我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」キービジュアルから設定と状況を妄想してみる

2016-04-02 14:47:34 | 宇宙戦艦ヤマト2202

さて、正式発表で俄然盛り上がってきた(w)2199続編ですが、前回の記事では公開された監督・脚本についてで気力を使い果たしたので、キービジュアルにまで触れることができませんでした。
今日はそっちの方をネタに色々と妄想してみようと思います♪
『予想』と書かないのは、私の予想は当たらないことで有名なので、あえて妄想と((笑))

ですが、そのネタに行く前に、昨日(4月1日)のツイッターで小林誠さんから以下のツイートが発せられましたので、先にお伝えしておきます(以下原文のまま)。

『あと、バンビジュさんに音楽、声優、メカ、キャラ等、2199と変わらない座組み部分の発表を早くとお願いした。4月内にHPが更新されると思う。』
『音楽、声優、キャラ、メカ、変わんないよ。』
『心配させて本当にごめんなさい。「前作と変わらない部分」を表記しないのは手落ちだと指摘しておきました。近いうちに更新されると思います。すみませんでしたm(__)m』
『「2199の後」として、あのドームは意味のある構造です。よろしくお願いします。お楽しみに(^^ゞ』

以上から普通に読み取れるのは

 1.宇宙戦艦ヤマト2202は宇宙戦艦ヤマト2199の続編である。
 2.音楽、声優、メカ、キャラは2199から引き継がれる。
  但し、音楽、メカ、キャラについては、担当スタッフも引き継がれるのか
  既に存在する設定や楽曲のみが引き継がれるのかは不明。

って事でしょうか。
色々と過激な噂や悪意に満ちた風説も飛び交っていますが、今のところはそんな普通の理解でいいような気がしますね(^_^)

ではでは皆さま、そういう事で、キービジュアルのネタに戻ります。
まず、ガン〇ムのラストシューティングもイメージされているという(w)今回のキービジュアルについて分っていることは以下の通りです。

 1.原画は小林誠氏作。
 2.コスモリバースの“蓋”が無くなっている。
 3.この時、ヤマトはコスモリバースを稼働させていない。
 4.各部の装甲が外され、パイプが接続されている。
 5.艦尾側に一際大きな接合物がある。
 6.ヤマトはドーム内に存在している。
 7.このシーンは第一章に登場する。

こんな感じでしょうか。
3項については、ツイッターでキービジュアルの原画が公開された際、小林さんにに直接質問して『ちがうのよ』と御返事をいただいてますので間違いないですw
よって2及び3項から、ヤマトはコスモリバースシステム艦としての役割を既に終え、システム搭載前の状態に復旧されていると妄想します。
イスカンダルで取り外された波動砲関連部品はヤマト艦内に格納されていたのかもしれませんし、仮にそれらをイスカンダルに置いてきたとしても、元々地球で作られた部品ですから、復旧は容易でしょう。
更にビジュアルをよく見ると、波動砲口のシャッターまで復元されていますね。
もし地球が『地球イスカンダル和親条約』を遵守して波動砲を封印しているのなら、シャッターまでは元に戻さないと思います。
常識的に考えて、この部分をシャッターの無いただの『壁』にした方が、防御力は上がるのですから(本当は砲口自体を潰した方がより良い)。
その点から多少大胆に妄想すれば、この時の地球は『波動砲』使用の可能性を未だ捨てていないどころか、地イ和親条約を否定し、波動砲使用についても積極的な肯定すらしているのかもしれませんね。

つづいて4と5項です。
ヤマトが外部と接続されている理由については、この接続が“イン”を目的としているか、“アウト”を目的にしているかによっても、妄想は変わってきます。
インの場合、例えば完成時のヤマトのように、波動機関内に一切のエネルギーが存在していなければ、これを再始動するには、2199第二話のように外部から大電力を供給してやる必要があります。
もちろん、通常であればヤマトの波動機関は再起動用の電力を量子フライホイールによって保存しているので、再始動に外部電力は必要ありません。
しかし、その保存電力まで全て吐き出すようなことを行ったりして、機関内が文字通り空っぽになるような状況があったりすると、再起動に外部電力が必要になるのかもしれません。

