まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

オリックスバッファローズ優勝セール

2023-09-25 | 感想
9月20日オリックスバッファローズがリーグ優勝した。
阪神ファンとはいえ、あまり野球に詳しくない私には
地元大阪の球団であり、近鉄沿線で生まれ育ったというのに
オリックスバッファローズの選手すら知らない。
それどころか今、ブログを書くにあたって
オリックスってブルーウェーブだったかなバッファローズだったかな?
と確認しているくらいだから、オリックスファンには申し訳ない。



それでも「優勝セールには行っておこう」というのが
地元出身者としての楽しみなのか、それともブログのネタ探しなのか?
厚かましいにも程がある、と反省もしながら書いている。



阪神タイガース優勝セール同様、近鉄あべのハルカス店は
買い物客でごった返しているが、どの人を見ても優勝を喜んでいるというよりは
安売りセールに喜んでいるという感じ。
自分が阪神ファンだからそう見えるのかもしれないが
阪急百貨店のセールの方がAREを喜んでいる感じがした。
結局、塩ジャケを4切1.080円で購入して帰ってきた。



先日観た『水曜日のダウンタウン』では、街でベースボールキャップを被っている人を
集めて野球対決をする企画が放映されていたが、
阪神の優勝以降、道を歩くときに普段使いでベースボールキャップを被っている人を
意識するようにしているが、ニューヨークヤンキースなど外国チームばかり。
昔なら普段使いで被っている子供やオッサンをよく見かけたものだが
国内チームでは、昨日見かけた中日ドラゴンズの1名のみ。
阪神もオリックスが優勝したというのに、なんとも寂しいことだ。
試合観戦に被る人は多いようだが、普段使いをしてこそ真のファンと言えよう。



商店街の魚屋さんでもオリックス3連覇おめでとうセールをしていた。

人たらし

2023-09-24 | 反省
「人たらし」という言葉を聞いてすぐに思い浮かぶことは、「女たらし」で
女性を弄ぶ男性を表す意味で使われる。
すなわち「人たらし」とは本来、人をだますこと。 また、その人を表す言葉だが
一般的には、多くの人に好かれる、虜(とりこ)にしてしまうといった意味である。
決してイケメンではない私には、顔やスタイルでは人を惹きつけられない分
「人たらし」効果のある言動や行動で人を惹きつけられたらと思っている。
今回は、東北大学 細田千尋准教授の「人たらし」を学んだ。

人たらしの3 大テクニックがある。
①ファーストネームで呼ぶ
ファーストネームで呼ぶと幸せホルモンのオキシトシンの分泌が増えて
ストレスホルモンのコルチゾールが減少する。
ファーストネームで呼ばれることで自分に関心があると感じる 。
「〇〇ちゃんのお母さん」という言い方はやめた方がいい。
他人の名前を苗字で呼ばず、下の名前で呼ぶことで親しみが湧くのだろうが
親しい仲であってもどうも照れ臭く、私には出来ない芸当である。
(だから人を垂らせられない)
②自分の話を聞き出す
自分のことを受け入れてもらえる認めてもらえることが嫌だと思う人はおそらくいない。
自分のことを話すと美味しいもの食べた時の快感と同じ脳が活性化する。
自分の話を聞いてもらうことで人とのパーソナルスペースが縮まる。
それだけに私は、人との距離を縮めようと思ってついつい自分の話をしたがる。
(だから人を垂らせられない)
PEA(フェニルエチルアミン)は恋愛ホルモンのひとつで、
異性に好意を持ったり、何かに集中したりしていると脳下垂体から分泌される。
これによりドーパミンやノルアドレナリンの量が増えて性的興奮と快感を感じ、
正常な判断ができなくなって恋は盲目状態になり、恋煩(わずら)いを起こす。
③大きく目を見開いて見る
常に目を見開くのではなく、普段 はフツーにしていてここぞとばかりに見開くと
PEA(フェニルエチルアミン)が出やすくなる。
このPEA(フェニルエチルアミン)を異性から引き出す方法があり、
男性の場合、友人に肩を叩いてもらう姿を見せることで、
女性からPEA(フェニルエチルアミン)を引き出すという。
この話を聞いて、森高千里さんの『ファイト』という歌が脳裏に浮かんだ。
2番の最後に、補欠だってあきらめないで 泥だらけで走る そんなあなたが好き 自分の夢を信じて 歯をくいしばる 後輩の背中を笑ってたたいている そんなあなた見てるだけで 勇気が出るのという歌詞があるが、
作詞をされた森高千里さんが、果たして後輩の背中をたたく仕草を見て
好きという気持ちが高鳴ってくることをイメージして書かれた歌詞であろうか?
逆に女性の場合、意識している男性に視線を向けて、そして外すことで
PEA(フェニルエチルアミン)を引き出すという。
さらには急に敬語を使い出すことで、よそよそしくなる心理を
逆手にとって 一部をタメ口にすることで相手との距離を縮められる。
例えば敬語を使いながらも自分の感情の所だけを、あえてタメ口で話すことで
親近感を感じさせられるというもので、自身も知らずに使っている。
また話を聞く時には頷(うなづ)きが大切で、頷きが1秒一回くらいでもすれば
自分のことを受け入れてくれるように感じて距離感が縮まるという。
道理は理解していても恥ずかしくてなかなか使えないというのが、私の本音。

