こんなことがあるんだ

大阪で豚まんと言えば、551HORAIの豚まん。
私も子どもの頃から食べ親しんできた味だから
時々食べたくなることがあるが
いつ、どの店に行っても長蛇の列が出来ているから
並ぶのが嫌いな大阪人（最近の若い人は、よく並んでいる）としては
「並んでまで食べる必要はない」とあきらめて帰る。

しかし昨日、JR大阪駅御堂筋口店の前を通った時
一人も並んでいなかった。
その時思わず時計を確認した。６月２日（日）１３時のことである。
JR大阪駅から阪急百貨店の方に渡る、よくニュースなどで報道される
横断歩道のところのJR側にある有名なお店である。

大阪を知らない人にとっては、なにがそんなに赤字で書かなあかんことなのか？と
温度差を感じるかもしれないけれど、大阪人にとってはそれは凄いことなのだ。
思わず写真撮影をしておこうとも考えたが、
急いでいたため撮影しなかったことが悔やまれる。

551HORAIは、豚まんだけじゃない。焼売（シュウマイ）や甘酢団子も旨い。
大阪で生まれ育った私の場合、子どもの頃からよく食べてきたため
他の店の商品では「何か違う」感じがする。
あの有名な横浜の崎陽軒のシウマイ弁当でさえも
「自分が知っている焼売じゃない」と身体が覚えており、
妻なんかは甘酢団子の団子よりタレが好きで、
タレだけ売ってほしいと言っている。
おそらく私たちはすでに中毒化しているのかもしれない。

おそらく店員さんにしてみれば「そういう時間ってたまにあるよ」
くらいのことかもしれないけれど
貴重な体験だったので、
他に予定していた記事を除けて、報告させて頂きました。