では、今度はアウトの場合。
これはやはり『波動発電機』でしょうか。
旧来から存在した核融合機関を有する艦では単装装備が精々、それも連続発射不可能なショックカノンを大小十五門も備え、しかもワープ航法まで行える次元波動機関は、既存の発電設備とはケタ違いの大電力を生み出すことが可能と思われます。
その大電力を地球復興や、他の次元波動エンジン搭載艦の始動時エネルギーとして利用しているのかもしれませんね。

そして最後に6と7項。ここはどこで、どんな状況なんだ!?って事ですw
まずは状況ですが、主砲を発射しているところからして、穏やかざる状況であるのは間違いないと思います。
主砲発射の目的が、2199第二話のような外敵に対するものか、単にその場から脱出する為のものかによっても、大きく意味は変わってきますね。
オリジナル版の展開からすると、後者(旧クルーがヤマトを持ち出し、出奔する為の発砲)の可能性が高い気がします。
場所についてもオリジナル版をモチーフとするならば、『海底』ということになるでしょうか?
その場合、ここはヤマトの旧建造ドックという可能性もありますね(海が戻ってきたことで、ドックも海中に沈んだ)。
ただ、このドームの外がダイレクトに海中で、それにも係らず発砲したのなら、この後、ドーム内には怒涛の如く海水が浸入してくることになります。
あちこちの装甲が外され(艦内への浸水が心配)、電源関係と思しきケーブルが剥き出し(感電・放電も怖い)で大丈夫なんかいな?という気もしますね(^_^;)
でもそれも見たいなぁ、色々と言われることの多い『さらば』ですが、あの海中から宇宙へ飛び立つ発進シーンは何度観ても、涙が出るくらいに素晴らしいので。

あと一つ、場所で思いついたのが『月』か『火星』ですね。
何らかの理由、特に条約絡みの政治的理由でヤマトを一般の目から隔離しなければならない状況があるとすれば、それもアリかと。

キービジュアルを見る限り、ヤマトの艦体はガントリーロックなどで固定されていないように見えます(下の方にそれらしい構造物は見えてるんですけど)。
アングルのせいもあるとは思うのですが、ケーブルなどには接続されているものの、ガッチリとは固定されておらず、ほぼ宙に浮いているような・・・・・・。
もちろん、ヤマトの艦内では重力制御が用いられていたので、この技術を大掛かりにすれば、地球上でもヤマトを“浮かす”ことは可能と思います。

でも、やっぱり一番カッコいいのは、既に機関は始動、ガントリーロックを解除して艦体を飛び立たせたヤマトが、ケーブルや接続をあちこちでブチブチッ!とやりつつ、『天井を破って外に出る!主砲発射!!』ですかねw

さて、ダラダラと書き連ねましたが、キービジュアルから思いついたネタは今のところ以上です。
まだまだ発表されている情報は少ないですが、それでも『期待』というエッセンスを用いれば、色んな楽しみ方はできるともんですねぇ(^o^)
さて、そろそろ航海日誌が届くと思いますので、明日はそちらをネタに記事を書きたいと思います♪


スペースネイビーヤード: 宇宙艦船電飾模型モデリングガイド
モデルグラフィックス編集部
大日本絵画

宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇精密機械画集 HYPER MECHANICAL DETAIL ARTWORKS 弐
宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
マッグガーデン

宇宙戦艦ヤマト2199 (8) (カドカワコミックス・エース)
西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
KADOKAWA/角川書店

宇宙戦艦ヤマト2199(8)<宇宙戦艦ヤマト2199> (角川コミックス・エース)
西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
KADOKAWA / 角川書店

