7月9日火曜日___ユーフォニアムロスが激しい自分です。
6月30日に最終話の放送を終え、翌週の7月7日には、録画されていない事に改めてショックを受けてみたり…
それでも、ある程度想定していたとおり、各種関連イベントが告知され始め喪失感を紛らわせてくれたりもします。
先週の「推し旅」の予定が2日から3日にスライドした穴埋めも含めて、そして少しでも「響け!ユーフォニアム3」を身近に感じたくて、雨の予報は無いものの、一面雲に覆われた宇治の街を訪ねて来ました。
宇治神社、宇治上神社とお参りを済ませ、宇治観光センターで五線譜ノートに書き込み。
10時過ぎ、喜撰茶屋さんはまだシャッターは降りたまま。ご挨拶が出来なくて残念です。日の出園さんでは「抹茶コルネッタ」を購入。「茶づな」敷地内に京アニ事件の慰霊碑が建てられ、18日にはまた、“その日”がやってくることなど、お話をさせて頂きました。
縣神社へのお参りを済ませた後、自分は「お茶と宇治のまち歴史公園」に足を踏み入れます。先週は駅ホームからしか見ていなかった作業現場。今回は間近に見て来ました。丁度、埋め込み作業中で、白い鳩の群れが螺旋状に飛翔するモニュメントが見受けられます。状況からして、これが京アニ放火事件の慰霊碑に間違いないでしょう。(このブログをアップする14日には、現地で完成披露式典が開催されていることでしょう)
ただし、このモニュメントは慰霊碑では無く、本事件に関わったすべての人びとの志を繋ぎ、長く記憶に留める象徴として設置する「志を繋ぐ碑」だと言うことです。設置主体の宇治市からもそのように公式にアナウンスされており、「永くこの歴史公園で皆様に親しんでいただくためにも、献花やお供えはご遠慮いただきますようお願いいたします。」とのコメントも発信されています。
「響け!ユーフォニアム3」最終、第13話では久美子たち3年生が記念写真を撮るのですが、その時に植樹された桜の木が、Cパートでの数年後に見事に開花させているカット画を見る事ができます。
今回、設置された「志を繋ぐ碑」にも、「響け!ユーフォニアム」という世界の時間の流れにも、どこか共通する感覚を覚えます。立ち止まりたくても立ち止まれないような淋しさと儚さ。それらを記憶に留める事の大切さ。そんなことを感じてしまいます。
それを狙ってと言う訳では無いのですが、この日は第13話のシーンカットに使われたロケーションも撮影して来ました。
久美子ちゃんたちが卒業する前(OPアバン)は、ユニチカ工場の煙突は2本、実在していました。しかし、数年後の設定となったCパートでは、煙突は現実世界のとおり、1本になっています。加えてJR線も単線から複線へと変化しています。
井川揚水ポンプ場も当時、揚水管が露出していたのですが、現在はコンクリートで隠蔽補強が成されています。
時間経過に合わせた背景作画を描くあたり、流石、京アニさんだと感心させられます。
移りゆく時の流れに淋しさを感じながらも、そんな淋しさや辛さを忘れない事の大切さを思い知るロケハン巡りとなりました。
お昼時。先週はお邪魔できなかった「ダイニングきく」さんで、そんな話もしながら、いつものカレーを頂きます。
現実世界とアニメの世界と、色々な淋しさや儚さに想いを馳せながら、帰路に就く前に再び、「お茶と宇治のまち歴史公園」に立ち寄った自分は交流館「茶づな」に向かいます。
数年前、体験教室で作成した「和紙でつくる茶筒つくり」に「響け!ユーフォニアム」の新デザインが登場したとの事。次回、17日に作成してきます。
レストラン&土産物コーナー「とにまる」さんには、初入店。以前から気になっていた「わたあめバーム」に挑戦です。ドリンクは「抹茶ラテ」を頂きました。お土産ショップでは「平安の紫式部ベイクドショコラ」なるものを購入。
幾年の歳月が過ぎようとも、大好きなアニメの世界に触れながら今年もまた、祈りの時を迎えようとしています。
さ「これがウワサの…」
美「ウワサの?」
さ「とにまるさんのわたあめバームです」
美「後ろまでわたあめで覆われていますね。どうやって食べるのでしょう」
さ「そのまま、わたあめを千切って食べるのも有りだけど、ちょっと食べにくいので、添付の抹茶を掛けて溶かします」
美「おぉ~。わたあめが見事に消失しちやいましたね。勿体無いようですが、遊び心は擽られます」
さ「中のバームクーヘンはしっかり硬めの重量感。水分を含んでも大丈夫」
美「久々に正統派ウワサシリーズだったような気がします」
さ「私だってやれば出来る子なんだよ」
美「ウワサのわたあめバーム。ごちそうさまでした」
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