まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

有馬温泉④

2024-01-07 | 感想
更衣室で館内義を脱ぐと、浴室に入ってかかり湯を済ませると
そのまま言われた通りに露天風呂に向かう。
いきなりの露天風呂は寒い風が吹きさらして身体が震えるけれど
教えられた通りに3人も入れば満員の狭い金泉に浸かる。
寒さに震える身体を温めるにはぬるい温度だが、
塩分濃度が高くよく温まるという知識だけで乗り切る。
新たに金泉に来られると、先に入浴された方から場所を譲り
次は自分の番だけど、まだ身体は温まっていない。
なんとか温まってきた頃に新たな入浴者が来られ、場所を譲る。
次の銀泉は満員で入れず、炭酸泉「ねねの遊び湯」で温まる。

露天風呂も含め大阪のスーパー銭湯に比べれば大したことはないが、
何と言っても天下の有馬温泉だ。その重みは感じられる。
下の階に降りて湿式サウナ「黄金の蒸し風呂」に入ろうとしたが
大学生の団体で室内が満員なので銀泉に浸かって温まり、身体を洗う。
湯上がりに比較的熱い銀泉に入って、シャワーを浴びて出た。
ここには無料の岩盤浴があり、入口で受付をするのだが、
5分程度の少しの待ち時間があるようだった。
さらに館内義から着替えて帰る頃には、受付には長蛇の行列が出来ており、
今からの時間帯であれば「芋の子を洗うように」と言うよりはむしろ
「芋の子も洗えないほどに」の人数となり、考えただけでも恐ろしい。
入浴料は800円に加えて75円の入湯税がかかった。



妻は帰りは送迎バスを勧めてくれたが、下り坂なので阪急バス乗り場に戻り
帰りのバスを予約し、出発時刻まで散歩する。
いつもなら食べないソフトクリームを食べ、行列の出来ているコロッケを購入し、
ベンチに座って頂いた。めちゃめちゃ美味しい。
しかも風呂あがりということで、吹きざらしの道なのに少しも寒くなかった。
コロッケ屋では並んでいた大学生らが、誰が支払うかジャンケンをしているうちに
抜かして待ち時間なしに購入出来た。

 

帰りのバスは乗車した梅田三番街乗り場までではなく、途中の新大阪駅までとし、
駅までの歩く距離を短縮したが、ほとんど熟睡している間に到着した。
久しぶりの日帰り温泉旅になったが、適度にリフレッシュも出来、楽しかった。

参考:有馬温泉 歴史探訪『太閤の湯』