ざまをみろ!連載VOL.12 『MONEY』は、(MYOJO1996年5月号)
開放区のVol.29にも同じ『学校』という題名で文章がある。
日付は、1996年February。
写真は、どちらも同じショット。
ただし、開放区はモノクロ。ざまをみろ!は、文字が赤い。


両手のひらと胸に゛NOT FOR SALE″ とある真っ赤な文字は、
拓哉君自身が口紅で書いたもの、
ドンペリが高いのは、やっぱり、すっごい製造過程だから。
自分は、あくまで、”木村拓哉”つていう人間ではあるんだけど、
同時にSMAPという商品でもある。そう考えると、寂しいなって気もするけどね
るみんなは、俺たちの価値って、どう位置づけてるのかなってときどき思う。
うちらの場合は、自分をつくってるのは自分。並べて売るのは事務所かもしれないけど、あくまでも、自分が自分の生産者。
だから、へ夕な生産はしたくない。
だって、俺って人間は、日本の中でも世界の中でも、ひとりしかいない。
だから、責任持って、市場に供給したい。
真ん中の見出しは、「俺、自分自身に、十分手間ひまかけて、店頭に並びたいんだ。」
そうだよね。こうやって、ずっっと、ずっと、自分に責任を持って届けてくれた。
その積み重ねが、比べようのない唯一無二の価値の”木村拓哉”にしているんだね。

これから先も、きっと、ずっと、ずっと・・・。
もっともっと、価値を上げていくに違いない。