ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

ちいさな音で聴こう!!vol.10

2016-02-24 | ムジカと音楽
『ちいさな音で聴こう!!vol.8』の続きです。

低域(100Hz)を8.5dBほど上昇させるフィルターを作ってみました。

RCAジャックにパーツをハンダしていきます。



使用するパーツですが

金属皮膜抵抗 10キロオーム(カラーコード 茶 黒 黒 赤)



金属皮膜抵抗 1.8キロオーム(カラーコード 茶 灰 黒 茶)



フイルムコンデンサー 0.22マイクロファラッド



この3種類です。

右チャンネル、左チャンネルがありますので2ケづつ使用します。



それでは試聴してみましょう。

次回に続きます。


お知らせです。

3月30日受注分で30シリーズの生産を終了します。

3月30日までに当社ネットショップでご注文しただくと30シリーズを半額とさせていただくキャンペーンを行っています。

eigyou@musika.jp

までお申込ください。
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プロ用モデルも!!

2016-02-23 | ムジカと音楽

ムジカでは小型のオーディオアンプを生産しているイメージが強いと思いますが、

コンサートやスタジオで使用されているプロ用モデルの製造元でもあります。

これらは質実剛健な実用モデルです。

その一部をご紹介します。

1、アイソレーション電源ユニット TXF-2600



クリーン電源装置です。

2600VAまでの機器を接続することができます。

2600VAといっても実感がわかないかもしれませんが、

住宅地の電柱上にある柱上変圧器は5000VAで

ここから数件の家庭に電気が供給されています。

2600VAもあれば一般的な住宅を1件分程の容量です。

重量は24Kgです!

2、コンセントボックス D-6X



パワコンというオーストリアで開発されたコネクターを使用した電源ボックスです。

ロック機能があるため抜けません。

また、アースセレクタースイッチがあり

アースの状態を切り換えることができます。

3、ステップアップトランス FST-550



アメリカ製の115Vや117Vの機材を使用するためのトランスです。

入力は100Vで、出力は115Vと117を切り換えて使用できます。

500Wまでの機器を接続できます。

これらの機材は多くのミュージシャンに使用していただいています。

UNICORN、ZIGGY等々、最近ではサカナクションにもお使いいただいています。

SAKANAQUARIUM2015-2016 "NF Records launch tour"で

D-6XコンセントボックスとTXF-2600が使用されている模様です。



また、権利関係でこのブログにはかけないのですが、

とっても有名なアーティストにも使用していただいています。

http://www.foolsgold.jp/work/work.html

このページの『 ■アーティスト(更新順) 』の一番下に書かれているアーティストとか・・・

これらの製品は 株式会社FOOL'S GOLD で販売されています。

プロ用ルートでのみ販売されていますが、一般の方でも入手することはできると思います。
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ちいさな音で聴こう!!vol.9

2016-02-22 | ムジカと音楽
『ちいさな音で聴こう!!vol.8』の続きです。

低域(100Hz)を8.5dBほど上昇させるフィルターを設計します。

このフィルターはプリアンプとパワーアンプの間

または、CD等の音源とプリメインアンプの間に接続するという前提で設計しました。

回路図です。



抵抗が2ヶにコンデンサーが1ヶの簡単なフィルターです。

簡単なフィルターで、使用するパーツが少ないため

音質の劣化も僅かです。

また、それほど急峻なフィルターではありませんので

位相の変化も緩やかで

自然な音質が期待できます。

このフィルターは片チャンネル分なので

実際にはLch用、Rch用と2ヶです。

次にフィルターを使用したときの周波数特性をグラフ化してみました。



低域(100Hz)と中域(1KHz)あたりの差が8.5dBくらいになっています。

また、このフィルターを使用すると中域でのゲインが16dB低下します。

これは、このフィルターを接続するだけで音量は1/6になり

小さい音で聴くためにはちょうど良いフィルターとなりました。

では早速作ってみましょう。

次回に続きます。


お知らせです。

3月30日受注分で30シリーズの生産を終了します。

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ちいさな音で聴こう!!vol.8

2016-02-21 | ムジカと音楽
『ちいさな音で聴こう!!vol.7』の続きです。

学問上はともかく、

オーディオ的には使い物にならないフレッチャーマンソンカーブは無視して

どの程度低域を上昇させれば自然な音になるか再度調整してみました。

図書館内程度の音量で音楽を楽しむというのが条件です。

音源は前回と同様2種です。

動物の謝肉祭では下図のように調整した場合がナチュラルでした。



次にクラプトンでは下図のようになりました。



中低域のカーブは多少異なりますが

低域は8.5dBほど上昇させるだけで良いようです。

これを利得に変換すると1/2.7程度になります。

この程度ならば簡単なCRフィルターで対応できそうです。

当社のオーディオ工作のためのブランドCCMで低域増強フィルターを販売していますが

このフィルターの数値を変更して

『小さい音で聴く用フィルター』を作ってみましょう。

次回に続きます。


お知らせです。

3月30日受注分で30シリーズの生産を終了します。

3月30日までに当社ネットショップでご注文しただくと30シリーズを半額とさせていただくキャンペーンを行っています。

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ちいさな音で聴こう!!vol.7

2016-02-20 | ムジカと音楽
『ちいさな音で聴こう!!vol.6』の続きです。

小さな音で聴くためにONKYOのHF Playerを使用して

1KHzに対して100Hzを20dB上昇させて試聴しました。



まずは、クラシックを聴いてみました。

動物の謝肉祭です。



これはあまり大きな編成ではないので

小さな音での再生が難しいCDのひとつです。

40dB程度の音量で聴いてみると・・・

???という音です。

モコモコとしてよくわかりません。

隣の部屋から低域だけが聴こえてくるという感じです。

次に、クラプトンです。



これも・・・ひどいです。

これだけ小さな音でも、低域多過ぎ!!というのはよく判ります!

フレッチャーマンソンカーブを信じて20dB上げてみましたが

間違いなく上げ過ぎです。

フレッチャーマンソンカーブを鵜呑みにするのは危険です!

それでは逆に、自然に聴こえるところまで下げてみましょう。

次回に続きます。


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