まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

豊かな時代

2024-01-19 | 受け止め方
長年親しくしていた方が亡くなられた。
彼のご家族から故人が着ていた衣類を処分することの相談を受けた。
私がかつてホームレスに関わる仕事をしていたことがあるからだ。
当時は各公園にホームレスの方々であふれ、
子どもが遊びに行くのも怖かったような頃だった。
当時は大阪にオリンピックを誘致するにあたって
公園に建てられた小屋やテントを一軒一軒訪問し、聞き取り作業をしていた。
当時のホームレスの方々には私がお渡しした古着も重宝され、
故人の思い出の詰まった大切な衣類はけっこう喜ばれた。

しかし時代は流れ、世の中は物があふれ、
安価な商品も手軽に手に入る時代になった。
ホームレスに限らず火災や天災の被害を受けて、着のみ気のままに逃げたその時には重宝されるのだが少し慣れてくると、古着は捨てられてゴミとなっていく。故人の思い出の詰まった大切な衣類とはいえ、遺族にとって大切に思われる高級な一張羅ほど着たい方はなく、安価な衣類ほど重宝されるけれどすぐに新品に変わるのだ。また夏の暑い時期に冬物のごっつい衣類を持っている方を見ないように、今の寒い時期には昨年の衣類は持ち歩かず邪魔になるから捨ててしまう。その方々に遺族の大切な衣類をわざわざクリーニング代をかけてお渡しするのは忍びない。またサイズの偏ったものなどは頂いても結局処分することになるため受け取りさえも拒否される支援団体も少なくない。私自身はご寄付されるお気持ちを大切にして物を選ばず受け取ってほとんどの物を処分するため、こんな邪魔なものをもらってくるなと上司によく叱られてきたが、遺族の方の思いを大切にしてこちらから出向いて受け取りに行っていつも処分をしてきた。私がやってきたことが正しかったのかどうかは分からないが、ご遺族の気持ちに寄り添えたのかなと思う。

R-1グランプリ

2024-01-19 | 日記
1月5日キッズプラザ大阪のあるカンテレ扇町スクエアのトイレを借りたら
隣の講堂でRー1グランプリをやっていた。
入場料が500円って書いてあるから予選会かな?



暇だったら覗いてみたい気もしたけれど、
急いでいたのでトイレを済ませたら帰った。



いつも思うことだけど、手袋を拾った人は見つけやすいように
目に付きそうな所に置いてくれるけれど、
失くした時には地面に落ちていないかと下を見て探すのでミスマッチ。
地べたに落としておく方が見つけやすいのに、と思ってしまう。