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8 コメント

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意味深なイラストですね。 (美濃人)
2016-04-02 16:06:39
MJ様、こんにちは。あれこれ妄想したくなる画ですね、本当に。
私は波動発電所状態説を支持したいと思います。
何せ2199年当時の全世界の発電量<ヤマトの発電量なのは、ほぼ確実でしょう。世界中の地上設置型オムシスをフル稼働させて、食糧供給を安定化する為には、ヤマトの発電能力は必要不可欠であると私は思います。
長文失礼しました。
返信する
期待 (コッド少佐)
2016-04-02 17:19:28
号砲一発!、ヤマト発進!!。といった感じがする画像ですね。

私も、波動発電所説だと思います。全然関係ないですが、先程、京大原子力研究所に花見に行ってきました。満開に近い状況でした。


では、長寿と繁栄を。 by コッド少佐
返信する
Unknown (PAM)
2016-04-02 21:17:26
こんばんわ
発電所説、ありだと思います

ただ、とりあえずストーリを旧作準拠で考えたとして、ヤマトを強奪する形で発進したとすると地球は最大のエネルギー供給施設を失う事になり、大混乱になると思います
これは古代らクルーたちも本意ではないでしょう

そこで、役割を終えた発電施設と言う扱いなのでは、というのはどうでしょうか
復興が進み用済みになったために半ば放置されていた、だから奪い取っても一般市民への影響はなかった、と

ところで、1月から3月まで旧ヤマトTVシリーズ3作がBSで放送されており、今録画していたヤマト2を見終わった所ですが、これ、一作目以上にリメイクは大変だー、と思った次第です

たった50日でワープもなしに地球に到達できる(15万光年だったり2万数千光年だったりはっきりしませんが)巨大彗星とかどう解釈するんでしょうか?

ほかにもたった24時間の内に、デスラーと対決し、その損害を補修し彗星都市への攻撃、古代君も短期間で何回負傷してるんだか
一作目以上に無茶苦茶ですね

改めて気がついた点もまた多かったです
第三艦橋がなんでもない戦闘で打ち抜かれてたりとか

今作でどんな新解釈がなされるのか楽しみです
返信する
イラストよりの推測 (権兵衛)
2016-04-02 22:35:03
帰還時の全地球のエネルギー事情を踏まえると、発電所説の可能性は大だと思いいます。 ただ出奔はどうでしょう?  

 千人もの乗組員を必要とするヤマトです。それだけの人員が集結するのを察知できぬ筈はないし、多くは拘束される可能性は否定できません。

可能性としては地球が深刻な事態に陥っているのかもしれません。敵の侵攻をゆるしたとか。この時ヤマトが近代化改装中だったとか。

この場合、新型艦船との同一規格のパーツと新装備への換装が考えられるでしょう。

前者はワンオフの規格外だと取り回しの悪さが問題となるし、後者は戦訓による問題の解決といったところだと思うのですが。

波動砲に関しては、使用し続ければ宇宙が裂けるといわれてますから、その代替兵装ではないかと。
問題は解決済みというコメントもありましたし。

まだ情報量が少なく、なんとも言えないのがもどかしいです。
返信する
2202~2212 10年間の物語説に一票。 (銀河の風)
2016-04-02 23:52:57
MJさま

 ひさしぶりに投稿させて頂きます。
新シリーズの情報がやっと出てきましたね!
誰がどうやっても賛否両論を避けられない、
2199の成功を踏まえてハードルが高くなった
リメイクに挑むスタッフの皆様に感謝と敬意を
まず払いたいと思います。

 2199では薄められていた?旧作の悲壮感や
暗さ、人と人との葛藤と言った部分を福井氏は
新たに描き直そうとされるのかな…?と思います。
現実の悲惨さ困難さに直面してなお「それでも…」
と未来を切り開こうとする(UCのバナージみたいな(笑))古代たちになってしまいそうですが…

 ヤマトの大航海によって半ば強制的に
星間国家、星間文明への道を、よちよちながらも
歩き出す事になった地球人類が遭遇する
苦難や葛藤の10年間を描くような大河ドラマに
なるのではないか…と空想妄想します。
旧作で毎年のように侵略者が現れては復興するという
不自然さを無くし、10年の物語の中にシリーズの
色んな要素を盛り込んで来るのでは…と予想。

