1年でざっくり200軒ですか倒産、新型コロナ禍中では旅行社の廃業・倒産の方が多いですが、旅行社はざっくり1ケ月20社の廃業・倒産です
言える事は、世の中には女性の美を追求する業態は必要でしょう
女性が綺麗になる事は世の中の安寧を意味していますから、
だって自身が綺麗になって気持ちが穏やかになるして
何より綺麗な女性を観るのは男性も嬉しい
しかし
余暇の手配を代理で手配する旅行社の存在は、その存在の耐えられない軽さが、人々には判った、特にこの4年間の新型コロナ禍で
美容室の倒産が急増、 過去最多を大幅更新へ 経営襲う「三重苦」が打撃
2025年3月2日
美容室の6割が「業績悪化」 人手不足に物価高、競争激化が追い打ち
美容室の淘汰が加速している。2024年度(2024年4月~25年3月)に発生した美容業(美容室)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は、2月までに197件発生した。これまで最も多かった23年度の同期間(156件)に比べて2割超の増加ペースで推移し、既に前年度累計(182件)を上回って過去最多を更新した。
美容室の経営は、近時はスタイリストなどの「人手不足」に加え、シャンプーをはじめとした美容資材の値上げや水道光熱費、テナント料などの「コスト高」、新規開店が続いたことによる「同業者の競争激化」といった「三重苦」に直面している。特に美容資材では円安といった要因も重なって値上がり傾向が続き、市販品ベースでもシャンプーやヘアコンディショナー、整髪料などのヘアケア用品価格は5年間で約14~16%上昇した。また、美容師不足の影響からスキルや集客力の高いスタイリストを引き留めるために給与水準が上昇し、人件費の負担も重くなるなど美容室の運営コストは負担感が増している。
他方、業界全体では美容室の新規開業やフリーランス美容師の登場などでプレーヤーが増加しているほか、家計における節約志向の強まりも背景に、事業者からは「パーマネントなど高単価の施術メニューが厳しい」といった声も聞かれる。そのため、都市部では顧客獲得のために割引クーポンを発券するなど実質的な値下げ競争も発生し、2024年度のカット代(全国平均、12月まで)は約3700円と、5年間で約4%の増加にとどまり、コスト上昇に見合うサービス料金の引き上げは難航している。
こうした情勢を背景に、美容室の24年度業績(2月までの判明分)は約3割が赤字経営となったほか、前年度からの「減益」を含めた「業績悪化」の割合は6割を占めた。コロナ禍で業況が急激に悪化した2020年度(73.5%)に次ぐ高水準を記録するなど、美容室の経営環境は厳しい状態が続いている。
足元では、眉毛サロンやヘッドスパメニューなど、施術メニューに新たなサービスを導入することでリピーター客の定着を図り、収益力を改善させる動きも進んできた。価格競争の激化やコスト上昇への対応が必要となるなか、プレミアムサービスの提供など価格戦略の見直しや、顧客データに基づくマーケティングといったデジタル技術の活用などが、今後の美容室経営に求められる重要なテーマとなる。
「美容室」の倒産動向(2024年度)|株式会社 帝国データバンク[TDB]