以下は新聞の内容である。
関係者によると、特例措置の導入は、一発入試型のセンター試験ではなく、何度でもチャレンジできる資格試験を活用することで、生徒の日常的な学習意欲を高める狙いがある。
具体的には、英語教育で国内外から評価の高い国際教養大学(秋田市)が実施している取り組みを参考に、例えば高校在学中にTOEFL(iBT)71点以上、同(PBT)530点以上、TOEIC780点以上、英検準1級以上の得点や資格を取得すれば、センター試験の英語科目を満点と換算する案が浮上している。ただし「点数や導入時期などは中教審で議論される」(関係者)という。
センター試験で、満点を取ることは先生でも難しいと思う。どうしてもつまらないところで、不注意なミスがあって、満点を逃してしまうことがあるからだ。英検準1級や、TOEIC780点で、センターの満点換算は良い制度かもしれないが、英検やTOEICの受験料も決して安くはない。TOEFLの受験料は、225ドル(約2万円)、試験時間も4時間30分かかる。教師生活をしていて、感じることは、教育にはお金がかかるなあ、ということだ。それに実際のところ、英検準1級は、普通の英語授業のカリキュラムで取得するのは並大抵ではないだろう・・・・