まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

年齢を感じる時

2024-06-17 | 反省
いつまでも若いつもりでいても、年齢は正直だ。
使い古した身体もだんだんと悪くなってきたし、記憶力の衰えを感じる。

また若い頃に活躍していた芸能人が次々と亡くなっていく。
冠二郎さん、篠山紀信さん、小金沢昇司さん、エスパー伊東さん、かしまし娘の正司歌江さん
小山乃里子さん、南部虎弾さん、山根会長さん、小澤征爾さん、山本陽子さん、鳥山明さん
TARAKOさん、野村啓司さん、寺田農さん、鈴木健二さん、佐川満男さん、笠谷幸生さん
桂由美さん、星野富弘さん、唐十郎さん、キダ・タローさん、中尾彬さん、増山江威子さん
真島茂樹さん、今くるよさん、桂ざこばさんなど
有名人に疎い私が知っているだけでも上半期だけでこんなに亡くなられている。
本当に年々寂しくなっていく。
それでも歌手とか映画とか作品だけは残っているのはありがたいことだ。

それから世の中に付いていけなくなったと感じるのは、
新たにデビューしてくる若手芸能人。
男性グループにしろ女性グループにしろ、もう無理。
まあこれは自分が若い時に、お年寄りたちが言っておられたことだけどね。

さらにはお笑いにも付いていけないと感じられる。
話題のM-1グランプリやR-1グランプリなどを見ていても
「訳の分からないネタ」が増えた。
会場の人たちには「受けている」というのに「何がおもしろいの?」
という感じ。若手になるほどもう付いてはいけない。
同世代の審査員が見ていて「おもしろい」というコメントを聞いて不思議に思う。
THE SECOND(漫才賞レース番組で優勝していない結成16年以上の漫才)
くらいが一番安心して見てられる。

若い頃には到底、想像も出来なかったことだけど、
年齢を積み重ねたことで今、実感している。
こればかりは人間の性というか誰もが経験するべき仕方のないものであり、
こういう寂しい気持ちになることが人間である証のような気もする。
昔から長寿が幸福とされてきたけれど、
果たして長生きすることが本当に幸せなのかと思わされる。
これからどういう思いになっていくのかを愉しみにしている。