まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

スマホ脳の危険性

2024-06-14 | 反省
私にはまだまだ世の中に付いていけていないことがいっぱいある。
『カズレーザーと学ぶ。』5/14 「スマホ脳」の著者アンデシュ・ハンセン氏(スウェーデンの精神科医)
の回を見て学んだことを書いておこう。
(あくまでも私なりのまとめなので、先生が言っていないことがあれば容赦下さい)

人間の脳は、生命を維持するためにある。
人類の歴史に1万年間において99%に及び、
人間の脳はその時代から変わっていない。
人間の脳は、急速な技術発達に追い付いておらず
スマホと脳の進化のミスマッチがさまざまなストレスを生み
うつや集中力低下、記憶力低下を引き起こしている。



スマホを手放せない理由は、脳が「かもしれない」が好きだから。
自分になにかいい情報はないか?と期待して、
スマホをどんどん下へと下げて読ませていくことになる。
しかしそこには企業が読まそうと期待させて意図して作ったもので
画面を見れば見るほどSNS会社が儲かる仕組みになっているため
わざと依存性を高めている。
これはギャンブルと似ている。
過去の成功を脳が記憶しているために繰り返し使用しようしてしまう。
たとえば自分の投稿に「いいね」が付くとドーパミンが分泌される。
より多くの「いいね」が付くために頑張るのは
ギャンブル中毒者がより強い刺激を求めるのと同じ。

特に日本人の脳が危ない。
日本人は消極的なユーザーが多く、アカウントを作ってスクロールするだけ。
他人の様子をチェックするだけで、コミュニケーションを取っていない。

この使い方が危険。
期待値を持ってキラキラしたSNSばかり見て、自己肯定感が下がってしまう。
つまり他人と比べることが良くない。比べる相手も良くない。
目にする投稿は、大量にあるよくない情報の中の1枚。
特にインフルエンサーは完璧な写真を見せることで
お金をもらっている。
SNSにあげられた写真は、完璧に加工されたもの。
そうでなければSNS会社は儲からない。
(私自身がまったく儲けていないように)
積極的ユーザーは、会話で他人に支えられる。
(ブログ発信で多くの人に支えてもらえている)



脳を守る最強物質BDNFを分泌するために効果的なのが
ジョギングやサイクリングなどの運動をすることであり、
何か問題を抱えてつらい時に、誰かに言葉にして伝えること。
話すことで誰かと繋がっている、誰かが助けてくれることを脳は気付く。
そうするとストレスシステムが落ち着く。



発信が苦手な日本人には難しいけれど、
それは弱さではなく、強さ。
「助けて」と言えることが強さ。
それが助かる道。