青春18きっぷ⑤

津和野１６：５５発で湯田温泉に１８：２８到着した。
津和野駅で途中下車していなかったら湯田温泉には１３：４２着で
チェックインには早すぎるし、その後の１８：２８着では少し遅い。
夕食時間は１８時３０分と１９時から選ぶのだが、
ずっと鈍行ばかりだし、津和野ではレンタサイクルで汗もかいたので
１９時３０分からの夕食をお願いして、先ずは入浴させて頂いた。



宿泊したのは「西の雅　常盤」で、今回が２回目である。
前回の宿泊時には山口大学の学生さんのアルバイト従業員が目立ったが
今回は山口大学生もいたが、外国人労働者が目立った。
どの方も日本語が流ちょうで、教育が行き届いており対応もすごくいい。



湯田温泉の温泉自体にはあまりクセもなく、湯治している感じはしないが
この宿の名物は「女将劇場」と言われる女将さんによるパフォーマンスショーが
毎日開かれている。これを目当てのリピーターも多く、今年で59周年というから驚きだ。
いくつから始められたのかは分からないが５９年目というんだから
間違いなくお婆さんのはずなんだが、年齢を感じさせないしなやかで妖艶な
パフォーマンスはテレビで知ったのだが、一度は観ておいて頂きたい。



小さな子どもから若者たち、お年寄りまでもが楽しい時間を過ごさせて頂き、
決して飽きさせないから不思議である。



毎日１時間半ほどのパフォーマンスを休まずにやってこられただけでも凄い。
体調の悪い時や気分のすぐれない時もあるだろう。
こんな片田舎の一旅館での芸ではあるが、気が付けば女将を拝んでいる気持ちになった。

　

向いには新しく立派なホテルが立ち並ぶ中、平日の宿泊にもかかわらず満員の客だった。
これも一重に女将劇場のなせる業といえよう。