現在、ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家イリヤ・カバコフは、
1950年代から80年代にかけて旧ソビエトで
児童書の挿絵画家として生活していました。

当時、強力な共産主義体制下にあったソ連では、
児童書もまたプロパガンダの意味合いが強く、
労働や生産、団結を賛美する内容のものが多いのですが、
それらに添えられたカバコフの挿絵はあくまで繊細で愛らしく、
ユーモラスな創意工夫が感じられます。

自由な表現が許されない、厳しい社会的制約のもとでも、
こんなに美しくて芸術性の高い絵が描ける才能に、感嘆せずにはいられません。
今回の展覧会では、約50冊の絵本とおよそ500点の原画を展示しています。

会場内には絵本のスライド上映や塗り絵コーナーもあり、
お子さんへの配慮もなされています。
4月6日まで砧公園内・世田谷美術館にて開催中です。

1950年代から80年代にかけて旧ソビエトで
児童書の挿絵画家として生活していました。

当時、強力な共産主義体制下にあったソ連では、
児童書もまたプロパガンダの意味合いが強く、
労働や生産、団結を賛美する内容のものが多いのですが、
それらに添えられたカバコフの挿絵はあくまで繊細で愛らしく、
ユーモラスな創意工夫が感じられます。

自由な表現が許されない、厳しい社会的制約のもとでも、
こんなに美しくて芸術性の高い絵が描ける才能に、感嘆せずにはいられません。
今回の展覧会では、約50冊の絵本とおよそ500点の原画を展示しています。

会場内には絵本のスライド上映や塗り絵コーナーもあり、
お子さんへの配慮もなされています。
4月6日まで砧公園内・世田谷美術館にて開催中です。
