『パーソナル・ソング』予告編
今日観てきました!!!
素晴らしかったです!!
ドキュメンタリーですので、3年間かけて撮った実際の映像から伝わってくるものは
半端なものではありません。
最初から、じわ~っと自分の中から共鳴する感動の連続でした。
認知症の人は日本でも400万人と言われ、家族の中で暮らすことが困難になり、
やがて施設に入り、与えられたことをこなすだけの日々となり、孤独感と無気力で、
心を閉ざして、ただただボ~ッとして生きる人も多いそうです。
そんな自分の生きる希望を失った認知症の方に、その人の好きな音楽をipodで聴かせることによって、
まるで、魔法にかかったように心を開かせるのです。
その人によって生きてきた人生も違うし、好みの音楽も違います。
全員一緒ではなく、その人の好きな音楽を聞きだしたり、選んで聴かせたのが素晴らしいし
新しい発見だと思います。
日本でも、高齢者には童謡や懐メロ・・といったお決まりの選曲では、心を開かせることは
できない時代です。その人の好みやニーズに合わせることが必要です。
私も、昔、日ノ出町のホスピスの病室で歌ったあとに、その方の好きだったという
吉永小百合さんのカセットテープを見つけ、すぐに買って、その日また届けたことがあります。
その方は、危篤状態から一時的に回復し1~2週間ほど長生きされました。
最期にご兄弟とも会話できたと聞いています。
こんな経験をしているので「パーソナル・ソング」(その人の一番好きな歌)というのは
とても納得できます。
今日この映画をみて、何かをせずにはいられない衝動にかきたてられています。
音楽が人間に与える影響、音楽の力の素晴らしさを改めて実感し、自分に今できることを考えています。
心で聴く音楽は心に効く音楽ですものね。
逆に心に音楽がある間は、大丈夫です!!!
いつも心に歌を・・・
こころ安らぐひと時をあなたに・・・
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