~紫上の茶亭~

お茶でも飲みながらまったりとおしゃべりしましょう(*^^)

説明するとはどういうことか

2017-09-18 | 発達障害関連セミナー・講演会
週末はおめめどうのセミナーに参加しました。

テーマは
「説明するとはどういうことか
○✕メモ、どうしてメモ、四コマメモ
の使い方」

台風が接近しているにも関わらず
会場は満員でした。
満員といっても定員20名くらいの小ぢんまりとした会場で
和気あいあいとした雰囲気でした。
今回も質疑応答の時間をたっぷり
とっていただけました(^-^)



セミナーのお話はおめめどうの基本的なとこ。
「否定的な言葉は使わない」
「〇には✕を一緒に提示する」
(〇✕メモの活用)
「子供が成長して〇✕だけではなく
理由を知りたくなる」
(どうしてメモの活用)
「成長とともに複雑な事柄を説明する場面が出てくる」
(四コマメモの活用)

太郎は現在、お話メモとスケジュールで
大体のことは説明できています(^-^)
たまに四コマメモとか選択メモは使いますけどね。
見える形にすることが本当に大事だと思います!

最後にshunさんが
「健常児と障害児との違いは何か」
と問われました。
答えは「親を育てる力」
健常児は親を育てる力があるため
親は子供と同じペースで成長する。
一方、障害児は親を育てる力が弱いため
親はいつまでも成長できない。
例えば、子供が20歳になっても親は子離れできずに
15歳の子供の親のような感覚でいる。

障害児の親は子供の年齢を尊重し
その年齢相応の対応を意識することが
大事なんだと改めて思いました。

まぁるい瞳で~幼児期支援~

2017-06-25 | 発達障害関連セミナー・講演会
おめめどうさんのセミナー。

今回は幼児期の支援のお話でした。
3~4年前のことを思い出しながら聞いていました。
何だか随分昔のことのように思います。
辛かったことも、時間が経てば
人間って忘れるんだなぁ~と(^_^;)

テーマが幼児期ということもあり
今回は3~6歳の子を持つお母さんの
参加が多かったです。

今日参加されたお母さんたちが
支援を続けてくれたらいいなぁと。
おめめどうさんの支援をする人が増えたら
世の中が変わる気がします。

スケジュールとカレンダーの連動を学ぶ

2017-04-16 | 発達障害関連セミナー・講演会
おめめどうさんのセミナー。
今回は「カレンダーとスケジュールの連動を学ぶ」でした。

現在を充実させることの重要性について
「地下街でトイレに行きたくなったら
地図をみて、まず"現在地"を探すでしょ」
と例えられて"なるほど!!"と思いました。

3歳半のお子さんをもつお母さんの悩みを
"あるある~"と思いながら聞いたり
セミナーに参加されていた
自閉症スペクトラム障害の方の話を聞けたりと
今回も内容の濃いセミナーでした。

夜はお花見宴会(*^^*)

*1軒目


*2軒目


久しぶりの宴会だったので
たくさん飲んでしまいました(^_^;)

障害者が自分らしい暮らしを実現するするために

2017-03-13 | 発達障害関連セミナー・講演会
去年4月に施行した「障害者差別解消法」についての講演会に参加しました。


講師は三田優子さんという方で
今回の講演会で初めてお目にかかる方でした。

お話の内容は法律ばかりの堅苦しい内容ではなく
三田さんがこれまで経験されたことや感じたこと
当事者さんから聞いた話などがメインで
あっという間の2時間でした。

こういう講演会を療育の先生や学校の先生が
積極的に聞いてくれたら、話がスムーズに進むのに・・・と感じました。



理解から始まる自閉症の支援

2017-01-16 | 発達障害関連セミナー・講演会
週末はおめめどうさんのセミナーでした。
今回のテーマは
「理解から始まる自閉症の支援」

ICFといってWHO(世界保健機関)が定める
障害の定義に自閉症を当てはめて
説明がありました。

手立てを考えるための土台(基本)となる
部分の説明で
とても分かりやすかったです。
こんな説明を療育でしてくれたらいいのに・・・と
ホント思います(´-ι_-`)

質疑応答の時間に
初めてセミナーに参加された方から
衝撃的な話がありました。

その方はシルバー人材派遣で働いていて
放課後デイに派遣されたそうです。

この時点でシルバーから放課後デイに
派遣があることにビックリ(*º ロ º *)!!

ご自身は子育て経験はなく、普段から
子供とかかわる機会はないそうなのです。
そんなシルバーさん、放課後デイの
子供達の行動に驚いたそうです。
「ブロックをブロックとして遊ばずに
ただ並べて横から見てるの~!」
「教室で過ごさずに、玄関横のスペースで
ずっと寝転んでるの~!」
と話されていました。

セミナーに参加されている大半が
発達障害の子供の親なので
発達障害について何も知らない人が見ると
こんなに驚くんだ!と逆に新鮮で
とても面白かったです(*^^*)

で、その話には続きがあって
保護者向けにチラシが配られたそうです。
そのチラシにはシルバーさんの名前があって
(指導者)と書いてあったそうなのです。
「何も研修受けてないし、指導なんてしてないし!!」
と会社に不信感を抱き辞めたそうなのです。
でも仕事自体は楽しくて興味深いので
今回セミナーに参加されたそうです。

今、療育施設がどんどん出来ているなか
体制が整っていない施設も増えてるんだな~と
考えさせられました(´-﹏-`;)

最近「障害児の預かり運営の厳格化」
というニュースをみたので
タイムリーな現状が聞けて良かったです。

(共同通信より)
厚生労働省は4日、障害のある子どもを放課後や休日に預かる「放課後等デイサービス」について、職員に障害児の支援経験を求めるなど、事業運営の条件を4月から厳格化する方針を固めた。利益優先の事業者による報酬の不正受給や、テレビを見せるだけでほとんどケアをしないといった事例があるため、不正防止や質確保を図る。

 放課後デイは、学童保育を利用しづらい障害児(6~18歳)に専門的な支援をする居場所として2012年度に制度化された。施設数が急増しており、全国約8400カ所で約11万人が利用している。