バジルカクテルきのこ風~虫添え 15

バジルさん、そして三種野菜さん。
長い間楽しませてくれて本当にありがとう。
思い起こせば去年の夏。
花屋の軒先でバジルさんと出会い。
そして今年の春。
スーパーでみりんにくっ付いてた野菜の種に出会い。
プランター国時代が幕を開けたのだった。




こまつなの乱、しその変、夜盗蛾一揆、きのこ祭りなど数々の事件に見舞われた後、やっと混迷期を脱したかに思えたが、しかし。


無法者達によって各藩はすっかり荒らされ。



バジル藩が復興の日を迎えることもついぞなく。




ついに土ごとサヨオナラ。




土中で蛹のまま春の訪れを待っていたに違いないコイツラごと。




すっきりさっぱりサヨオナラ。




さようなら、プランター国。
さようなら、夜盗蛾。
ついでにさようなら、きのこちゃん。

ありがとう。そしてさようなら。
さようなら。
さようならぁぁぁ。





―― バジルカクテルきのこ風~虫添え 完 ――

長い間御愛読ありがとうございました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

高円寺の夜

郵便物を投函するため、夜ふらっと家を出る。まずは切手を買いにコンビニへ。1通につき120円×3通分。あいにく120円切手も100円切手もなく、店員さんと120円分の組み合わせをあれこれ悩む。50円切手×2+10円切手×2の計4枚が一番少ない枚数で済むだろうと決定。3通分だから計12枚の切手を貼らねばならない。危機だ。唾液の危機だ。途中で唾液切れになる可能性激しく大。危機を察した店員さんが、お札めくり用水スポンジを貸してくれ、おまけにレジ脇のスペースを空けて使わせてくれた。なんてイイ人なんだ。さすがキングオブコンビニ店員の部下だ。せっせと切手を貼り、御礼を言って店を出、ポストに投函して帰路へ。歩いてたら焼鳥屋さんの匂いにそそられたんで、数本持ち帰り用に焼いてもらう。待ってる間ヒマなんで本屋へ。図書券のお釣りがどーしたこーしたで店員と客が激しくモメているのを横目に棚を一通り物色し、本屋を出る。焼き鳥を受け取って帰宅。うぁぁぁまだ話は途中なのに長くなったんで続く。これじゃ本カクと一緒だな、と思うマスターなのでした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )