私が
ボーイスカウトに出会ったのは、長男が1年生に上がったばかりの時でした。
同じマンションに住む、先輩お母さんからのお誘いがきっかけでした。
6年後、長男が中学生に上がるときに昭島から横浜に引っ越して、現在の横浜89団にお世話になって
もうやがて16年です。トータルで22年になります。
地域のつながりや、年齢をこえたつながりがあり、いろんな意味で、子どもたちも
大人たちも互いに育ちあう運動だと思っています。
指導者は、みんな無償で奉仕し、交通費などは手出しの事も多いのですが、
他のリーダーさんを見ていると、本当に感心することがたくさんあります。
普通に会社員としてお仕事されている方ばかりなので、会社の仕事で疲れておられるでしょうに、
土日はボーイスカウトの会議や活動などで忙しく、一体いつ休んでいるのかしら?と思ってしまいます。
尊敬する佐藤初女先生(昨年2月1日ご逝去)もガールスカウトの日本連盟の理事や顧問をされていました。
初女先生のおことばを紹介します。
あるとき神父さんが「奉仕のない人生は意味がない。奉仕には犠牲が伴う。
犠牲を伴わない奉仕は真の奉仕ではない」という意味の話をしてくださったんです。
この言葉が私の心に入ってきて、教会からの帰り道、私に何ができるのだろうかとずっと考え続けました。
そして、ふと交差点で立ち止まったとき、「私には心がある。心は無尽蔵にあって尽きることはない。
だから、私は心で行こう」という思いに気づいて、以来、人に奉仕をすることを大切さに考え実践してきました。
ボーイスカウトに関わっていると、そういう奉仕の精神にあふれた方に、たくさん出会います。
私がボーイスカウトを続けている理由は、それかもしれません。
私の所属する横浜89団では「心を育てる」をモットーにスカウト運動を行っています。
私自身はホームページや事務作業を担当していて、年齢と共に細かい作業が不得意になってきて、
そろそろ他の人に代わってほしいな~などと思ってしまうのですが・・・。
子どもたちの笑顔のために、今年も頑張りたいと思います。