まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

リア充

2024-06-26 | 考え方
「リア充」という言葉をあまり目にしなくなった。
まだ現存しているのかどうかもあやしく、
若者からは老害とバカにされそうな古い言葉だが
むしろ新鮮に思われるかもしれない。

日々こうやってブログを書き続けている人間だが
どうもネット社会とは親しくは成れない。
いまだにネットバンクも信用できないし、
ネットでの売買もあまり好きにはなれない。

そんな中マッチングアプリが流行しているという話をよく耳にする。
実際、マッチングアプリで結婚し子どもも生まれて
幸せな家族も知っているし、
マッチングアプリと言われる前の出会い系サイトで知り合って
結婚したがうまくいかなかった元夫婦も知っている。
最近ではAI搭載のマッチングアプリがあり、
あらかじめ趣味などを入れておくことでAIが判断して
自分にピッタリのパートナーを捜してくれるという。

私だったら「鉄道ファン」と入れておくと
鉄女の女性を紹介してくれるのかもしれないけれど
あんまり詳しい人が来ても困るし、
逆に「鉄道マニア」と聞いてドン引きされても困る。
今でこそ妻も私の影響を受けて鉄道ファンになり
私以上に鉄道写真を撮影してはインスタグラムに投稿しているが
元は鉄道にも旅行にもそれほど興味がなかった。

夜空をボーっと見ている時に星座の詳しい人が居れば
だんだんと星座を好きになっていくように
野球に興味がなくても、詳しい人に教わって選手名を覚えていくと
いつのまにか阪神ファンになっていくように
外側から見える世界と内側から見える世界には乖離(かいり)があり
まったく興味のないことでも人に影響を受けて
好みが変わることがある。
ラグビーに無縁だったのに結婚相手に感化されて
ラグビーファンになった女性を知っている。

私なら直接会って話をした感覚で相手を判断し、
お友だちになりたい性格であり
知らない人を紹介されるくらい不安なことはない。
つまりは機械や知らない他人を信用していないことでもある。
まあそういう信用できる人がいるから
息子を名乗る人からの電話を信用してオレオレ詐欺の被害に遭うのだろう。
私なら、息子がそんな大事な話を電話で済ませようなら
自宅に呼びつけて一喝してからの話になるだろう。