※今回は、『カズレーザーと学ぶ』2023年8月15日放送
 東北大学 細田千尋准教授の回を参考にしました。

体感時間③

2023-09-23 | 反省
スマホを使い続けることで脳機能の低下につながるのであれば
テレビはどうなのだろうか?
テレビの画面でもリアル感には欠け、クマが出てきたから逃げた人はない。
テレビも同じだけど、テレビとスマホではモニターの大きさが違う。
例えば脳トレの第一人者で東北大学の川島隆太教授が行なった研究では、
同じゲームを大きなモニターと小さなモニターでプレーをした時に、
小さなモニターでは脳の活動はあまり大きく出てこないが、
モニターが大きくなればなるほど脳の活動がより高まるということが分かっている。
情報を得ることが単純に気持ちがいい。ずっと調べ物をしていたくなる。
スマホから情報を得ることで脳は快楽物質ドーパミンを分泌し、永遠に見続けてしまう。
ところがその時、前頭葉の働きが鈍っているため「記憶せよ」という指示が届かず、
結局何も覚えていない空白の時間になってしまう。
10代から60代までの平均スマホ時間は6時間58分(約7時間)あり、
一日24時間から空白(スマホ時間)の7時間を引けば、実質一日は17時間
に減っていることに佐々木教授は、警鐘を鳴らしておられる。
脳は構造上、スマホの依存症になりやすい。
それでは、そんな状況から脱して体感時間を延ばすにはどうすればいいのだろうか?
それは、ルーティンとは逆のことをすること。今までやったことのないことを始めてみて、初めての経験をすることが大事。
例えば降りたことのない駅で降りてみるとか、パートナーにサプライズをしてみるとか、
自分が着たことのないファッションをしてみるとか・・・。
新しい刺激であれば、脳が記憶しようとして体感時間が長くなる。
佐々木教授のおススメは、初めて行く場所に下調べをせずに行く脳刺激旅だと仰るが、
こればかりはしょっちゅうやっていることで、
かつては宿泊先を決めずに旅に出て、ラブホに宿泊したことも何度かあるが
ラブホもない山の中で、大きな自転車大会と重なってどの旅館も満員で、
観光協会から頼んで頂いて物置倉庫で宿泊したことや、一軒家の旅館しかなく
暴力団の団体で貸し切りに紛れて宿泊して怖い思いをしたこともあり、
宿泊先だけは予約してから出かけるようにしている。

※体感時間①~③は、『カズレーザーと学ぶ』2023年8月22日放送
 東北大学 佐々木拓哉教授の回を参考にしました。

子どもの頃にはなかったスマホが世の中に出回り、誰もが使う時代になったが
スマホが人間に与えるものが心配でならず、
とりわけ幼児を大人しくさせるためにスマホを渡す行為について危惧している。
それで今回は体感時間というテーマでブログより発信しているものの
このブログを読まれる大半の方々がスマホで読まれていることを考えると
結局のところ脳は記憶されないということに陥り、
「パラドックス(矛盾)」であることが可笑しくてならない。

