サンタさんへの手紙

サンタのおじさんえ

サンタのおじさん、こんにちは。
もうすぐ、うきうきわくわくのクリスマスですね。
わたしも、とてもたのしみです。
まえおきはおいておいて、ことしは、さきにいっておきます。


きゃたつは、もういいです。


きょねんとそのまえのとしと、にねんれんぞくで
おねがいしたのに、くれなかったのですから。
サンタのおじさんに、くれるきがないのは、ばれています。
わたしもすこし、おとなになったので、そのくらいわかるのです。
だから、わたしは、かんがえました。
サンタのおじさんが、なぜそんなに、きゃたつをこばむのか。
せかいぢゅうのこどもたちのあいどるである、サンタさんが、
にねんれんぞくで、よいこのわたしを、うらぎるのはなぜ。
なぜか。
なぜなのか。
さんかい、くりかえしたのは、ふかいいみはないのです。
ごかいしないで、ください。
べつにサンタさんのことを、せめているわけでは、ないです。
べつに、うらんでなんか。
おとしだまをこつこつためて、じぶんでかうことにします。
だから、もういいです。べつに、うらんでなんか。

さて、ことしいちねん、わたしは、およそよいこでした。
さいきん、およそのかず、というのをならったので、
およそったのです。さんすうは、たのしい。
はなしがそれました。
サンタのおじさん。
ことしのクリスマスには、


あぶとろにっくをください。


なぜかというと、きんりょくのおとろえとともに、
わたしのちゃーむぽいんとの、むつわれふっきんが、きえつつあるからです。
ふんっとちからをいれても、もうちっとも、
ぼこぼこでなくなってしまったのです。
わたしは、ぼこぼこふっきんが、とてもすきなので、かなしい。
でも、よいしょ、よいしょ、とするふっきんうんどうは
１かいもおきあがれないので、こまっていたところに、
あぶならおっけーさ。
と、てれびのがいじんのひとがいっていました。
ですので、サンタのおじさん。
あぶとろにっくをください。
きゃたつよりずいぶんちいさいので、サンタさんも
はこびやすくて、いいとおもいます。
どうぞよろしくおねがいします。
くつしたは、もうぶらさげました。
たのしみにまっています。よいこのますたーより。
おわり。

ついしん
あぶとろにっくがなかったら、どんきほーてのるいじひんでも、いいです。
そのへんは、きにしないでください。