口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

オリンピッカー

2006-02-22 05:42:21 | テレビ/映画

0時就寝、4時起床。

テレビでは、ちょうど女子フィギュアの演技がライブ中継中。
日本、ようやくメダルゲットと行けるのでしょうか?


そう言えばイギリスでは、日本のように、
メダルの数がどうしたとか、この競技の見所紹介だとか、
各選手のドキュメントだとか、競技後のインタビューだとか、
そういった内容の放送は、まったくないんだそうです。

特にBBCあたりでは、ただ淡々と競技を放送して、
競技が終わったら表彰式を放送することもなく、
そこでバスッと放送が終わったりするんだとか。^^;)

日本のテレビは、絶叫し過ぎの感動煽り過ぎの感も強いですが、
あまりにドライ過ぎるのも、味気もないし面白くもないでしょうね~。


   *****


伝え聞くところによると、
そんなドライなBBCが珍しく感情的になったシーンが、
フィギュアスケートペアだったんだそうです。

そう、あの転倒で負傷しながらも演技を再開して、
奇跡的に銀メダルを獲得した中国ペア
の話。

日本のメディアでも、感動巨編としておおいに取り上げられていました。
ただ、イギリスでは、かなり取り上げ方が違うんだそうです。


   コケといて、メダルはねぇ~だろぉ~


ってな論調らしいのです。日本とは正反対ですね。

もちろん、骨折したんじゃないかと思えるほどの転倒をしながら、
棄権をせずに再度演技にチャレンジし、なおかつ高度な演技をした、
ということは高く評価されている様子。ブラボーと賞賛はしている。

でも、「がんばったで賞」はあげれても、


   メダルはあり得ねぇ~だろぉ~


ってな論調らしいのです。日本とは正反対ですね。(繰り返し)

確かに、そう言われれば「そりゃそうだ」と思える点もありますし、
ただ、そもそもがフィギュアは採点競技なんだから、
音楽と同じように、ミスがあっても多くの人が「感動した!(小泉風で)」と思える
ものに対しては高い評価を与えるのもアリだとは思うし。

もちろん審判団としては、
転倒によるマイナス点をカバーするに充分な演技だった、
という純粋なジャッジだったんでしょうけれども。


   *****


僕は、この競技を見ていないので何とも言えないのですが、
会場にいた観客と他の選手が納得するくらい感動的な演技だったのであれば、
「コケてもメダルはアリ!」でいいと思う派です。

でも、学生の頃は完璧主義者だったので、
完全に「コケたらアウト!」派だったんですけれどもねぇ。これが^^;)
今の日本では、どっち派が多いのか、少々気になるところでもあります。


あ、書こうと思ってたネタと全然違う話になっちゃった(爆)。
用意していたネタは、また別の機会に振替放送することとします ^^;)