スマホを使っていると、ネットからの情報量が多くなるので
体感時間も長くなっていくのか?と言えばその逆で
情報量は増えている体感時間がどんどん減っていく。
スマホからどんどん脳へと情報を与え続けているというのに
どういうことなのだろうか?
スマホと脳の相性は最悪なんです。
中国の新郷医学院の研究で、大学生282人の脳波を計測したところ、
スマホ時間の長い人ほど前頭葉の活動異常、脳波が弱まっていることが判明した。
前頭葉は脳全体の司令塔で、前頭葉の指示で海馬が記憶するのだが、
スマホを見ていると前頭葉の活動が弱まってしまい、
海馬の記憶する情報量が減ってしまう。
おかげで体感時間は短くなり、スマホを見ている時間はあっという間に過ぎて
しまうのだ。ネットで沢山調べて情報量は多いはずなのに、
全然覚えていないということが起こる。
以前、テレビ放送されていた『トリニクって何の肉?』という番組で
衝撃を受けたのを覚えている。
問題を間違えた若者に対して、その事柄について詳しく説明をしたすぐ後に
たった今、説明された内容のクイズを出題されたのに、誰も答えられなかった。
私は当初、これってヤラセじゃないのか!と思ったが
こういうことが何度も続いているうちに、スマホ世代の若者たちの脳は
調べたい、知りたいことがあればいつでもスマホで調べられるから
記憶しない脳になったという仮説をたてたが、
今回の放送を学び、まんざらでもなかった気がしてきた。
どうしてもスマホを使うと前頭葉がはたらきにくくなるのかについて佐々木教授は、
まだ研究段階ではあるが、スマホからの情報はリアルじゃなく現実感がないのが
一つの原因じゃないかと仰る。
例えば、クマに遭遇すると逃げようとか怖いとか色んな気持ちが出てきて
前頭葉がフル回転する。しかしスマホでクマの映像を見ても感情が動かされず
前頭葉は働かない。リアルなものとスマホや本など二次的な知識では、
リアルに経験した方が深く記憶に刻まれるという。
東北大学の実験では、リモート会議で脳波を計測すると
前頭葉が働いていなかったいう研究結果もある。
スマホだと努力せずとも自分好みの情報を大量に受け取れる。
検索も変換も自動予測してくれる。その受け身の状態が長期に渡ると、
脳の一部が使われず脳機能が低下することになる。
正に前述の『トリニクって何の肉?』の話を思い出してゾッとしてしまった。
体感時間も長くなっていくのか?と言えばその逆で
情報量は増えている体感時間がどんどん減っていく。
スマホからどんどん脳へと情報を与え続けているというのに
どういうことなのだろうか?
スマホと脳の相性は最悪なんです。
中国の新郷医学院の研究で、大学生282人の脳波を計測したところ、
スマホ時間の長い人ほど前頭葉の活動異常、脳波が弱まっていることが判明した。
前頭葉は脳全体の司令塔で、前頭葉の指示で海馬が記憶するのだが、
スマホを見ていると前頭葉の活動が弱まってしまい、
海馬の記憶する情報量が減ってしまう。
おかげで体感時間は短くなり、スマホを見ている時間はあっという間に過ぎて
しまうのだ。ネットで沢山調べて情報量は多いはずなのに、
全然覚えていないということが起こる。
以前、テレビ放送されていた『トリニクって何の肉?』という番組で
衝撃を受けたのを覚えている。
問題を間違えた若者に対して、その事柄について詳しく説明をしたすぐ後に
たった今、説明された内容のクイズを出題されたのに、誰も答えられなかった。
私は当初、これってヤラセじゃないのか!と思ったが
こういうことが何度も続いているうちに、スマホ世代の若者たちの脳は
調べたい、知りたいことがあればいつでもスマホで調べられるから
記憶しない脳になったという仮説をたてたが、
今回の放送を学び、まんざらでもなかった気がしてきた。
どうしてもスマホを使うと前頭葉がはたらきにくくなるのかについて佐々木教授は、
まだ研究段階ではあるが、スマホからの情報はリアルじゃなく現実感がないのが
一つの原因じゃないかと仰る。
例えば、クマに遭遇すると逃げようとか怖いとか色んな気持ちが出てきて
前頭葉がフル回転する。しかしスマホでクマの映像を見ても感情が動かされず
前頭葉は働かない。リアルなものとスマホや本など二次的な知識では、
リアルに経験した方が深く記憶に刻まれるという。
東北大学の実験では、リモート会議で脳波を計測すると
前頭葉が働いていなかったいう研究結果もある。
スマホだと努力せずとも自分好みの情報を大量に受け取れる。
検索も変換も自動予測してくれる。その受け身の状態が長期に渡ると、
脳の一部が使われず脳機能が低下することになる。
正に前述の『トリニクって何の肉?』の話を思い出してゾッとしてしまった。