年が明けた1月1日。自分としては単に一年のうちの“ただの一日”にしか過ぎないのですけどね。それでも不思議と厳かな気分にさせられる、それが元日なのかも知れません。
前日、大晦日の夜から「明日はどうやって過ごそうか?」と悩んでいたのですが、この際なので思い切って初詣に出掛ける事に決めました。自分の記憶の中では恐らく、元日の初詣など人生で初めて。京都市内の有名どころを目指すのも良かったのですが、ここはひとつ、去年からやり残した「ユーフォニアム舞台巡り」のチェックポイントをクリアしておこうと思い、宇治の県神社にお参りする事にしたのです。
然程、寒くも無く絶好の初詣日和に恵まれた中、自分は無事に県神社にお参りを済ませ、ポイントクリアで“私服ver久美子ちゃん”をゲットです。
「さて、これからどうしようか」
このまま帰る事も考えたのですが、どうせならもぅ少しブラブラしようと思った自分は、この際なので大吉山を登ってみる事にしました。途中、前回は県神社だと間違っていた宇治神社を通り過ぎ、宇治上神社へと向かいます。2つともお参りの人が一杯で、列ができていたのには流石に驚かされました。
宇治上神社で自分もお参りを済ませ、大吉山を目指して歩くのですが・・・
「こっ、これを久美子ちゃんはユーフォを担いで登ったのかい?」
足元は結構、悪い。しかも夏場の暑く、街灯も無い山道。15分ほど歩くのですが、女子高生にはちょっとハードだと思うなぁ~。麗奈ちゃんはサンダルだったような・・・
標高131m。散歩するには丁度良い運動になりそうですけどね。展望スペースからは宇治の街並みが一望でき、その見晴らしの良さに思わず深呼吸したくなります。実際のところは解りませんが、この場所で夜景を見ながら楽器を吹くと気持ちが良いのかも知れないな、と少しばかりの感動を覚える自分でした。
2020年。響け!大吉山より想いを込めて___
喜撰橋の袂で花火を見ていた久美子ちゃんと麗奈ちゃん。あのスペースで二人がしゃがむには面積が小さすぎぃ~。
楽器のケースを持って登るのは久美子たちでも大変かもしれませんね…。
是非、次回宇治に行かれた時は登ってみてくださいネ。
「響け!ユーフォニアム」の世界観が一層、身近に感じられると思います。