中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

やかん付きストーブ・・・

2011年01月14日 | 日記
南長街の古運河沿いを散策する
 
運河沿いに古い建物が続くが、次々と壊されて新しい建物が建って行く。

新しい建物も、昔からの風情を残そうとしてるのがうかがえる。

白壁も薄黒く汚れたように塗り、瓦も古そうな感じの物を載せて・・・

もともと建ってた建物と雰囲気を良く似せてある。

運河を生かした古典的な歩行街ができあがるのであろう。

もうすぐ、無錫の人気の観光場所になりそうだ。


しかし、古い建物に長年住み続いてきた人たちは、どう思っているのだろうか?

立ち退きを迫られているのか、ゴミでいっぱいになってる建物や、レンガ放り込まれた建物がある。
それでも、何事も無いかのように、暮している人たちも何人も居る。
空き地に野菜を作っている人も、鶏を飼ってる人も、外で小さな洗濯機を回してる人も・・・・


そんな中で、目についた、このストーブ。

上の中央の穴から薪を入れて燃やし、その傍らに水を入れる小さなふたがある。
かなり、たくさんの水を入れられるみたい。
薪が燃えて周りが暖かくなった頃には、お湯が沸く仕掛けのようだ。

おばあちゃんが、籠に入れた紙くずや薪を土間から運んできて、焚きつけ始めた。
紙が少ないのか、薪が少ないのか、なかなか火がつかない。
やっと炎が上がった時は、思わず・・・歓声(*^_^*)
おばあちゃんの「しもやけ」で真っ赤になった両手が痛々しい。
ず~っと握ってて温めてやりたかった。