偶然、本屋さんで見つけた本ですが、なんとその一時間後に著者のトークイベントがあるというので、
参加してきました。
普段、何も考えずに脳天気に生きている私にとって、そのお話は大変刺激になりましたし、
とても興味深い内容でした~。
本はまだ読んでいませんのでタイトルのご紹介だけですが、普段小説をほとんど読まない私も
久しぶりに読んでみたいと思いました。
著者の横田先生が講師をされている大学で、学生さんに次のようなタイトルで文章を
書く課題を出されるそうです。
「信じるとは何をすることか?」
「冷蔵庫のプリンを、なぜ妹は食べてしまうのか?」
これらもいろんな答えがあるそうです。「信じるとは待つこと」というのが一番多いそうですが
そもそも、信じるとは何かをすることではない~という話も、ふんふんと納得!!
冷蔵庫のプリンについてもいろいろと想いは膨らみますが、私自身はそれらを言葉にして
表現するという能力に長けてていないので、
「そこにプリンがあったから~見たら食べたくなるのは、女性の条件反射です。」
ぐらいの文章しかかけないですね~。
私は物事を深く考えたり掘り下げたり、表現したりするのは苦手~だな~と
いうことに気がつきました。小学生のような作文能力しかないのは自分が一番知っているし
文章能力はやっぱり才能だと思います。
ある程度は磨けるかもしれないけど、向き不向きがありますよね~。
長文を書くのも苦手、難しい言葉も知らないです。
だからこそ私は、音楽という手段をとっているのかもしれませんね~。
自分の声を使って体温の伝わるような歌を歌うのが、私らしくていいかな~
平凡な日常をそのまんま楽しむ~そんな歌を作っています。
歌を作るときは、「そこにすでにあるイメージの塊」を解きほぐして行く感じです。
それは、どんなクリエイターも同じ感覚なのかもしれませんね。
昨日の横田先生も、設計士の友人も似たようなことを言っていた気がします。
「表現したいものは、ひらめいた瞬間に、すでにそこに全部ある」というような?
私は、作詞と作曲をほぼ同時進行で行います。
「ことば」には最初から抑揚があって音やリズムがあるので、それに従って作ったほうが
自然だし、何よりも自然にメロディーが浮かぶんですよね。
歌作りは、想像したものを創造する、形のないものから形のあるものへと形状を変化させる
という作業ですが、演奏は逆に、創造したものから想像する、音楽からいろんな感動や
共感を呼び覚ます作業ですね~。
さらに視聴者は自由にイメージを膨らませて、それらを受け取るわけですよね。
そもそも歌を歌い始めたのは、純粋に歌が好きだったからですし、
歌を作り始めたのも、自然にメロディーが浮かんだからです。
誰かに何かを伝えなくては・・とかよりも、
単純に、歌を歌うのも作るのも楽しい~~~~んですよ、
それだけの理由なのかもしれませんね。
歌は本能の赴くまま~なのかも・・・・・。
脳天気な私らしいでしょ?
しかしコンサートの時は、天と同化したような至福の瞬間があります。
歌うことで繋がれる世界があります。
だから、どんなに大変でもまたやりたくなるのかもしれませんね~~。
おっと~~話があちこち飛びました!!
今日もどうぞ良い一日をお過ごし下さいね。
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