(本頁は「2015年6月7日、ピーカンの月山(2)」の続きである。)
月山山頂台地には広大華麗なお花畑があるが、
さすがに今の時期はまだ寒々とした雰囲気だった。
ハクサンイチゲも枯草の間からようやく咲き出したばかり。
ハクサンイチゲの群生
場所によってはミヤマキンバイも混生。
ハクサンイチゲ単体で。
花が一輪しかつかないイチリンハクサンイチゲ(チョウカイイチゲ)も有ったが、
花が一個以外、ハクサンイチゲと違いは見いだせなかった。
イチリンハクサンイチゲ(チョウカイイチゲ)
(右上)今回、見つけたミヤマクロユリの蕾
月山は黒百合の咲く花とのイメージがある。
今回、久々(四半世紀ぶり)に初夏に登ったので昔見た場所を探してみたが、
さっぱり見つからなかった。絶滅しちゃったのかな。
一株だけ見つけたが、まだ蕾は固かった。
山頂付近で咲いていた他の花たち。
イワウメ
ミネズオウ
山頂台地からの眺め。
西斜面と庄内平野。
西側、摩耶山と遠く粟島。
今までの山岳風景は西や南側ばかりだったが、
山頂に至れば、北側や東側の風景も眺められる。
北側の景色を眺めようと、山頂から北へ羽黒ルートの道を少し進んだら・・・
鳥海山には残念、雲が懸かっていた。
北東方向には新庄盆地が広がっていた。
あまり自信はないが、山座同定を試みる。
手前の湿原様の平原は行者ヶ原だろうか。
あまりよく見えなかったが、遠くの山は栗駒山ではないかと思う。
南側、月山山頂を望む。
東側には葉山。
手前の月見ヶ原をズーム。
再び山頂を掠め、神泉池の脇を過ぎる。
参考マップ
「ピーカンの月山(4)」へと続く。