体感時間②

2023-09-22 | 反省
スマホを使っていると、ネットからの情報量が多くなるので
体感時間も長くなっていくのか?と言えばその逆で
情報量は増えている体感時間がどんどん減っていく。
スマホからどんどん脳へと情報を与え続けているというのに
どういうことなのだろうか?
スマホと脳の相性は最悪なんです。
中国の新郷医学院の研究で、大学生282人の脳波を計測したところ、
スマホ時間の長い人ほど前頭葉の活動異常、脳波が弱まっていることが判明した。
前頭葉は脳全体の司令塔で、前頭葉の指示で海馬が記憶するのだが、
スマホを見ていると前頭葉の活動が弱まってしまい、
海馬の記憶する情報量が減ってしまう。
おかげで体感時間は短くなり、スマホを見ている時間はあっという間に過ぎて
しまうのだ。ネットで沢山調べて情報量は多いはずなのに、
全然覚えていないということが起こる。
以前、テレビ放送されていた『トリニクって何の肉?』という番組で
衝撃を受けたのを覚えている。
問題を間違えた若者に対して、その事柄について詳しく説明をしたすぐ後に
たった今、説明された内容のクイズを出題されたのに、誰も答えられなかった。
私は当初、これってヤラセじゃないのか!と思ったが
こういうことが何度も続いているうちに、スマホ世代の若者たちの脳は
調べたい、知りたいことがあればいつでもスマホで調べられるから
記憶しない脳になった
という仮説をたてたが、
今回の放送を学び、まんざらでもなかった気がしてきた。
どうしてもスマホを使うと前頭葉がはたらきにくくなるのかについて佐々木教授は、
まだ研究段階ではあるが、スマホからの情報はリアルじゃなく現実感がないのが
一つの原因じゃないかと仰る。
例えば、クマに遭遇すると逃げようとか怖いとか色んな気持ちが出てきて
前頭葉がフル回転する。しかしスマホでクマの映像を見ても感情が動かされず
前頭葉は働かない。リアルなものとスマホや本など二次的な知識では、
リアルに経験した方が深く記憶に刻まれるという。
東北大学の実験では、リモート会議で脳波を計測すると
前頭葉が働いていなかったいう研究結果もある。
スマホだと努力せずとも自分好みの情報を大量に受け取れる。
検索も変換も自動予測してくれる。その受け身の状態が長期に渡ると、
脳の一部が使われず脳機能が低下することになる。

正に前述の『トリニクって何の肉?』の話を思い出してゾッとしてしまった。

体感時間①

2023-09-21 | 反省
私はかねてより、国民全体に広がるスマホ依存の傾向に不安を感じており
とりわけ電車に乗ると、お年寄りから子供まで、いや赤ちゃんまでもが
一斉にスマホを立ち上げて自分の世界に浸るあの光景を見て
絶対にあり得ないと感じており、
スマホが人類滅亡の道具なんじゃないかという仮説にたちつつも
スマホが私たちの暮らしに役立てるためにはどうすべきかを考えながらも
自身もスマホを使いながら生活をしている。
7月11~14日に脳過労というテーマで、
『カズレーザーと学ぶ』で学んだ話について書いたが、
今回は体感時間というテーマで、自分のために
東北大学佐々木拓哉教授の話を書き留めておこうと思う。

時刻は誰にも平等に与えられているものだが
体感時間は、時間細胞と言われる脳のタイムセルによって認識され、
毎日ダラダラ過ごしているとあっという間に時間が過ぎていき、
人と積極的に会ったり、外出したりと充実していると時間が長く感じる。
それは記憶する量が多いと体感時間は長く感じるためで、
年齢を重ねていくと一年間が年々短く感じるように思えるが、それは
人は初めての経験を強く記憶する性質があり、進学したり
引っ越して新しい生活をするなどの初体験をすると記憶に残りやすく、
体感時間が長く感じる。
しかしその生活に慣れていくとルーティン化していくと記憶されにくくなる。
日々の暮らしが情報として入ってこず、体感時間がどんどん短くなって行く。
しかし体感時間が長いことが必ずしもいい訳ではなく、
ルーティン化して脳が楽になることは悪いことではない。