ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

古今東西!真空管アンプの音が良いという説!! vol.7

2019-02-06 | オーディオ部品のうんちく

『古今東西!真空管アンプの音が良いという説!! vol.6』の続きです。

私が聴いたことがある古今東西 真空管アンプの音が良いという説をいくつかご紹介したいとおもいます。

中には???という説もありますが、

これらの説を通して真空管アンプについて考えていただく一助になればと思います。

(7)10ケの中で1ケだけめちゃくちゃ良い説

オーディオアンプの仕様には沢山の項目があります。

周波数特性、出力電力、SN比、ダンピングファクター、歪率等々

10項目はあるとおもいます。

数値で見るとほとんどの項目で真空管より半導体の方が良いのですが

中にはひとつくらいは真空管が良いという項目があるかもしれません。

その項目が偶然ユーザーが最も重視する項目であった場合

そのユーザーにとっては総合点でも真空管アンプが良いという結果になるかもしれません。

真空管アンプが勝っている項目って何?と思われる方もあるとおもいますが

その項目はユーザー自身が決めるわけですから

『なつかしさ』とか『安らぎ』とか『見た目の楽しさ』という項目が入っていたとすれば

真空管アンプが勝つ可能性は十分にあります。

そんな項目はズルいと思われるかもしれませんが、

多くの方がスピーカーを選ぶときデザインを上位に据えることを考えると

反則とは言えない気がします。

(8)真空管の良さを表す項目発見されてない説

『(7)10ケの中で1ケだけめちゃくちゃ良い説』にも関連があるのですが、

オーディオアンプの主な仕様の項目である

周波数特性、出力電力、SN比、ダンピングファクター、歪率以外に

まだ発見されていない項目があり

真空管アンプはその項目がずばぬけて良いのではないかという説です。

若干ご都合主義のような気もしますが・・・。

しかし、オーディオ雑誌にもよく出てくる

『滑らかさ』『ナチュラル』『低域が弾む』『スピード感がある』などというワードは

数値として計測されているわけではありません。

近い将来に『音の滑らかさ』を測定する測定器が開発され、

「真空管アンプは半導体アンプの2.25倍音が滑らかだ!」というようになれば

この説も脚光をあびるでしょう。

真空管アンプが良いという説を8つ紹介してきました。

これらの説は都市伝説のようなもので

どれも説が証明されたわけではありません。

しかし、最新のアンプを選ばずに、真空管アンプを選ぶ方が少なくありません。

オーディオ業界に限らずギターアンプ業界でも同じような現象が起きていることを考えると

やはり何だかの理由があると思います。

オーディオ業界はおおらかな業界ですので

100年前の電子部品で、最新のアンプより良い音が出たと言っても

誰も「あの人ヘンな人」とはいいません。

これに甘えてこれからも真空管アンプを研究してみたいと思います。




≪英国 CELESTION社 フルレンジユニット 値下げ≫



¥2980(税込)限定100ケ

イギリス・CELESTION社のネオジウムマグネットを使用した

スピーカーユニットAN3510を値下げしました。

直径88mm。 周波数特性は98Hz~18.5KHzと非常に広帯域です。

詳細はこちら 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする