はマゼンタのハクサンフウロとイエローのキク科のイメージがやたらと強い。

それにハクサンシャジンの淡いブルーが加算され、独特な雰囲気を醸し出す。
同時期の東北の高山お花畑はどこも似たような雰囲気になるが、月山ほど強烈なインパクトは無い。

ミヤマアキノキリンソウとハクサンフウロ。 2014/08/02
 

(右上)トウゲブキ 2014/08/02


トウゲブキは東北では月山以北の高山で多く見かける。

山頂付近の風衝地お花畑。2016/07/23



このお花畑にはウサギギクの他にハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、ネバリノギラン、
ミヤマリンドウ、ハクサンシャジンなども見られた。

ウサギギク 2016/07/23
 

(右上)キオンとハクサンフウロ。 2015/08/02


初夏にクロユリが生えていた山頂部の草叢は
盛夏になるとキオンやハクサンシャジン、ハクサンフウロなどに覆われる。

2015/08/02



ハクサンシャジン 2015/08/02
 


(右上)ナンブタカネアザミ 2017/09/01


鳥海山で顕著なアザミはチョウカイアザミだが、月山ではナンブタカネアザミが同じような環境に生育している。
このアザミは棘がとても痛い。開花時期に幅があり、7月から9月まで長期間咲いている。

東北の山にはイワギキョウ、チシマギキョウなどカンパニュラ(ホタルブクロ属)Campanula が少ない。
イワギキョウが見られるのは、八甲田、岩手山、鳥海山くらい。
チシマギキョウは、朝日、飯豊、早池峰などが知られるが、月山にも少しだけ咲いている。
羽黒コースの稜線や風衝地で時々見かける。

チシマギキョウ 2016/07/23



トウヤクリンドウは東北では月山と尾瀬の燧岳だけと聞く。羽黒コースの風衝地で見かける。
ある意味では、ミヤマクロユリと並んで貴重な花かもしれない。

トウヤクリンドウ 2016/07/23
 


(右上)ハクセンナズナ 2015/08/02

ハクセンナズナは鍛冶小屋跡付近の斜面で少し見かける。

ミヤマセンキュウ 2015/08/02
   


(右上)ミヤマコウゾリナ 2014/08/02



ニッコウキスゲはこの山では群生せず、あちこちにパラパラ生えている感じだ。

姥ヶ岳山頂のお花畑。ニッコウキスゲやヨツバシオガマが目立つ。2016/07/16



タカネアオヤギソウ 2016/07/16
 
 

(右上)オオバミゾホオズキ 2016/07/16


カラマツソウ 2015/07/05
 


(右上)ミヤマカラマツ 2016/07/16


キンコウカは月山のあちこちで群生している。

姥ヶ岳の山頂近くや後出の弥陀ヶ原の群生は特にみごとだ。

キンコウカ(姥ヶ岳) 2015/08/02



地味な花も少し。

ネバリノギラン(ミヤマウスユキソウと一緒)。2016/07/16
 

(右上)コメススキ 2016/07/23


オオレイジンソウ(姥沢で見つけた残花) 2016/08/20  
 

(右上)フキユキノシタ  2016/08/20


この時期に咲くものとしては、
他にベニバナイチゴ、ミヤマトウキ、イワオトギリ、ヤマハハコなども見ているが、写真は省略。

以上。

「(3)晩夏~秋の花、草紅葉編」へ続く。

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