 ヤマトが地球に帰還して地球の環境を復元、
地上のインフラを整備して地下に避難していた
人類が全員地上に復帰出来たのが2202年で、
その間ヤマトの波動エンジンは復興の主動力源、
使える資機材は全て剥ぎ取られて転用されていた
のだろうと想像します。そこに新たな脅威が
現れて…と物語が進んでいくのだと勝手に
空想妄想いたします。

 さて、どうなるやら?
また公開を楽しみに過ごせますなσ(^_^;)?
長い駄文、失礼いたしました。  
返信する
Unknown (レーレライ・レール)
2016-04-03 11:56:55
自動化へ改造(喚装)中、当初聞かされていた改造計画にはなかった『波動砲再装備』に反発した古代(旧ヤマトクルーたち)。

で、このビジュアルはその古代たちが、既にヤマトに乗り込み済みで、ドック内への注水は完了、ガントリーロックが外された直後、天井のドーム扉を主砲で撃ち抜いた。まさに今、飛び立つ瞬間をイメージ(推測)してます(^-^)
返信する
Unknown (MJ)
2016-04-03 12:13:30
こんにちは~♪

> 世界中の地上設置型オムシスをフル稼働させて、食糧供給を安定化

あ、なるほど、オムシスで食糧問題を解決するというのは頭に無かったです。
地上から隔絶した地下空間ともなれば、環境は宇宙船とさして変わりませんし。

> 先程、京大原子力研究所に花見に行ってきました。

私の方は特にどこにも行っていませんが、部屋の窓から大きな桜がしっかりと見えるので、花見半分で記事とレスを書いていますw

> 地球は最大のエネルギー供給施設を失う事になり

なるほど、この点もそこまで考えていなかった(^_^;)

> 役割を終えた発電施設と言う扱いなのでは、というのはどうでしょうか

なるほどなるほど、『それすら使命を終えている』という事ですね。
確かに、世界観としては“波動砲万歳”になっているようなので、波動機関も量産されて、エネルギー問題も解決されているという状況でも十分説得力がある気がします。

> たった50日でワープもなしに地球に到達できる巨大彗星とかどう解釈

まぁ、そのままの設定で白色彗星が登場するかは分りませんけどね(^o^;)
でも、それがトンデモな(チートな)存在であればあるほど、アケーリアスの遺産的な存在の可能性が高い気がします。

> 千人もの乗組員を必要とするヤマトです

問題はココでしょうね。
ヤマト計画は長期の往還計画でしたから、人員的にも冗長性を見込んでかなり定数を多くしていると思うので、実際の最低運用人員はどれくらいなんだろうな、という興味があります。
また、何らかの自動化(省人化)改装が施されるかも気になりますね。

> 新型艦船との同一規格のパーツと新装備への換装が考えられるでしょう。

本気で艦隊運用するつもりなら、これは絶対必要でしょうね。

> リメイクに挑むスタッフの皆様に感謝と敬意を

ええ、ファンはまず製作者に対しての敬意を忘れてはいけないと私も思います(^o^)

> (UCのバナージみたいな(笑))

やっぱりそう思われます?(苦笑)

> 使える資機材は全て剥ぎ取られて転用されていた

そんな感じの雰囲気にも思えますよね。
もしくは、改装途中か。

> 自動化へ改造(喚装)中、当初聞かされていた改造計画にはなかった『波動砲再装備』に反発

この展開もアリですよね(^_^)
それであれば、必要人員数もグッと抑えられますし。
返信する
Unknown (mars)
2016-04-05 20:25:38
さてどうなることやら…
>2199の成功を踏まえてハードルが高くなった
直接的な表現が緩いとはいえ絶望感は決して軽くなく、寧ろ小手先の表現に頼って無い分後からキます、イベント順序等も緻密に作られていて「2199」を解きほぐすだけで大変な作業です。
負担を減らす意味でも前後編にするのは有効かも。
> 使える資機材は全て剥ぎ取られて転用されていた
ガンダムバルバドスみたいな状態かなぁ…
とはいえ救国艦に対してこの扱いはどうなんだろ。
返信する

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