まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

私のカスハラ

2024-06-21 | 反省
カスハラ(カスタマーハラスメント)が話題になっている。
私自身もカスハラを受けた経験もあり、難しい問題だと思う。
実際に受けてしまうとダメージが大きく、
精神的に病んでしまったり、仕事への意欲も低下してしまう。
自分がやられて困る事象だけに
自分からは絶対にしたくないという気持ちを持っているが
思い返せば「もしかしたらカスハラしてたかも?」
と思い当たることもある。

もう何年も前のことだがトイザらスに買い物に行った時のこと。
駐車場に車を停めてお店に行くと、
あいにくその商品が品切れと言われ、諦めて帰ろうとすると
駐車料金が異様に高く感じた。
本来であれば在庫さえあれば、購入して帰るのだから
駐車料金も無料になるはずが、在庫切れにより二度手間になるのいいとして
駐車料金を求められるのに憤慨し、
駐車係のおじさんに分かるように優しく説明しているものの
駐車係としては購入していないんだから支払ってくれといい、
押し問答になった。

最終的には駐車係が怖がったような顔つきで折れられて
「もういいです。早く出て行って下さい。」と言われたが
こちらの言い分をきちんと理解せず、カスハラ扱いされたことに頭にきたが
これ以上の落としどころはないと判断し
御礼を言って帰ったことがある。
私としてはゴネているつもりはなく、議論しているつもりだったんだけど
駐車係からすれば明らかなカスハラに値するだろうと今は思う。

今回、「カスハラ」60代の客が最多” 労働組合が調査結果をまとめられた。
それを聞いてドンピシャ私には、「そんなことはない」という思いがよぎったが
当ブログを読み返してみても、話題の多くは私が社会に不満を漏らしており
妻からも「よくブログで怒っている」と言われるくらいである。
そう考えてみると、確かにそうで、
私たち世代は、年長者を敬い立てることを教わって大きくなったが
今になってみると若い人中心の社会にバカにされているようにも思えて
カスハラをしているのではなく、教えてやっているんだという思いで
行動しており、結果的にカスハラになっていたり、老害になっていたりする。
ちょっと思い方を変えて、好々爺のようにおおらかな心をもって
暮らしたいと思っている。